トップに戻る 2024年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:25→ 竜ヶ岳山頂 →0:20→ 炭焼き窯跡 →0:25→ 駐車地
墓地の手前に祀られたお地蔵様に参拝し、未鋪装道に入ればすぐに境界林道ルートに入る。明確な道を進み、途中で樹間越しに大黒山と竜ヶ岳を眺める。緩やかな傾斜の道を辿ればすぐに境界林道ルートの案内の置かれた場所に着く。
ここで進路を南に採り急傾斜の正面コースへ向かう。足下はガレ場で不安定だが、補助のロープが渡されているので安心して高度を上げることができる。急登を慎重に辿れば、黒色ロープはまだ上へ続いているが進路は右(西)へ向く。
昨年配置した目印テープに従い西へ進み、山頂へ向かって直登する。今回のコースは登山口から境界林道ルートの案内標識まではファミリーコースで危険箇所は無い。次のガレ場だがほとんどの場所に補助のロープが渡されているため危険度は少ない。ただし、最後の直登コースにはロープは無く、木々を掴みながら落葉で滑りやすい急斜面にとりつく。
基本的には手がかりの木をつかみながら慎重に高度を上げる。この繰り返しで面白いように高度が上がる。ただし、せっかく稼いだ高度を滑って台無しにしないようにしなければならない。浮き石にも気をつけながら登って行き、あとわずかで山頂という場所に着く。
ここで安全に右方向から高度を上げて無事山頂に着いた。山頂には単独行の男性登山者がおり、多分私の知り合いのいる女性4人グループは大黒山方面へ移動した後だった。山頂にて昼食を摂っていると、月末に十二支の山へ一緒に登る友人が西尾根コースをとり、山頂に到着した。二人で昼食を摂った後、友人は境界林道コースへ向かい、私は9年前に開設した谷コースへ向かった。
山頂から西尾根コースに入り、最初に現れるのが境界林道ルートで、更に坂を下れば虎ロープが左下に続いている。谷コースはこのロープの反対(右下)に続いている。正面コース同様木を手がかりにブレーキを掛けながら高度を下げる。進路は左の山腹に続き、足下が滑りやすいので注意を要す。
次第に谷に下りて行き、坂の傾斜が次第に弱まる。谷の歩きやすい場所を選びながら下っていると、以前配置した古いテープが朽ちていた。新しいピンクテープ適度を配置しながら谷を下るが、谷コースの分岐から始まる危険な箇所はわずかな距離で、すぐに快適な登山道が始まる。
やがて足下に懐かしい波板トタンが見えてくれば、左下に林道から続く道が現れた。出入口付近に目印テープを配置して林道へ向かう。と、この先で道には笹が茂って歩き難くなっていた。笹を分けながら進むと左にはかつての耕作地が広がっているが、現在は耕作放棄地に変わっていた。
間もなく作業小屋を過ごし、林道に到着。林道を右折し左に無住の民家を過ごし、かつての正面コース入口を過ごせば駐車地に帰り着いた。懐かしい谷コースだが、西尾根入口付近の急傾斜、出口の作業小屋手前の笹と2ヶ所の難所があるため、初心者は避けた方が無難と思われる。
三丘城山と熊毛烏帽子岳
炭焼き窯跡
前の山 河内蓮華山 東尾根爽快懸崖ルート を見る
次の山 源明山 保慶の岩屋コースと秋の岩屋散策 を見る