竜ヶ岳 西主尾根コース 登山道整備(りゅうがだけ)山口県周南市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2015年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 1回目 2002年8月17日 正面コース を見る 2015年12月26日 山頂 →0:48→ 登山口 下山時間 0時間48分
この時点で本日の行動を登山から登山道整備に変更、周南市熊毛の竜ヶ岳西主尾根コースへ向かった。登山口の筏場への起点を熊毛町三丘温泉とすれば、温泉の前を走る県道144号を周防高森方面へ向かう。前方に山陽自動車道の高架が見えてくれば筏場で、高架下の椎の木川に架かる小筏場橋を渡り、右へ分岐する道に入る。なお、この手前の分岐を右折しても同じ場所に出る。
そのまま道なりに進み、山陽道の高架下(玖珂14)を潜る。県道から約500m程度進むと、右に筏場コースのお地蔵様が鎮座されている。更に100m程度道なりに進むと、左側に少し広くなった場所があるので、車を置いて整備へ向かう。
今年(2015年)3月に整備して以来の道だが、相変わらず歩きやすい道が続いている。足下の崩落している地点から竜ヶ岳の勇姿を眺め、左右を細い竹に囲まれた道を進めば、やがて周囲の植生は自然林に変わる。
沢の手前で進路を右に採り、わずかに進んで堰堤横から沢を渡る。そのまま沢沿いに進んでいると、足下には生活の後の名残で、石組みが残っている。更に道なりに進んでいると、順路は右の沢を渡るのだが、今回整備する主尾根コースは分岐を左に採る。
前回設置した案内の下には「難路」と書き込みされており、とうとう難路の指定を受けてしまった。と、言う事はこのコースを通った登山者がいるのだろう。難路を少しでも解消するため、整備をしながら山頂を目指す。
本日も整備が主なので、コースタイムの測定は次回以降となる。さて、登山道に入るとすぐに急登が始まる。道自体は、はっきり残っており、テープも短い間隔で巻いてある。但し、テープの色あせているところがあるので、張り替え作業が続く。
シダの多いところは、足でシダを踏みしめながら高度を上げる。少し高度が上がれば、このコースの特徴である展望が開ける。西には三丘城山が顔を出し、南には札の尾山が見事な山容を見せており、高度が上がる度に変化する札の尾山の姿を眺めるのが楽しみの一つである。
さて、シダを踏みながら高度を上げれば、腰掛けの松へ到着。ここで少し平坦な道になりほっとする。相変わらずシダの多い場所が続くので、シダを踏みしめながらのゆっくり歩きが続く。
主尾根コースに入って1時間で支尾根コースとの分岐へ到着、このあたりは三丘城山や眼下に広がる筏場を眺める展望地でもある。さて、山頂を眺めながら少し高度を下げれば鞍部の休憩所へ到着、この地点は平坦で草も無く、昼食を摂るにはベストポイント。過去に道作りをした際には、ここで昼食を摂っている。
ここまで来れば山頂までは一登り。急登を踏ん張ると谷コースの分岐を通過、この先も急な傾斜を登れば、間もなく竜ヶ岳の山頂へ到着した。山頂からの展望は霞み気味なので、遠くまで見晴らすことはできない。
小休止の後、下山を開始した。今回は初めて主尾根コースの下山時間を計測することができた。山頂から谷コース分岐まで5分、支尾根との分岐まで8分、更に腰掛けの松まで16分、主尾根コース入口まで7分、筏場コース登山口のお地蔵様まで12分、合計48分だった。
次回は支尾根コースの整備をする予定で、これが終われば標準的な登山時間の計測ができるだろう。 前の山 小五郎山 金山谷鉱山コース〜向峠へ縦走 を見る 次の山 虎ヶ岳 観音寺八十八ヶ所コース〜定光寺コース を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県周南市 竜ヶ岳 登山口付近のMAP |