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→0:20→ 竜ヶ岳 →1:20→ 筏場登山口
まず周回用の車を筏場のお地蔵様の先に置き、モトコンポに乗り換えて熊毛八景の黒岩峡へ向かい、竜ヶ岳の黒岩峡コースの登山口へ着いた。竜ヶ岳・大黒山の登山口の案内を確認して登山道に入る。
すぐに左側から登山道が合流、この道はもう少し手前の駐車場から続く道である。木漏れ日指す道を進むと前方が開け、これから向かう尾根が見えてきた。花崗岩質の登山道は歩きやすく、ぐいぐい高度が上がる。途中でシダの目立つ所もあるが、踏み跡は確かなので迷うことは無い。
周囲に展望が広がり、三丘ヶ岳や熊毛烏帽子岳、送電鉄塔の建つ高塔山などをしっかり眺める。左右にシダの続く道を辿ると東に岩滝が見えてきた。急な傾斜の岩道を一登り、途中にシダの多い場所を過ごせば尾根へ着いた。山頂へは右道だが、左に展望地があるので立ち寄ってみる。
白い真砂の広がる展望地には松の木が数本立ち、この先には三丘の田園風景が広がっている。展望地を出発、進路を東にとり一旦坂を下って登り返す。やはりこの付近にはシダが多く繁っていた。
シダの道を過ごすと岩の道に変わり、ロープを補助に高度を上げれば展望広がる大岩に着いた。岩上からは三丘ヶ岳、熊毛烏帽子岳や三丘の風景が広がっている。展望広がる岩から更に道なりに進むと304mピークを過ごし、緩やかなアップダウンを繰り返しながら北東方面へ進む。
大岩の展望地へ着くと、座りやすいような岩が特徴的である。この時期は蜘蛛の巣が多く、巣を払いながら歩を進める。しばらく進むとやがて高度が上がり、樹林の中に札ノ尾山の案内を見つけた。札ノ尾山はまさに道の途中という感じの山頂で、以前見えていた高塔山方面の展望は、樹林の背が高くなり見えなくなっていた。
山頂で記念撮影の後、竜ヶ岳の見える展望地へ移動。山頂からは8分で目指す展望地へ着き、ここでパンとカップヌードルの昼食を摂った。昼食後は一気に坂を下り、展望地から12分でお地蔵様の鎮座する相ノ見峠へ着いた。
すぐに相ノ見峠を出発、急な坂へ取り付く。以前父母、息子達と一緒に三世代登山をした際には楽々登ったような気がしていたが、今回はなかなか歩が進まず、ゆっくり歩きで急登へ取り付く。
竜ヶ岳へ向かう分岐までは10分を要し、この分岐からわずかに下って登り返す。すぐに懐かしい竜ヶ岳の山頂へ到着、分岐からは10分の行程だった。山頂で休憩後は西尾根コースを下る。
来月この西尾根コースを案内する予定があるため、事前に登山道の状況を確認しておくことが今回の踏破の目的である。途中の木々に目印のテープをしっかりまきながら下った。心配していたシダの状況だが、どういうわけかシダがすっかり枯れており、とても快適な登山道に変貌していた。
誰かがこのコースを整備されたのかも知れない。快適にテープを貼りながら西尾根コースの分岐まで下り、登山口の筏場まで戻った。黒岩峡でモトコンポを車に収納、来月の西尾根コースは快適に登れそうである。
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