トップに戻る 2023年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
堰堤を通過し、西尾根コースと相ノ見峠の分岐点に着き左折、西尾根コースの急登に取りかかる。前回確認していた太いロープを伝って登り、腰掛けの松に向かう。前回通った際に被っていたシダはきれいに刈り取られて格段に歩きやすくなっていた。
腰掛けの松の先からは傾斜も緩み、札ノ尾山が顔を出す。樹間越しながら西に広がる展望を眺め、山頂手前の小ピークを過ごせば竜ヶ岳の勇姿の全景が現れる。最後に急登を登り切れば竜ヶ岳山頂に到着した。
山頂で周囲の写真を撮り、今回の目的である「境界林道ルート」へ向かう。このルートは、周南市と岩国市の市境尾根を通り、林道へ下り立つルートである。入口は山頂から西コースに入り、わずかに下った所の右側にあり、入口には案内が掲示されている。ただし、そんなに大きな案内板ではないため、見逃さないよう注意されたい。
ルートに入るとすぐに急傾斜の坂が続く。落葉の季節なので大量の落葉に滑って転倒の危険があるため、木々を掴みながらブレーキを掛けて坂を下る。進路については、適度に目印が配置してあるため解りやすくなっている。
大岩の間を通り、木々を手がかりに分岐から10分程度下ると坂の傾斜が緩むので一安心。これから先は急な坂が無くなり、自然林の下に続く道を辿る。間もなく進路は東へ向き、足下が安定し歩きやすくなる。
途中で「境界林道ルート」の案内を過ごせば進路は北へ向き、すぐに市境尾根を歩き始める。歩行途中に樹間越しながら竜ヶ岳山頂や蓮華山を眺めることもできた。登山道は何も問題無く、尾根道を辿るだけで、すぐに林道に下り立つ。
林道入口で境界尾根ルートの案内を眺め、この道をとれば西コースをとって筏場まで行かなくても、大黒山の岩尾根ルート入口まで遙かに近く、時間も短縮できそうだ。何も心配のいらない林道を辿り、筏場登山口まで帰り着いた。次は竜ヶ岳の正面コースを下り、今回通った市境林道ルートとの合流点を確認する予定である。
ルート途中に掛けられた案内
境界林道ルート出入口
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