トップに戻る 2023年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:30→ 大原谷山 →0:30→ 長門峡展望地 →0:25→ 登山口
隧道を潜った先で、左に絶壁展望岩への登山道入口を過ごし滝橋を渡る。橋を渡った先で「阿武川温泉11.3km」の案内の左側から登山道に入る。なお、入口に立つ電柱には「NTT東368」と表示されていた。電柱から中に入ると岩の目立つ登山道が現れ横木の階段が整備されている。
足下には不安定な岩が多いため、落石に気をつけて高度を上げる。すぐに登山道は水平動に変わり右から左へ移動する。要所にテープやペンキの目印があり、登山道は明確に続いている。右側が切れ落ちて滑りそうな場所には補助のロープが渡され、安全に通過することができた。
頭上に美しい紅葉を眺めながら゜高度を上げてゆき、途中で南へ続く尾根へ向かう。わずかに樹林が被り気味の道だが、かまわず進むと切窓の手前の展望地に着く。岩のそびえ立つ切窓は裏側でも迫力があり、眼下は絶壁なので腰が引けた。展望地から少し引き返したところで小休止の後登山を再開する。
沢を眺めながら何も心配のいらない登山道を北へ進む、途中には美しい紅葉や滑滝等を眺めながら進むと、長門峡国有林の案内が置かれた峠へ着く。垰で進路を東にとり少しずつ高度を上げる。
頭上には紅葉が美しく、黄金色の風景をゆっくり眺める。登山道は明確で、迷いそうな所も無く、唯一南への分岐点がピークの手前にあると言うことくらい。この分岐にも目印が配置されているので道に迷うことは無さそうだ。坂を下る途中では樹間越しながら大蔵ヶ岳の山頂部が顔を出す。
更に南へ向かうともう一ヶ所展望の広がる木々の伐採された場所に着く。大原谷山の山頂は展望が望めないため、展望のある場所ではしっかり展望を楽しむ。北東に大将山、北に伏馬山など名峰を確認することができた。
再び紅葉などを頭上に眺めながら南へ進むと、三等三角点の置かれた大谷原山の山頂に着いた。細長く平坦な山頂で昼食をとり、談笑進む珈琲タイムの後、下山を始める。
あまりの絶壁なので腰が弾けそうになるが地面に座りこんでしまえば大丈夫。眼下に屋根瓦の痛んだ建物が見えている。これは下山後に訪問予定の田中義一所縁の発昌寺とのことである。明るい展望地で休憩後、少し戻って西へ下る。
足下の細い場所を慎重に進み、出たところは登山時に眺めていた堰堤の手前である。わずかに高度を上げて石組みにより作られた明確な道に合流。後は元来た道を引き返し、鋪装道に下り立ち、滝橋を歩いて駐車地に戻った。
駐車地から田中義一ゆかりの発昌寺へ向かう。入口には開山 梅芳宏林大和尚 禅師 / 開基 元内閣総理大臣 田中義一の石柱が立ち、荒れた参道を登れば寺の周囲に紅葉を眺めることができた。
発昌寺の門柱
発昌寺の紅葉
前の山 大黒山・竜ヶ岳・毘沙門岩・大梅山 8の字を描いて周回 を見る
次の山 竜ヶ岳 西尾根コースを登り、下山は境界林道ルート を見る