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筏場の登山口を出発、広い登山道を進んでいると、今日の竜ヶ岳は霞んでいる。小笠原諸島西ノ島の噴火に伴う噴煙が原因のようだ。最初の沢を渡り西尾根コースの分岐まで進むが、真夏なので当然暑い。本日用意した水分は合計4リッター、低山なので少し多すぎるかも知れない。
本日のもう一つの目的は西尾根コースのシダの状況だが、昨年みっちり刈り込んでおいたのでまだ大丈夫で、これならしばらく大丈夫だろう。坂を登る度に汗が噴き出る。最初の急登を少し進むと尾根に着き、腰掛けの松に着く。
そのまま暑いのを辛抱しながら進むが、向かいに札の尾山が見える所で休憩をとる。樹林の陰に入り座りむと風が涼しい。休憩後は一気に支尾根コースとの分岐まで進み、こののお休み処の広場で再度座り込む。なんとも今日は暑い。
休憩後は一気に急登へ向かい、大汗をかいて竜ヶ岳の山頂に到着。既に1.5リッターを消費、やはり水分補給が頻繁になっている。山頂からの展望は霞んでおり、これは当然予期していたことである。
竜ヶ岳山頂を出発、次の目的地の大黒山へ向かう。この先は主に下りなのだが、汗が止まらない。鞍部に座り込み水分補給をするが、ここで自分が熱中症になっていることを自覚。この時点で大黒山への縦走を断念した。
大休止の後、大黒山への縦走路途中から林道へエスケープ、平坦な沢沿いを下る。大黒山登山口付近で軽トラックのレスキューと合流、コンビニで用意して貰ったアイスと水分の補給により体温は正常に戻った。
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