河内蓮華山 東尾根爽快懸崖ルート 山口県岩国市

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2006年10月9日 大山地区からの登山を見る
2011年10月2日 蓮華山から縦走登山を見る
2024年 1月7日 東尾根爽快懸崖ルートを見る
2024年1月7日
比叡神社入口 →0:15→ 東尾根ルート入口 →0:25→ 巻道分岐

→0:25→ 縦走路分岐 →0:30→ ツガ尾ノ頭 →0:15→ 河内蓮華山山頂

→0:25→ 縦走路分岐 →0:04→ ひよどり越え →0:06→ 縦走路分岐

→0:35→ 東尾根ルート入口 →0:15→ 比叡神社入口

全歩行時間 3時間15分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 昨年12月10日に蓮華山へ登った際、下山時の本コースで「東尾根爽快懸崖ルート」の案内を見た。そこで年始にこのルートを取ることにした。目的の山は河内蓮華山で、アップダウンのある長い縦走路を楽しむ。
麓から眺める蓮華山 比叡神社の右道を進む
蓮華山本コースをとる 蓮華山が顔を出す
蓮華山の右に岩尾根を見る 本コースは植林の中に入る

 登山口は比叡神社手前の駐車場で、まず比叡神社に手を合わせて右道の蓮華山本コースをとる。道なりに進めば正面に蓮華山の勇姿が現れるが、今回は蓮華山には登らない。間もなく右側に岩峰が見えてきたのでこの付近を通るのかも知れない。

本コースと分かれて交差点を右折 東尾根爽快懸崖ルートの案内
左に置かれたゴルフバッグが目印

 植林の下を通り鋪装道との交差点に出会う。直進は蓮華山本コースで「蓮華山登山道」の案内が置かれており、この右奥に「東尾根爽快懸崖ルート」の案内が立っている。この案内に従い交差点を右折、少し進むと左上に白いゴルフバッグが置いてあり、バッグに東尾根登山口と書かれていた。

植林につけられた道を進む 明確な道が続く
目印テープに従い進む

 ゴルフバッグの横から植林の下を進み、少し進んだところで目印テープに従い進路を左にとる。登山道はジグザグを描きながら高度を上げる。この道は山仕事の道を利用しているようで、斜度は急だがとても歩きやすくなっている。

尾根に出ると更に明るくなる シダも低い
樹間越しに蓮華山 直登と巻道の分岐
 尾根に出て頭上が開けると格段に周囲が明るくなり、快調に高度を上げる。左上には樹間越しに蓮華山が顔を出し、明るい尾根道歩きが気持ちよい。南を振り返ればやはり樹間越しに展望が広がり、小休止を取る。この先も尾根道を辿り快調に高度を上げていると左右の分岐に着く。
樹間越しに氷室岳などの展望 直登道と巻道が合流
岩が目立ち始める

 左は緩やかな傾斜の巻道で、直進は急傾斜に向かうことになる。この分岐は直進し一気に高度を上げれば、南に廿木山、塔ヶ森、高照寺山などの展望が開ける。この先で巻道と合流、進行方向に岩が増えてくる。

樹間越しの展望 進路は東へ向く
展望所の案内 玖珂の街並みなどが一望の展望所

 岩の間を通って高度を上げれば玖珂の街並みや氷室岳が顔を出す。やがて進路はシダを避けて東へ向き、北へ向くところで右下に展望所の案内を見つけた。少し坂を下ると玖珂の街並み、鞍掛山、氷室岳などを見晴らす展望地に出た。

北へ向かう ひよどり越えから続く縦走路に合流
縦走路に飛び出た 東尾根爽快懸崖ルート入口には等高500米の案内がある

 明るい展望を眺めて元の場所へ戻り、北へ続く道を進む。ここまで来れば河内蓮華山へ続く縦走路まではわずかな距離で、すぐに縦走路に出た。出入口には「等高500米」の案内があり、木の切り株には「東尾根」とマジックで書かれていた。

東尾根と書かれた切り株 530m標高点へ向かう
530mの標高点付近 火打岩

 これから北東に位置する河内蓮華山へ続く縦走路を進む。広く快適な縦走路を進み高度を上げる。この先標高差40m程度のアップダウンが続く。すぐに530mの標高点を通過し、この先で平坦な等高540米の案内の場所に着くと木製の案内には火打岩と書かれていた。

遊歩道のような道が続く ツガ尾ノ頭からの展望は樹間越し
ツガ尾ノ頭の四等三角点 岩の横を通過
 更に進むと四等三角点の置かれたツガ尾ノ頭に到着、案内には河内蓮華山へ25分と書かれていた。この先からは少しずつ高度が下がり、大岩の横を通過する。等高500mの案内が見えてくると進路は東に向き、一旦高度を下げる。
等高500米 左に大山集落への下山道が続く
直進すれば河内蓮華山 明るい河内蓮華山山頂

 ここで左に大山集落から登ってきた登山道が合流し、わずかに登り返せば標高500mの河内蓮華山山頂に着いた。山頂からは北東に展望が広がっており、大山地区、アンテナの建つ二ツ山、錦川の先に岩国弥山と続き、二ッ山の先の瀬戸内海には宮島も見えている。

虹が架かっている 宮島方面の展望
河内蓮華山の山頂風景 山頂先からの展望は無い

 最初は雪のちらつく天候でとても寒く、カップヌードルと珈琲で身体を温めていると少しずつ天候が回復し、青空が広がると同時に美しい虹も眺めることができた。山頂の先に何があるのか確認するため進んでみるとシダの先には岩がいくつか転がっているだけだった。これは以前も見た風景だった。

東尾根爽快懸崖ルート入口を通過 ひよどり越えに立ち寄ってみた

 下山は元来た道を引き返したが、帰りはとても早い。すぐに懸崖ルートの入口に着き、そのままひよどり越えまで一旦下り、懸崖ルートの出入口まで引き返した。懸崖ルートからの下山は坂を下るだけなのでとても早い。

下山も東尾根爽快懸崖ルート 途中から巻道をとる 巻道は傾斜が緩やか

 途中の分岐で巻道を取ったが、緩やかな傾斜なので安全安心の道だった。そのまま順調に坂を下りゴルフバッグの置かれた登山口まで引き返し、比叡神社に帰り着いた。このルートは明るくて分かり易く安全なルートである。最後に比叡神社に参拝し、登山口を後にした。

蓮華山と右端に河内蓮華山
火打岩
展望所から玖珂の街並み
ツガ尾ノ頭
河内蓮華山
二ツ山と錦川

宮島方面の展望