竜ヶ岳 西支尾根コース 登山道整備(りゅうがだけ)山口県周南市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2015年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 1回目 2002年8月17日 正面コース を見る 2015年12月2 7日山頂→0:55→登山口 下山時間 0時間55分 竜ヶ岳から眺める登山口付近(クリックで拡大) 年末の慌ただしい時期だが、昨日の竜ヶ岳西主尾根コースに引き続き、支尾根コースの整備に向かう。なお、昨日目印用の赤テープが足らなくなったのでテープを12個購入している。
周南市熊毛の筏場へ着き、筏場コース登山口のお地蔵さん前を通過、支尾根コース登山口のカーブミラー先に車を置き、登山を開始。カーブミラーの分岐を右に採り、畑の手前で木の橋を渡って右方向へ迂回すれば、左側に登山道が続いている。なお、入口には今年(2015年)3月に貼り付けたテープが残っている。
尾根道に入れば、すぐにシダの道に変わり、このコースはシダが多かったことを思い出す。夏場にはこのシダが障害になり、とても歩く気にはならないかも知れない。冬のこの時期は、このコースへ向かうベストシーズン、前回整備したコースの確認とテープの貼り直しをするのが今回の登山の目的である。 シダの多い道を進むが、テープが残っているので方向を見失うことは無い。前回地主さんに案内していただき、お礼を述べて別れた地点を通過、更に進めば「こなつ」さんの案内が残っていた。このコースは一体いつまで残っていたのだろうか、そしてこのコースはいつまで残るのだろう。そんなことを考えながら自然林の下を進む。
再び前方にシダが現れ、シダを踏みしめながらの歩行が続く。このあたり、坂の傾斜は緩やかなので大して苦労も無く進んでいる。イノシシのヌタ場も前回と同じ所に残っており、この付近の状況は、何も変わっていないようだ。15分程度シダの道を進んでいると、突然という感じでシダが無くなり自然林の下、落葉の目立つ道が現れる。
少し平坦な道を進めば、目の前に急登が現れる。この入口に立つ木が「熊の爪痕」の木である。目の前には大シダが現れ、前回苦労したことを思いだす。このシダをのこぎりで刈り取り、少しずつ高度を上げる。
シダの上に立てば、背後に三丘城山の展望が広がる。それにしてもシダのきついこと、テープを巻きながら少しずつ高度を上げる。眼下には、駐車地の上に採石場が見えている。熊毛烏帽子岳、三丘城山などの展望を眺めながらの登山なので、シダの道は思ったほど気にならない。
やがて緩やかなシダの平坦地へ到着、もう主尾根コースとの分岐まではわずかな距離に来ている。少しずつ坂の傾斜が増し、シダを分けて登れば、間もなく主尾根との分岐へ到着した。登山口を出発してからすでに1時間35分が経過している。ここまで来れば、昨日整備した道なので一安心である。
鞍部の休憩地を通過し、谷コースの分岐まで9分、更に山頂までは7分の行程だった。山頂からの展望は、昨日よりは少しましな程度で、やはりpm2.5がひどい状況である。途中でペットボトルを落としてしまったので、本日残っている水分は500ml、登山初年度にこの竜ヶ岳で熱中症になり、水分不足により登山を断念しかけたことが懐かしい。
山頂にて小休止の後、下山を開始。今回も昨日同様元来た道を引き返し、目印のテープを確認しながら登山口まで戻った。下山コースタイムは、山頂から谷コース分岐まで6分、主尾根との分岐まで8分、更に熊のひっかき傷まで18分、支尾根コース入口のカープミラーまで23分、合計55分だった。
山頂から眺める風景は霞気味 それにしてもこのコースはシダの多いコースという印象が残り、熟練者コースと言えるだろう。
登山口周辺の地図はこちら 山口県周南市 竜ヶ岳 登山口付近のMAP |