トップに戻る 2019年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:30→ 烏帽子岳 →0:30→ 妙見のコル →0:15→ 新山展望所 →1:20→ 葉山
→0:45→ 雄叫びの丘 →0:20→ 茶臼山 →1:00→ 大谷パーキング
ここで登山準備をしていると、カメラを忘れていることに気づいた。ただし、今回はトレーニングが目的なので、沢山の写真は不要だし、このコースにこの時期お花畑はないので携帯カメラで充分である。 さて、登山口の渓月院へ参拝し登山を開始。ジグザグにつけられた道をのんびり進む。今回の登山は千座記念登山の5月5日以来で2ヶ月ぶりの山歩き、当然のごとく日頃の運動不足が露呈。最初の起点の岩嶽展望所へ向かう途中でへばってしまった。
四等三角点を通過し、岩嶽展望所が目前の所で小休止、ここへ着くまでに大量の汗をかいたため、涼しい風に当たりながら休憩をとっていると、急に体が楽になった。これは大丈夫だと思い、ゆっくり歩きで岩嶽展望所に到着した。
岩竹展望所の周囲は夏草に覆われているが、石城山や熊毛烏帽子岳などの展望広がっている。pm2.5は濃いようだが空は快晴。すぐに周防の森ロッジへの分岐を通過し、快適な縦走路を進む。虎ヶ岳へのメインルートの観音コース分岐を過ごし、少し荒れ気味の定光寺コースへの分岐も通過。虎ヶ岳へ最短の常安寺コース分岐を過ごせば虎ヶ岳山頂へ着いた。
快晴の山頂からは南に、島田川が蛇行しながら瀬戸内海へ続いている。北に常安寺へ続く下山道を眺め、西に見えている下松烏帽子岳へ向かう。虎ヶ岳から少し坂を下り、快適な縦走路を進むと烏帽子別れ。ここで右へ続く道を辿ればすぐに下松烏帽子岳へ着いた。
烏帽子岳の山頂からは南に島田川と瀬戸内海、西に下松市街を望むことができる。烏帽子岳から縦走路へ引き返し、南へ向かうと右側には「妙見のコル」への近道が案内されていた。確かに近道だが今日はトレーニングなのでそのまま坂を上り小ピークへ着いた。
ピークからは島田方面が見えており、西にはこれから向かう新山のピークを確認することができた。さて、明るい道を下っていると二段スロープの案内、確かに二段スロープを体感することができた。これは逆方向の烏帽子岳へ向かう際、しごかれそうなスロープである。
この付近に妙見所へ下山する道があるはずだが、この先にある桜などの植栽場所に気をとられて確認を忘れてしまった。やがて急な登りが始まり、しばらく我慢していると傾斜が緩やかとなり、そのまま進むと新山展望所へ着いた。眼下には三井から浅江地区、島田川などの展望が広がり、丁度お昼になったので小休止を兼ねてクリームパンをほおばる。歩き始めて3時間、この辺りが茶臼山へ向かう際の中間地点になるのだろう。
水分補給の後、新山展望所を出発、すぐに急な下りが始まる。まもなく「来巻コル」の案内の置かれた鞍部を通過、ここには成川林道への案内も置かれている。坂を登れば四等三角点等の置かれた地点へ着いた。木にかけられた標識には南中四等三角点と書かれていた。
まだまだ縦走路は続き、自分がどの付近にいるのか確認しないままの歩行が続く。手製標識に南下と書かれた付近から坂を下り、しばらく進んでいると左右の分岐へ着いた。左はピークへ向かうようなので左道を採り、坂を登れば石柱の置かれたピークへ着いた。背後には旗の置かれた所が見えているが、場所の見当は依然としてつかない。
途中で浅江地区の展望を眺めながら更に縦走路を進む。すると以前葉山登山のため貴布祢コースをとった際、見覚えのある「黒杭への案内」を見つけた。これはとても心強く、もう葉山までわずかな地点へ来ていることがわかった。
更に進むと貴布祢コースの合流点を通過、当時下山をした宝光寺への分岐を過ごせば、「中宮別れ」へ着いた。今回は茶臼山へ向かうため葉山へ向かう。ところがこの坂が何回来てもきつい。途中で何度も休憩を取りながら急斜面へ立ち向かい、ようやくの思いで平坦な山頂の葉山へ着いた。南には大きな木がそびえて展望は悪いがこれが葉山の展望である。
葉山の三角点へ腰掛けて充分に水分補給、もうこの地点まで来れば茶臼山までは1時間程度だ。葉山を出発すれば右へ深山・鷲頭山へ分岐を過ごす。この先で三角形の中にピーク14と書かれている木札の内容にようやく気づいた。烏帽子岳から茶臼山まで14のピークがあり、その数を表示しているようだ。葉山の先で烏帽子岳から10番目、茶臼山からは5番目のピークにいると言うことである。
アップダウンを繰り返し、「吉原源流コル」と書かれた地点を通過、やがて以前下山をした記憶のある地点を過ごし、明るいピークで一休み、この地点は「雄叫びの丘」で、とても記憶に残っている地点である。目の前には懸山に建つアンテナが見え、茶臼山も近くなった。
虹ヶ浜海岸を眺めて更に縦走路を進む。急な坂を登れば「茶臼別れ」へ到着、分岐を右折し少し坂を登れば待望の茶臼山、これで周南アルプス縦走のチェックポイントへ着いた。明るい山頂で本日初めて登山者と出会い、ヤマップのことを教えて頂いた。次にランボーさんの友人の笹尾根さんとしばらく山歩きのことを話して別れ、正面コースをとって下松バイパスの大谷パーキングへ着いた。周南アルプス縦走は、渓月院から約7時間の行程で、トレーニングには丁度良いコースであった。
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