山口県の山(山と渓谷社)に掲載されている「小五郎山金山谷コース」へ紅葉の状況を確認するため登ってみた。甲羅ガ橋を渡ると、土地の所有者のYさんにお目にかかったので、「山口県の山」の本をお渡しし、登山を開始した。
登山道に入り、先ず見学するのがオンドル跡で、かつて鉱山関係者が使用していたらしい。登山道に戻り急登に取り付き寺床(修験堂跡地)を通過、展望岩からの展望を確認して案内板の建つ精錬所跡へ着く。
この先でいくつかの坑道跡を眺めて横穴式坑道の分岐へ。今回は坑道探検をパスし、急登に取り付けば、間もなく広く平坦な山頂へ着いた。
山頂から少し向峠方面へ進み、坂を下って登り返せば寂地山、吉和冠山を見晴らす展望地へ着いた。この辺りを散策後、山頂まで引き返し、大峰山、羅漢山などを眺めて昼食を摂った。
下山は元来た道を一気に引き返し、登山口へ下り立った。その後は土地の所有者の方としばらくお話しして帰路についた。なお、紅葉にはやはり早すぎたようだ。
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