2018年の体育の日は徳地の狗留孫山へ登る事にした。丁度この町ではウオークラリーが行われており、法華寺にもチェックポイントが置かれていた。
法華寺を出発し、高速道路上に架かる法華橋を渡り登山口へ。登山口には狗留孫山の山頂はどこか?について、金光さんの防長山野へのいざないの文章が掲示されていた。登山口を出発、この時期はクモとの戦いで、蜘蛛の巣を蹴散らしながら進む。
石鳥居を過ごし、明るい道を進む。途中には伐採地ができており、石ヶ岳などを見晴らす事ができた。この先は目新しいものは無く、「狗留孫山霊場に入る」の石碑まで着き小休止。少し進んで御詠歌岩を眺め、奥の院庄方観音堂へ着いた。今回の台風25号でも奥の院は健在だった。その先の勅願岩を眺めて奥の院へ参拝、宝鏡印塔を経由して穴観音分岐では右道をとる。
東方遙拝所で千石岳や四熊岳、大平山などを眺めて磨崖仏を鑑賞。そのまま進んで26番磨崖仏の先で左折し、急登にとりかかる。背後には佐波川などの明るい展望が広がり、ほっと一息の展望地である。
そのまま更に進むと標高510mの狗留孫山山頂で、石仏が一体置かれている。山頂からの展望は無いので奥へ進み、穴観音と鷲ヶ岳の分岐で右折し、三角点の置かれた鷲ヶ峰へ向かう。一旦高度を下げて登り返し、次の急坂を下り、鞍部から登り返す。やはりこの途中が一番きつい。やがて傾斜が緩めば明るい鷲ヶ岳へ到着。眼下には佐波川、向かいには大平山、四熊岳、千石岳など特徴的な形状の山はすぐに解る。
鷲ヶ岳からは石ヶ岳が見えにくくなっている。山頂にてパンの昼食を摂り、下山を開始。下山は穴観音を見学し周回、やがて主路と合流し、そのまま下山を続けて法華寺まで引き返した。
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