トップに戻る 2017年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:40→ ミノコシ峠 →0:20→ 錦岳 →0:05→ 右谷山 →0:35→ 藪ヶ峠
→0:50→ 木目の滝 →0:50→ 寂地峡案内所前
延齢橋を渡り紅葉を眺めながら進むと、間もなく五竜の滝の入口へ到着。最初に現れたのは二段に流れる竜尾の滝、この先から自然研究路Bコースに入る。階段を登りながら滝を眺め、少しずつ高度を上げる。豪快な滝を眺めながらの遊歩道歩き、ここで坂の傾斜を感じることはない。
左に沢を眺めながら緩やかな傾斜の道を辿る。青空がきれいで、適度な紅葉も素晴らしい。間もなく右谷山へ130分の案内が現れるが、先はまだ長いことが解る。紅葉の中に紅い色が入るだてけで更に美しくなり、写真を何枚撮ったことだろう。沢に架かる橋を幾度か渡り、紅葉に励まされながら平坦な道を進む。
やがて水車小屋跡の石組みの残る場所へ到着、小休止を兼ねて写真を撮る。陽の光がもう少し欲しいので、ここで昼食を摂り、時間待ちの後出発した。この先も沢沿いに美しい紅葉が続き、この季節ならではの風景が周囲に広がる。青空、紅葉、渓谷いずれも素晴らしい。
ベンチの置かれた場所を過ごし、少しずつ高度を上げる。やはり周囲に紅葉が美しく、歩いているだけで楽しくなる道だ。沢沿いには石組みが整然と組まれ、この付近は昔のわさび田跡かも知れない。周囲に笹が目立ち始めると、坂の傾斜がきつくなり、ふと背後を振り返れば、羅漢山のレーダードームが見えてきた。
間もなく平坦な縦走路へ着く。この地点がミノコシ峠、右谷山へ30分地点で、以前吉和冠山から容谷山へ縦走した際にも通った地点だ。ミノコシ峠から樹間越しに鬼ヶ城山や羅漢山を眺めて進路を西へ採る。明確で明るい道を進み、少しずつ高度を上げれば右谷山へ0.4Kmの案内を通過、少し傾斜が緩めば、「右谷山へ5分」の案内の置かれた錦岳山頂へ着いた。
右谷山の周囲には樹林が多く、樹間越しの北東に、錦岳が右谷山より高いと言うことがよく分かる。右谷山で中島先生と記念撮影の後、下山を開始。浦石峡へ3kmの案内を通過、少し下った所で容谷山や小五郎山の展望を確認する。以前より樹林の背が高くなっており、視界が少し遮られている気がした。
植林帯を通過すれば浦石峡まで2km、さらに500m下れば容谷山との分岐の藪が峠へ着いた。交差点を左折し、更に下山を続けていると、周囲に紅葉前線が戻ってきた。紅葉を眺めながら下山を続け、一枚岩の滑滝等を眺めながら高度を下げる。やがて広い作業道へ合流、少し下ると容谷山からの下山道の目印、木目の滝へ着いた。
そのまま明確な道を辿り、宇佐神社前を通過して登山道の起点の寂地峡駐車場へ帰り着いた。一日紅葉を眺めながらの登山は楽しいものであった。
右谷山
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