トップに戻る 2025年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:08→ 中岳展望所 →0:22→ 勘十郎岳山頂 →0:35→ 駐車地
左に堰堤を過ごすと、直進と左の分岐に着きます。左からの道は勘十郎岳からの下山の際に使用する道で、登山時は亀尾山へ向かって直進します。なお、足下には「↑散策ルート、←北ABルート」の案内が置かれています。談笑しながらの登山が続きますが、登山道は明確で、急登には補助のロープも渡されており、安心して高度を上げることができます。
間もなく他の場所から続くコースと合流し、更に高度を上げます。今回とったコースには山桜が多く、頭上を見上げれば多くの山桜が満開です。桜にはそれぞれ名前がつけられており、五連の桜から観賞を始めました。見返り美人桜は木の幹が微妙に曲がっており、見返りの雰囲気を感じます。親子桜は大小の桜が並び、まるで親子のようです。
序の舞桜の先には勘十郎岳がそびえ、なかなか良い雰囲気です。涼み桜は咲き始めという感じでしたが、手前の秋穂桜は日差しを浴びて美しかったです。ヤブ椿も咲いており、ヤブ椿と山桜のコラボレーションも素晴らしいです。令和桜を観賞する場所には観賞用の椅子が設置され、椅子に腰掛けて眺める桜は日差しを浴びて一番の美しさでした。
下山は北へ下る道をとり、急な坂を下って沢沿いに出ました。この道は以前通った道であり、鞍部から登り返すと北の夫婦岩があり、見覚えのある大岩に懐かしさがこみ上げました。この北の夫婦岩の前で小休止の後、南へ進むと勘十郎岳への縦走路に合流しました。
進路を道なりに西へ取り、勘十郎岳を目指します。途中に亀尾滝への分岐等を過ごせば、中岳展望所に到着します。眼下に出発地の千坊川砂防公園、外屋池、長尾池、その先に大海湾が広がり、宇部方面には白いきららドームが見えています。
枝振りの良い松の先には亀尾山がそびえ、美しい山容を見せており、亀尾山へ続く尾根上には午前中にお花見をした山桜が咲き誇り、いずれも素晴らしい展望です。展望所で大休止の後、坂を下ります。
この途中で中岳の名所、白岩展望コースの案内が立っていたので向かってみます。白岩展望所に立つと、西に双耳峰の勘十郎岳がとても近くにそびえています。これから向かう山頂をしっかり眺めて縦走コースへ戻ります。亀尾七滝・河内林道への分岐を右に過ごし、鞍部から高度を上げていると左に坊主岩を過ごします。坊主岩の先にそびえる亀尾山はやはり美しいです。
東の岳を出発し、ツツジの花も観賞して西の岳へ向かいます。東の岳からわずかに下り、鞍部から登り返せば勘十郎岳山頂に到着します。周囲360度のパノラマ広がる山頂からは、大平山、楞厳寺山、火の山連峰、大海湾などの展望を眺めます。快晴の空の下、素晴らしい展望に感動しながら大休止をとります。
山頂周囲には休憩用のアルミ椅子が並んでおり、多くの登山者が休憩できるようになっています。これだけの備品を用意されるのは大変なことだろうと、お世話をされた方に感謝しかありません。明るい山頂を出発し、下山は公園へ向かって南東に下る分岐に入ります。
急な傾斜につけられた道には補助のロープが渡され、目印のテープも続いているため道に迷う不安はありません。ただし、坂の傾斜が急すぎること、ロープがあっても滑りやすいことなどから慎重に下山を続けなければなりません。コース自体は明るく、足下に気を付けていれば問題のないコースです。
砂防公園や亀尾山などを眺めながら一気に高度を下げれば、周囲から展望が無くなり樹林の下を進むことになります。植林帯を抜け坂の途中から振り返れば、勘十郎岳進入路の案内が立っていました。ここで沢を渡り自然林の下に続く道を下ります。シダの中に亀尾山への登山道の案内を過ごすと、かつての作業道と思われる広い道を下ります。
岩の目立つ植林帯の下を進むと、足下には亀尾山・勘十郎岳への案内が置かれていました。木材を入れた簡易テントの場所を過ごし、少し進むと亀尾山への案内を左に見ます。やがて登山時に直進した分岐へ到着し、この分岐を右折すれば、すぐに駐車地に到着しました。頭上に咲く桜は登山時より多く咲いている気がしました。
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