雁飛山 上田代コース (がんぴざん) 山口県長門市

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2004年4月11日 初回雁飛山上田代コースを見る
2025年3月23日 上田代コースを見る
2025年4月 5日 西畑コースを見る
2025年3月22日
駐車地 →1:00→ 雁飛山山頂 →0:15→ 東山 →0:10→ 山条山

→0:10→ 長尾山 →0:30→ 上田代コース分岐 →0:30→ 駐車地

全歩行時間 2時間35分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 堂ヶ岳登山を終えて、最後の山は雁飛山です。最近の登山記録を見ると、雁飛山には西畑コースをとることが多いようですが、今回は堂ヶ岳から登山口へ向かうため上田代コースをとることにしました。上田代コースの登山口へ向かう起点を美祢市役所とすれば、市役所付近を通っている国道316号を北上し、道の駅おふくを過ぎます。
左側に雁飛山登山口の案内が現れます 白いガードレール付近に駐車しました

 道の駅を過ぎ2.3km進むと、田代地区へ向かう県道267号大嶺於福線へ向かって左折し、県道を道なりに進みます。国道から約4km進めば左側に雁飛山登山口の案内が現れるので、この分岐を右折します。溜池へ続く作業道に入り、適当なところへ駐車すると良いでしょう。

雁飛山を眺めながら進みます 溜池を過ごします

 当日は、登山口の案内標識を見て分岐に入り、少し進むと丁字路付近に適当な場所があったので車を置いて登山を開始しました。まだまだ奥へ作業道は続いていますが、時間も早いことですし、途中から引き返すようになっても困るので、最近は最奥まで車で入ることは少なくなっています。

作業道終点の広場です 登山口の案内が落ちていました

 さて、登山を開始し右に堰堤と溜池を過ぎ、未舗装の作業道を奥へ向かって進みます。ほとんど平坦な作業道を進み、周囲に植林が目立ち始めると雁飛山の登山口に到着します。入口には「雁飛山登山道」の案内が落ちていました。この付近まで車で入れば、ある程度登山時間を短縮できるでしょう。

堰堤を過ごします かつての案内標識が見えています
 植林の下に続く登山道を少し進むと、右に堰堤を過ぎます。堰堤の先からは洪水などの災害の爪痕が残っており、不安定なガレ場が続きます。岩や石に気をつけながら高度を上げていると、右側にかつての案内標識の名残が立っていました。
谷を詰めます 豪雨災害の爪痕が残って居ます
登山道の案内が残っていました 頭上が開けてきました

 この付近から進路はやや左(南東)に変わり次第に谷を詰めてゆきます。間もなく案内標識の立つ場所に着けば、ガレ場から離れて少し歩きやすくなります。植林の先でわずかに頭上が開けて日差しを受けることができました。

鞍部まで急登が続きます

 安心して進めるのもつかの間で、すぐに急登が始まります。この付近からは補助のロープが渡されているので、ロープを使いながら少しずつ高度を上げます。この急登は山頂下の鞍部まで続きますが、ある程度ロープが渡されているので苦労は少ないです。

鞍部で右折し山頂へ向かいます やはり急登です
西畑コースと出合います 雁飛山山頂

 鞍部に着けば進路を右にとり、再びロープを伝って山頂を目指します。雁飛山の上田代コースは最後に急登が続くことを思い出しました。間もなく西畑コースと合流し、わずかに高度を上げれば雁飛山の山頂に到着しました。

南の展望
北西に堂ヶ岳がそびえていました 山頂風景

 山頂は周囲がきれいに伐採され、桜が2本立ち、山頂標識と二等三角点が置かれていました。山頂からは北西に堂ヶ岳が近く、南から南東にかけて美祢市街等の展望が広がっています。南に続く尾根はかつて登ったことのある谷山、天竺山などと思われます。山頂でのんびり写真を撮っていたら若い女性が単独で登ってきましたが、すぐに山頂を出発されました。

東の尾根へ向かいます 明確な縦走路です
 山頂からの下山途中に東の尾根上に並ぶ三山の山頂を踏んでみることにしました。山頂を出発し元来た道を引き返します。西畑への道を右に過ごし急な坂を下って鞍部に立ち、北東に続く尾根道を進みます。この尾根道は快適な道が続き、多少のアップダウンはあるがよく踏まれている感じです。
最初の山頂の東山

 すぐに最初の山頂の東山(542m)に到着しますが、周囲に展望はありません。東山を出発し、アップダウンを繰り返して着いたピークが山条山(545m)で、山頂の少し右(南)には祠が祀られていました。祠に参拝して多くのお願いをしました。

祠の祀られた山条山
長尾山の手前から西畑への下山道が分岐します 長尾山山頂

 山条山の山頂を出発し、最後のピークへ向かいます。進路は北東に変わり、小ピークを踏みながら進むと、山頂手前から右へ登山道が分岐していました。この道は西畑登山口へ続く周回道と思われますが、今回はピストンなのでこの道は通りません。

四等三角点が置かれていました

 そのまま尾根道をたどり、わずかに高度を上げれば四等三角点の置かれた長尾山(520.6m)へ到着しました。この長尾山も周囲の樹林の背が高く展望は得られませんでした。雁飛山については次回西畑コースをとり、今回のコースとの違いを確認する予定です。その際に今回の三山を周回するかは当日の体調や時間との相談となるでしょう。

上田代コースへ戻る途中、樹間越しに雁飛山を眺めます 上田代コースへ向かって下山します

 今回は無事三山を巡ることができたので、気持ちよく下山することができそうです。長尾山を出発し、祠の祀られた山条山の手前で雁飛山山頂で別れた女性と出会いました。雁飛山の手前の鞍部から急坂を一気に下りますが、登りが急登だった分、下山はあっという間で、すぐに登山道の入口に着き、溜池横を通って駐車地まで帰り着きました。次回向かう予定の西畑コースが早くも楽しみです。

麓から眺める雁飛山
雁飛山山頂
天竺山と谷山
堂ヶ岳
東山
山条山

長尾山

 前の山 堂ヶ岳 を見る

 次の山 亀尾山 山桜観賞と勘十郎岳周回 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県美祢市 溜池手前 登山口付近のMAP
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