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→0:10→ 長尾山 →0:30→ 上田代コース分岐 →0:30→ 駐車地
道の駅を過ぎ2.3km進むと、田代地区へ向かう県道267号大嶺於福線へ向かって左折し、県道を道なりに進みます。国道から約4km進めば左側に雁飛山登山口の案内が現れるので、この分岐を右折します。溜池へ続く作業道に入り、適当なところへ駐車すると良いでしょう。
当日は、登山口の案内標識を見て分岐に入り、少し進むと丁字路付近に適当な場所があったので車を置いて登山を開始しました。まだまだ奥へ作業道は続いていますが、時間も早いことですし、途中から引き返すようになっても困るので、最近は最奥まで車で入ることは少なくなっています。
さて、登山を開始し右に堰堤と溜池を過ぎ、未舗装の作業道を奥へ向かって進みます。ほとんど平坦な作業道を進み、周囲に植林が目立ち始めると雁飛山の登山口に到着します。入口には「雁飛山登山道」の案内が落ちていました。この付近まで車で入れば、ある程度登山時間を短縮できるでしょう。
この付近から進路はやや左(南東)に変わり次第に谷を詰めてゆきます。間もなく案内標識の立つ場所に着けば、ガレ場から離れて少し歩きやすくなります。植林の先でわずかに頭上が開けて日差しを受けることができました。
安心して進めるのもつかの間で、すぐに急登が始まります。この付近からは補助のロープが渡されているので、ロープを使いながら少しずつ高度を上げます。この急登は山頂下の鞍部まで続きますが、ある程度ロープが渡されているので苦労は少ないです。
鞍部に着けば進路を右にとり、再びロープを伝って山頂を目指します。雁飛山の上田代コースは最後に急登が続くことを思い出しました。間もなく西畑コースと合流し、わずかに高度を上げれば雁飛山の山頂に到着しました。
山頂は周囲がきれいに伐採され、桜が2本立ち、山頂標識と二等三角点が置かれていました。山頂からは北西に堂ヶ岳が近く、南から南東にかけて美祢市街等の展望が広がっています。南に続く尾根はかつて登ったことのある谷山、天竺山などと思われます。山頂でのんびり写真を撮っていたら若い女性が単独で登ってきましたが、すぐに山頂を出発されました。
すぐに最初の山頂の東山(542m)に到着しますが、周囲に展望はありません。東山を出発し、アップダウンを繰り返して着いたピークが山条山(545m)で、山頂の少し右(南)には祠が祀られていました。祠に参拝して多くのお願いをしました。
山条山の山頂を出発し、最後のピークへ向かいます。進路は北東に変わり、小ピークを踏みながら進むと、山頂手前から右へ登山道が分岐していました。この道は西畑登山口へ続く周回道と思われますが、今回はピストンなのでこの道は通りません。
そのまま尾根道をたどり、わずかに高度を上げれば四等三角点の置かれた長尾山(520.6m)へ到着しました。この長尾山も周囲の樹林の背が高く展望は得られませんでした。雁飛山については次回西畑コースをとり、今回のコースとの違いを確認する予定です。その際に今回の三山を周回するかは当日の体調や時間との相談となるでしょう。
今回は無事三山を巡ることができたので、気持ちよく下山することができそうです。長尾山を出発し、祠の祀られた山条山の手前で雁飛山山頂で別れた女性と出会いました。雁飛山の手前の鞍部から急坂を一気に下りますが、登りが急登だった分、下山はあっという間で、すぐに登山道の入口に着き、溜池横を通って駐車地まで帰り着きました。次回向かう予定の西畑コースが早くも楽しみです。
長尾山
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