トップに戻る 2025年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
付近の方に、登山口手前のゴミ収集場所の片隅に駐車許可をいただき登山を開始します。登山口に立つと北には堂ヶ岳山頂部の植林が見えています。舗装された作業道を進んでいると民家の犬が不審者に向かって吠えています。この付近にはイノシシ、鹿、熊などが生息しており、獣よけの犬の声があたりに響き渡ります。
民家横の花を観賞し、竹林を横に過ぎ作業道を進むと、前方に枯れた茅が目立ち始めます。この付近から作業道は未舗装に変わりますが、奥に向かって車に乗ったまま進むことはできそうです。ただし、車体の腹を茅がこすりそうなのでやはり車は麓に置いた方が無難と思われます。
やがて広い駐車スペースのある場所に着き、登山道に入ります。左下の耕作地跡にはミツマタが満開で美しい光景が広がっています。登山道沿いにもいくつかミツマタの花を見つけたのでしばらく鑑賞します。
馬酔木の木を過ごし、そのままわずかに高度を上げれば、白い標柱の地籍図根三角点が置かれていました。この横を進み疎林の中に入り高度を上げます。周囲の植林の下に続く道をたどり尾根を外さないよう高度を上げます。
進行方向には途切れがちながら目印テープが続き、注意していると足下に落ちている目印も見受けられました。周囲の植生は自然林から植林に変わりますが、登山道は明確で迷うことはありません。それまで北東に進んでいた進路が北に変われば、登山道は緩やかな傾斜に変わり一安心です。そのまま進んでいると左側に伐採地が現れ、伐採地からは、西に展望が広がっています。
遠くに三角錐のきれいな山が見えていますが、これは狗留孫山と思われます。伐採地側につけられた明確な道をたどり、眼下に豊田湖ゴルフクラブなどの展望を眺めます。巨石の左を通り、高度を上げるたびに眼下に展望が広がります。
進行方向には急登が続き、これから先の行程は速度を抑えてゆっくり進むことになりそうです。伐採地を離れて植林の中に入り慎重に高度を上げれば周囲の植生は自然林に変わります。やがて前方が明るくなれば平坦な堂ヶ岳の山頂に到着しました。
山頂には二等三角点が置かれ、山頂標識が立っていました。周囲は樹林に覆われて前回同様展望を得ることはできませんでした。明るい山頂で小休止の後、下山を開始します。下山は元来た道を引き返し、伐採地付近から展望を楽しむことができました。
堂ヶ岳山頂
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