堂ヶ岳(どうがだけ) 山口県下関市

2004年11月21日(日曜日)

堂ヶ岳 114回目 134座目 山口県の100山では77番目

登山口 今出旧消防機庫横

ガイド本 中島篤巳著 山口県百名山(発行所 葦書房)

登山開始 9:56 山頂到着 11:03 下山開始 11:24 下山終了 12:05

登山時間 1:07  山頂滞在時間 0:21 下山時間 0:41

所要時間数 2:09

堂ヶ岳全景

 西の方面から中島篤巳氏著の山口県百名山を征服していくことにして、豊田町の堂ヶ岳に向かった。7時過ぎに柳井を出発、熊毛インターから防府東インターまで高速道路を走り、車が空いているので一般道で小郡を経由して美祢まで行き、国道316号線を北上し、道の駅おふくを過ぎて美祢カントリー方面に左折し、石柱渓を過ぎて今出まで行くとすぐに堂ヶ岳の登山口が見つかった。

立派な堂ヶ岳登山口の標識 目印の「中の坪橋」
舗装道から砂利道に変わる 対岸には鹿除けのトタン板

 旧の消防機庫前に駐車し舗装道を北の方向に歩くと周囲には鹿避けのネットが張り巡らせていた。鹿の被害が甚大であることが窺えた。しばらく歩いて行くと鹿の防護柵があり、柵の中に入った後で柵をしっかりと締めて出発した。

鹿除けの防護柵の中に入って行く 台風による倒木が目立つ

 すぐに木陰に入りあたりが暗くなったがこれを抜けると台風の被害による倒木が甚大な場所に出た。辺り一帯が根こそぎ倒れたような感じを受けた。そのまま再度植林帯に入り進むと、沢の横をしばらく登ることになった。

沢の横を歩く 植林帯の中には石積みがある

 この辺りにはあちこち石積みがあり、昔はこのあたりが畑か田圃だったものと思われる。沢を分かれると少し斜面になり、その先にススキの原が広がっていた。

ススキの原の中に入る 竹藪を抜ける

 暑いので半袖でここまでは進んでいたが、これ以後長袖を着て手袋装備し、完全武装でススキの原を通り抜けた。いよいよここからが山道になる。ここまでは登山開始から30分の行程である。

植林帯は急登が続く 植林帯を抜ける
木の間越しに豊田湖の展望 周囲が明るくなる

 すぐ左手に墓地があり墓が三体立っている。竹藪の中を抜けると坂が急になりここからは錦町の大将陣を思い出すような植林帯の急登が始まった。尾根道までわずかではあったが一汗かいた。今日はゆっくり歩くことを心がけていたのでいつもに比べて疲労が少ない。このルートは直登ルートとなっており登山時間は少ないが坂は急だという説明があったのでなおさらスローペースとなる。

途中の大岩 大岩の上からの展望

 坂の途中には直径3m程度の大岩が立っており岩の上に立って景色を見ようとしたが大した景色ではなかった。この大岩を超えたあたりでようやく坂がほんの少し緩やかになってきた。大岩から10分程度で堂ヶ岳山頂に到着した。

山頂手前 堂ヶ岳山頂

 山頂は広くゆっくりできるところだが展望はほとんどなかった。しばらく頂上で休んでゆっくりと下山を開始した。この山は植林帯の多い山だが、頂上付近にはあまり人の手が入っていなかった。山頂標識も古いものばかりで、静かな山行きの楽しめる山のようだ。ただ、登山口の道標だけがやけに新しかった。

明るい道を下りる 南西方向の展望
倒木が多い ススキの原を下りる

堂ヶ岳に向かう

登山口

鹿除けの柵

豊田湖

大岩

堂ヶ岳山頂風景

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登山口周辺の地図はこちら 堂ヶ岳 登山口付近のMAP

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