トップに戻る 2025年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:10→ 山条山 →0:10→ 長尾山 →0:15→ 作業道終点
→0:30→ミツマタ群生地→0:10→駐車地
雁飛山西畑コース登山口へ向かう起点を「道の駅 おふく」としますと、道の駅から800m程度南下し、防長バス小杉入口バス停の先を左折、石入踏切を渡ります。すぐに丁字路に着きますので、折り返すように左折し、県道341号大嶺於福線に入ります。次の分岐を右折し、右に長念寺を過ごします。
そのまま道なりに県道を2.5km進むと、正面に「雁飛山→」の案内が見えてきます。この手前の防火水槽横に数台の駐車スペースがありますので、車を置いて登山を開始します。当日は周辺で桜の花が満開で、この場所に着くまでに多くの桜を観賞することができました。
登山口の注意書きには、車の通行は登山口まで、この奥には駐車場も回転場も無いこと、頂上まで約3kmの行程であること等が記載されていました。登山口には休憩用の椅子も用意され、まるで喫茶店のような佇まいです。
ミツマタの群生を鑑賞しながら進んでいると、右側に鉄製の門が見えてきました。この場所が今回の周回登山の下山地点と思われます。そのまま作業道を進んでいると道の左右にススキが目立ち、この付近から登山道に入ります。
周辺に咲くミツマタの大群生を時間をかけて鑑賞し、ようやく出会った西畑コースのミツマタに感動さえ覚えます。しばらくミツマタを鑑賞した後、雁飛山へ向かって登山道に戻ります。登山道はミツマタの西側に続いており、ミツマタの群生地から北に少し高度を上げ、ミツマタが周囲から消えれば進路を西にとります。
すぐに登山道に合流し、これから先は自然林の下、明確でよく踏まれた道をたどります。すぐに足下の切れ落ちた展望地に到着、登山途中に遠くの山脈を眺めることができるのは最高です。この先で雁飛山の案内を確認、西畑の集落を出て初めて眺める標識に安心感が広がります。
案内板を見て進路は右(北西)に変わり、少しずつ高度を上げます。足下には境界の石杭が立ち、登山道はとても歩きやすいです。この西畑コースには豪雨災害の被害があまり見当たらず、安心して歩くことができるようです。途中で2ヶ所大岩などを鑑賞し、高度を上げていると上田代コースと合流しました。なお、合流点には西畑コースへの案内板が立っています。
その先には天井ヶ岳、手前に一位ヶ岳、左に白滝山、更に左には狗留孫山でしょうか。南にはかつて周回した谷山、左には天竺山がそびえており、その間には美祢市の工場群の煙突が2本立っています。煙突の先に立っているなだらかな山容は桜山でしょうか。いずれにしても過去に登った山々が周囲にそびえています。
さて、そのまま元来た道を引き返しても良いのですが、長尾山からミツマタの咲く場所までが未踏破なので、前回同様東山、山上山、長尾山へ周回します。山頂を出発し、西畑コースへの分岐を右に過ごし一旦上田代コースに入ります。
鞍部に着き、左下には上田代コースが分岐していますが、そのまま尾根沿いを北東に進みますが、北には明るい施設が続いているようです。最初は池か沼かと思っていましたが、よく見ると太陽光発電施設でした。これだけ大規模なソーラー施設は、ゴルフ場跡地でよく見かけるものです。
鞍部から登り返せば最初の山頂が東山で、山頂の木の先にある丸っこい石が印象的です。この先でも石の間を抜け、鞍部に下って登り返せば標高545mの三条山に着きました。三条山には祠が祀られており、今回も多くのお願いをしました。
さて、鞍部に下り分岐を左折します。植林の中に続く道をたどり、下っていると左に巨大な岩壁が出現しました。なかなか見応えのある岩壁をしばらく鑑賞、このような巨大な岩壁は最近見ていない気がします。岩壁の前を出発、この先からは豪雨災害の爪痕の残る道を慎重に下ります。
倒木が多く、足下には滑りやすい石などが多いので転倒しないよう注意が必要です。やがて足下に治水事業等で使用される人工物が見られ、そのまま坂を下ればかつての作業道終点広場と思われる場所に着きました。これから先は登山道との合流点まで作業道歩きが続きます。
作業道は車が通れる程度の広さの道ですが、適当な場所に雑木も生えていますが、歩くには何も支障はありません。途中の切れ落ちた場所から展望を眺め、遠くからではありますが国道316号の先に咲く桜や秋吉台を見学することもできました。やがてミツマタの咲く場所を通過し、登山道に合流しました。
下山前に再度ミツマタ鑑賞をするため、登山道入口付近まで移動し、しっかりミツマタを眺めて登山口まで引き返しました。念願のミツマタ鑑賞は素晴らしいものでした。教えていただいた女性とIさんに感謝です。
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