トップに戻る 2020年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:15→ 源明山 →0:30→ 保慶の岩屋 →0:35→ 登山口
すぐに、赤ん坊を抱いた婦人が猪に追われ、飛んだと伝えられる「飛び石」を見る。更に進むと一枚岩の滑滝があり慎重に渡る。左には清楚な滝があり、鑑賞後登山道に戻る。階段状の岩を登ると、左には立派な石組みが残り、往事の生活の跡を今に伝えている。
岩のゴロゴロした場所の先で左にせり岩、風穴、湯の段への分岐を過ごす。滑りやすい登山道をゆっくり進み、傾斜が緩んだ所で足下に彼岸花を見つけた。丁度お彼岸が過ぎた時期である。
水平道は山腹につけられた道で、補助のロープを伝いながら滑らないよう進む。間もなく植林帯に入り、周囲にミズキが多い。やがて進路は左方向に変わり、折り返しながら高度を上げる。進行方向に竹が目立ってくれば最初の目的地の保慶の岩屋である。
石組みの先に灯籠と7基の石仏が並び、その姿は荘厳である。折しも明るい日差しが戻り、岩屋内が明るくなった。岩屋で小休止の後、次は明るい岩の展望地へ向かう。
岩屋の左側につけられた道を辿り高度を上げる。道なりに進むと補助のロープが渡されており、少し登れば岩場の上に出る。更に進むと視界が開け、進行方向に源明山、北には露岩の展望地が見えている。
目印に従って高度を上げると、途中で進路は左へ変わって水平道になり、補助のロープも渡されていた。やがて左右の分岐が現れ少し下れば露岩の展望地。北西には小松港の先に笠佐島、琴石山や中国電力の火電施設、更に烏帽子岳などが続いている。
南には平郡島、上荷内島、下荷内島、室津半島などが一望である。展望地でのんびり昼食を摂った後、本日の最終目的地の源明山へ向かう。露岩の展望地から急な傾斜に取り付き、源明峠からの登山道に着いた。
分岐を左折しわずかで源明山へ到着、山頂には元内閣総理大臣佐藤栄作書、四境の役大島口戦跡碑の建っている。明るい山頂で記念撮影、山頂周辺はボランティアによりきれいに刈り払われているが、周囲の木々が成長し、視界は馬の背から頂海山方面のみとなっている。山頂で小休止の後下山は元来た道を引き返し、目印のテープを追加しながら登山口へ戻った。
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