トップに戻る 2024年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
登山口は徳山支援学校の分岐にあり、同校の職員駐車場に車を置いて登山を開始。登山口で 「太華山ハイキングコース入口」の案内と山頂まで1980mの案内を確認、石段横には「是より1980米」の石柱を見る。これから山頂まで100m毎にこの石柱が埋められているので登山の励みになる。
石鳥居を潜り自然林の下を進む。足下はコンクリート鋪装なので安心して進むことができる。右側に登山用の杖がいくつか置かれており、この横には山頂まで1900mの石柱を過ごす。左に送電鉄塔を過ごす手前で残り1800m石柱を見てこの先1700m石柱の所で左右の分岐となる。
登山道は左上だが登山前に徳山観音・徳山不動に参拝するので右道へ向かう。徳山観音・徳山不動へ100mの案内を確認して水平道を進み、途中で右下へ向かう道に入るとすぐに徳山不動に着いた。左右に鳥居の置かれた場所の上段に徳山不動が祀られていた。
登山道を少し進むと左側に大島不動尊仮安置所跡の案内があり、この奧へ向かうと左右の灯篭の先に仮安置所の石碑が立っている。案内はかすれて読めなくなっているが、大島不動尊安置所跡について書かれているのは、「太華山上に奉祀されていた不動尊像は、昭和18年(1943)太平洋戦争の最中、徳山地区を守るため、太華山頂に高射砲陣地を設置したので山麓のこの地に安置替えされた。昭和24年(1949)不動尊は、山頂に復元された。これを後世に伝えるため、大島不動尊奉讃会、小路愛山会により、昭和59年(1984)碑を建立し、仮安置所跡として保存されることになった」事である。
すぐに1800mを過ごし緩やかな傾斜の登山道を進む。手摺りの設置されたところからは徳山湾を挟んだ先に周南コンビナートの煙が風になびき、背後にそびえる四熊ヶ岳と法師ヶ岳、左に嶽山、更に若山などを眺めることができた。快晴で無く少々霞気味だが満足できる展望が広がっている。
自然林の下に続く参道を快調に進み、山頂まで1100mを過ごすと、残り1000mの石柱の立つ車道に出る。車道に掲示された案内に従い少し進むと、登山道は左上に続き、手摺りの設置された階段を辿りわずかに進むと、残り900mの石柱の先に鉄製の橋が架かっていた。
下に沢を眺めて橋を渡り、左上を眺めると道案内の石仏が祀られていた。更に登山道を進み残り800mで8丁を過ごす。周囲には岩や石が目立ちワイルドな登山道となるが、坂の傾斜は緩く、ファミリーハイキングに最適な登山は変わらない。途中で清水の流れる場所を過ごし、この先で進路は折り返すように左上へ続く。
もう山頂まではわずかな距離となり、山頂まで100mを過ごせはトイレのある駐車場を過ごし、更に階段を登って広く平坦な山頂に着いた。山頂には展望台があり、徳山湾などの展望が広がっている。二等三角点の置かれた場所から眼下に周南市街の展望が素晴らしい。
雲に覆われた天候なので晴れ間が現れるのをしばらく待っていたが、回復しそうに無いので下山を開始、下山は元来た道を引き返し、駐車場まで帰り着いた。
周南コンビナート
下松市街と笠戸島
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