ファミリー登山の聖地 太華山(たいかざん) 山口県周南市

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005年1月8日 太華山往復登山を見る
2010年1月10日 太華山と大島半島縦走登山を見る
2024年5月19日
登山道入口 →0:50→ 山頂 →0:35→ 登山道入口
全歩行時間 1時間25分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 周南市の太華山はファミリーハイキングに最適な山で、登山道がよく整備されており、坂の傾斜も緩やかである。山頂まで100m毎に目印の石柱が立っており、山頂付近にトイレも完備されている。今回は14年振りに登ることにした。
華西橋から眺める太華山 徳山支援学校の職員駐車場を出発
登山口に置かれた案内

 登山口は徳山支援学校の分岐にあり、同校の職員駐車場に車を置いて登山を開始。登山口で 「太華山ハイキングコース入口」の案内と山頂まで1980mの案内を確認、石段横には「是より1980米」の石柱を見る。これから山頂まで100m毎にこの石柱が埋められているので登山の励みになる。

石鳥居を潜り出発 山頂まで1900mの石柱と杖
鉄塔横を通過 分岐を右折し先に徳山観音・徳山不動へ参拝

 石鳥居を潜り自然林の下を進む。足下はコンクリート鋪装なので安心して進むことができる。右側に登山用の杖がいくつか置かれており、この横には山頂まで1900mの石柱を過ごす。左に送電鉄塔を過ごす手前で残り1800m石柱を見てこの先1700m石柱の所で左右の分岐となる。

分岐手前に置かれた石柱 徳山観音・徳山不動へ向かう
徳山不動に参拝

 登山道は左上だが登山前に徳山観音・徳山不動に参拝するので右道へ向かう。徳山観音・徳山不動へ100mの案内を確認して水平道を進み、途中で右下へ向かう道に入るとすぐに徳山不動に着いた。左右に鳥居の置かれた場所の上段に徳山不動が祀られていた。

徳山観音 平和の塔
 更に奥へ進むと徳山観音が祀られており、徳山観音の一段上には平和の塔が建立されていた。平和の塔は、広く世界の平和と人類の幸福繁栄を祈念して建立されたことが案内されていた。徳山不動、徳山観音、平和の塔に参拝して登山道まで引き返す。
大島不動尊仮安置所跡への分岐 大島不動尊仮安置所跡

 登山道を少し進むと左側に大島不動尊仮安置所跡の案内があり、この奧へ向かうと左右の灯篭の先に仮安置所の石碑が立っている。案内はかすれて読めなくなっているが、大島不動尊安置所跡について書かれているのは、「太華山上に奉祀されていた不動尊像は、昭和18年(1943)太平洋戦争の最中、徳山地区を守るため、太華山頂に高射砲陣地を設置したので山麓のこの地に安置替えされた。昭和24年(1949)不動尊は、山頂に復元された。これを後世に伝えるため、大島不動尊奉讃会、小路愛山会により、昭和59年(1984)碑を建立し、仮安置所跡として保存されることになった」事である。

手摺りの設置された場所 周南コンビナートの先に嶽山・四熊ヶ岳

 すぐに1800mを過ごし緩やかな傾斜の登山道を進む。手摺りの設置されたところからは徳山湾を挟んだ先に周南コンビナートの煙が風になびき、背後にそびえる四熊ヶ岳と法師ヶ岳、左に嶽山、更に若山などを眺めることができた。快晴で無く少々霞気味だが満足できる展望が広がっている。

足下は石段に変わる 一旦鋪装道に出る
鋪装道から登山道に入る 鉄製の橋を渡る

 自然林の下に続く参道を快調に進み、山頂まで1100mを過ごすと、残り1000mの石柱の立つ車道に出る。車道に掲示された案内に従い少し進むと、登山道は左上に続き、手摺りの設置された階段を辿りわずかに進むと、残り900mの石柱の先に鉄製の橋が架かっていた。

左上に石仏が祀られていた 8丁を過ごす
周囲に巨岩が目立つ 清水の湧き出す場所

 下に沢を眺めて橋を渡り、左上を眺めると道案内の石仏が祀られていた。更に登山道を進み残り800mで8丁を過ごす。周囲には岩や石が目立ちワイルドな登山道となるが、坂の傾斜は緩く、ファミリーハイキングに最適な登山は変わらない。途中で清水の流れる場所を過ごし、この先で進路は折り返すように左上へ続く。

左上に折り返す起点に石仏が祀られていた
途中に出合う石仏 大日如来と不動明王の祀られた修験窟
水天宮、滝不動の祀られた場所
 この起点で石仏に頭を下げ、少し高度を上げれば山頂まで300mを過ごす。右に石仏二体を過ごすとやはり右側に修験窟があり、大日如来と不動明王が祀られている。更に坂を登れば水天宮、滝不動の祀られている場所に到着。ここには金龍大神・水天宮など多くの神様が祀られていた。
右に駐車場を過ごす 山頂に向かう最後の石段
広く平坦な山頂に到着

 もう山頂まではわずかな距離となり、山頂まで100mを過ごせはトイレのある駐車場を過ごし、更に階段を登って広く平坦な山頂に着いた。山頂には展望台があり、徳山湾などの展望が広がっている。二等三角点の置かれた場所から眼下に周南市街の展望が素晴らしい。

大島不動尊と脇侍 蔵王権現
石鎚神社 二等三角点
 山頂を出発、南へ向かって階段を下れば左右にアンテナ施設とトイレを過ごし、右に佐藤首相顕彰詩碑を眺める。更に進むと展望台が設置され、下松市街、笠戸島、光方面の展望が素晴らしい。
山頂からも南へ進む 展望台が建っている
展望台から下松市街と笠戸島

 雲に覆われた天候なので晴れ間が現れるのをしばらく待っていたが、回復しそうに無いので下山を開始、下山は元来た道を引き返し、駐車場まで帰り着いた。

徳山湾と周南コンビナート
大島不動尊仮安置所跡
大日如来と不動明王の祀られた修験窟
水天宮、滝不動
山頂風景
大島不動尊
蔵王権現

周南コンビナート

下松市街と笠戸島

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県周南市 太華山登山口 登山口付近のMAP
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