;蕎麦ヶ岳(そばがたけ)山口県周南市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2016年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2004年 6月13日 初回 一貫野コース登山を見る 2016年1月11日 登山口 →0:35→ 鞍部 →0:15→ 山頂 →0:40→ 登山口 全歩行時間 1時間30分
道の駅から約1km進み、坂本川に架かる坂本橋の手前の交差点を「奈美」への案内に従い右折、県道197号に入る。そのまま道なりに進んでいると、交差点から1.4Km付近の右側に「経塚岳」の登山口案内が立っていた。登山口から1時間の行程と書かれているので、蕎麦ヶ岳登山の後に時間が余れば、登る事にする。
さて、峠を越えて下った所で右に明神社・厳島神社、左に仁保の名勝「一貫野の藤」へ300mの案内、やはり左に人丸神社の案内を過ごし、国道の交差点から5Km程度進めば、仁保中郷の一貫野地区に入る。 右に一貫野営農改善組合の農機具格納庫が見えてくれば、この先の一貫野川に架かる永長橋の手前を右折する。わずかに進むと右に仁保分団七班消防機庫が建ち、その先右側に広い駐車場が整備されているので車を置いて登山を開始する。
なお、蕎麦ヶ岳の名前は遠くから眺めると、頂上部分がソバの実に似ていることからつけられたとのこと。頂上からは周囲360度の美しい景観が広がり、瀬戸内海をはじめ、遠く九州が眺望できる。西側に渡樋ヶ河内谷を見下ろし、竜門岳、鳳翩山の山々、南側に山口尾、右田ヶ岳、大平山、東側には、樹間越しに端正な真田ヶ岳がせりあがり、北側には白石山、狗留孫山がありその背後に石ヶ岳尾根が連なると案内されている。
登山口を出発、進路を一貫野川沿いに採る。平坦な道を進めば、右に耕作地跡が現れる。右には猪除けのトタン板が配置され、この地区でも猪被害が多いようだ。間もなく左右にシダの目立つ足下の彫られた道を通過すれば、広い作業道に出る。
作業道横には駐車場方面への案内が掲示されているので、入口を間違えることは無いだろう。作業道を進み、ふと背後を振り返れば、真田ヶ岳が端正な山容を見せている。間もなく作業道は左方向へ向かうが、登山道は直進方向へと続く。ここで作業道を少し進み、沢へ向かうと上流に向かって一枚岩のような大岩が続いている。
さて、登山道に戻り西へ向かう。入口付近で左右にシダが被りそうな所もあるが、歩くのには全く支障が無い。自然林の下、緩やかな傾斜の道が続くのでこのコースはファミリー登山に最適である。
沢を眺めていれば、一枚岩や滑滝など見所が多く、自然の織りなす造形美に感動すら覚える。左に最初の石組み堰堤を過ごせば、間もなく登山道の左右にいくつかの石組みを過ごす。このあたりは平坦なので耕作地跡と思われる。
2つ目の石組み堰堤の直下に見事な一枚岩を鑑賞、更に進めば、3つ目の石組み堰堤を過ごす。沢に配置された一枚岩を鑑賞しながら少しの傾斜を登ると4つめの石組み堰堤を過ごす。 この先で小さな沢を渡り、山腹に付けられた道を進むと岩に一部根ざした木の前に着く。この岩には腰掛けることができるので、休憩するには丁度良い。休憩の岩を出発、自然林の下に付けられた道を辿り、わずかに高度が上がれば、頭上が開け、前方に主尾根が現れる。
更に緩やかな傾斜の道を進むと丁字路へ到着、山頂へは左道を採る。なお、右は仁保重石コースからの登山道で、途中小麦ヶ岳などを経由するものである。蕎麦ヶ岳山頂まで450m標識を眺めて丁字路を左折、わずかな傾斜を登れば、足下に真砂土が目立つ。 やがて小ピークに立てば、樹間越しながら南に山頂が顔を出す。この先で一旦坂を下って登り返し、再度坂を下れば山頂は目の前。東に秀峰の真田ヶ岳を眺めながら高度を上げ、左側から山腹を巻けば、明るい日差しに真砂土のまぶしい蕎麦ヶ岳の山頂である。 南側に向かってわずかに傾斜している山頂からは周囲360度のパノラマが広がっている。北西に白石山、その先に徳地狗留孫山、更に石ヶ岳と続き、東に真田ヶ岳、南に大平山、矢筈ヶ岳、楞厳寺山と続く。 西には山口市内の展望が広がり、北西には東西鳳翩山、竜門岳など山口県の中央部の山々が一望である。本日はpm2.5の影響により霞んでおり、遠くまで見晴らすことはできないが、それでもこれだけの山々をはっきり眺めることは素晴らしい。 山頂でゆっくり昼食を摂り、昼食後に紅茶を飲んで下山を開始。蕎麦ヶ岳は道良し、景色良しの山である。 一枚岩 真田ヶ岳 蕎麦ヶ岳山頂 前の山 徳地狗留孫山2016年 を見る 次の山 経塚岳 を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県山口市 蕎麦ヶ岳 登山口付近のMAP |