トップに戻る 2025年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:20→ 竜王山 →0:20→ 内日展望所 →0:20→ 追い剥ぎベンチ
→0:15→ 深坂峠コース登山口 →0:20→ 深坂溜池
狛犬の間を通り橋を渡って水天宮に参拝します。水天宮では最近賽銭の盗難があり、賽銭箱が撤去されたと説明がありました。水天宮を過ぎ、登山道に入ります。少し進むと「エコピアの森下関深坂」の案内がありますが、現在は災害発生により通行止めです。
そのまま道なりに進むと左右の分岐になります。今回は以前歩いた北浦スカイラインの思い出に浸るため、西に向かって登り、最初にシタキ場山の山頂へ向かいます。横木階段を一気に登って高度を稼げば北浦スカイラインに合流します。この丁字路を左折すれば、本日最初の山頂であるシタキ場山です。
四等三角点の置かれた山頂(239.8m)からの展望はありませんが、自然林の下、木漏れ日が差し、とても明るいです。シタキ場山を出発し、竜王山へ向かって北へ進路をとります。坂を下れば先ほど合流した場所を通過し、さらに坂を下れば深坂溜池からのもう一方の登山道と合流します。この場所は、深坂溜池から1km地点です。なお、鋤先山へは2.2km、竜王山へは2.6km地点です。
つづら折れの登山道を折り返しながら高度を上げれば、わずかに展望の広がる場所に着きます。霞がちの展望ながら、瀬戸内海を見晴らす場所で小休止し、展望に元気をもらって更に高度を上げます。
展望地から約100m程度高度を上げれば、四等三角点の置かれた雌鋤先山山頂に到着します。頭上の開けた山頂ですが、展望は樹間越しです。明るい山頂で小休止の後出発します。雄鋤先山へは760mと案内がありました。北に雄鋤先山のすっきりした山頂を眺めながら雌鋤先山を出発します。
標高差は100mもありませんが、とても高く感じます。急傾斜の階段をたどり高度を上げ、雄鋤先山へ到着しました。山頂からは西に吉見地区の展望が広がり、響灘が一望できます。東には水道水源地が見え、南へ続く老僧山の山脈が続きます。以前この山脈を新下関方面から縦走したことが懐かしいです。
雄鋤先山を出発し、急な坂を下れば急登コースの「T字路ベンチ」に着きます。ベンチに名前をつけることにより、山林火災や救急・救助活動等に利用できるそうです。なお、このベンチの右から急登コースが合流しています。T字路ベンチを過ぎ、鞍部に下ると、やはり右側から急登コースが合流します。
展望を眺めながら昼食をとり、再度周囲の展望を確認します。鬼ヶ城の左には黒井村の集落と響灘が霞の中に広がっています。西には吉見の町並みと水産大学校、吉見漁港を樹間から眺めることができました。南には瀬戸内海が見えるはずですが、黄砂のため確認できませんでした。
南へ続く響灘の海岸線に安岡漁港や村崎ノ鼻を眺め、霞の中の山頂を出発します。下山は前回登山と同様、急登コースをとることにしました。T字路ベンチを左折し、自然林の下に続く登山道を下ります。
すぐにアートベンチを通過し、少し下ると第7分岐点を通過します。このコースには直進コースと迂回コースがあり、当日の体調に合わせて選択できるようになっています。すぐに内日展望所のベンチに到着し、樹間越しに内日方面を眺めることができました。
この先の分岐は左の迂回路をとり、すぐに第4分岐点を通過します。さらに進むと鞍部に鞍部ベンチが置かれていました。この場所は第3分岐点で、そのままわずかな坂に取り付きすぐに高度を下げると神木ベンチを過ぎます。
ここで何も考えずに尾根道を外れて坂を下ってしまいました。すると水場に着き、沢沿いを下ると舗装道に着きました。ところがこの場所は予定していた下山地点ではないことに気づき、元来た道を引き返して吹上ベンチに戻りました。
この吹上ベンチから再スタートで尾根道を南東に向かって一旦高度を上げます。そのまま道なりに進めばアンテナ施設を頭上に過ぎ、最後に植林帯の下を抜ければ内日三山縦走路の登山口に下り立ちます。これで登山道は終了です。これから先は舗装道を歩いて登山開始点の駐車地まで帰り着きました。
鋤先山、竜王山の周回登山は登山時の階段歩きに苦労しましたが、登山道は明確であり、整備された道なので安全に周回することができました。
前の山 大将軍山・銭坪山 を見る
次の山 小倉ヶ辻 を見る