竜王山 深坂溜池コースから深坂峠コースへ周回(りゅうおうざん) 山口県下関市

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2004年3月20日の竜王山吉見コースの登山記を見る
2005年9月23日の鋤先山・竜王山深坂ため池コースを見る
2012年10月21日の北浦スカイライン縦走(鬼ヶ城・狩音山・竜王山)を見る
2014年10月25日の深坂ため池コース〜深坂峠コースを見る
2025年 3月21日の深坂ため池コース〜深坂峠コースを見る
2025年3月21日
深坂溜池 →0:40→ シタキ場山 →0:50→ 雌鋤先山 →0:20→ 雄鋤先山

→0:20→ 竜王山 →0:20→ 内日展望所 →0:20→ 追い剥ぎベンチ

→0:15→ 深坂峠コース登山口 →0:20→ 深坂溜池

全歩行時間 3時間25分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 今回は、下関市の深坂溜池を登山口とし、雌鋤先山、雄鋤先山を経て竜王山へ登る深坂溜池コースをとり、下山は深坂峠に下るコースをご紹介します。Beeカフェ みさか横の深坂溜池駐車場を出発し、水天宮の石鳥居をくぐり、右手にため池を眺めながら水天宮へ向かいます。ため池からは南側が開けており新下関付近が見えます。しかし、北九州方面はかすんでいます。
深坂溜池駐車場 石鳥居を潜ります
溜池護しに鋤先山を眺めます 水天宮に参拝します

 狛犬の間を通り橋を渡って水天宮に参拝します。水天宮では最近賽銭の盗難があり、賽銭箱が撤去されたと説明がありました。水天宮を過ぎ、登山道に入ります。少し進むと「エコピアの森下関深坂」の案内がありますが、現在は災害発生により通行止めです。

右側の道は通行止めでした 分岐は左の道をとりました
階段が続きます 北浦スカイラインに合流します

 そのまま道なりに進むと左右の分岐になります。今回は以前歩いた北浦スカイラインの思い出に浸るため、西に向かって登り、最初にシタキ場山の山頂へ向かいます。横木階段を一気に登って高度を稼げば北浦スカイラインに合流します。この丁字路を左折すれば、本日最初の山頂であるシタキ場山です。

シタキ場山山頂 鋤先山へ2.2kmです

 四等三角点の置かれた山頂(239.8m)からの展望はありませんが、自然林の下、木漏れ日が差し、とても明るいです。シタキ場山を出発し、竜王山へ向かって北へ進路をとります。坂を下れば先ほど合流した場所を通過し、さらに坂を下れば深坂溜池からのもう一方の登山道と合流します。この場所は、深坂溜池から1km地点です。なお、鋤先山へは2.2km、竜王山へは2.6km地点です。

案内標識が続きます 雌鋤先山が樹間越しに現れます
急登 深坂溜池へ続く登山道が分岐します
 さらに400m進むと竜王山へ2.2km地点を通過します。深坂溜池からは1.4km地点です。横木の階段を登り高度を上げると、前方に雌鋤先山が樹間越しに現れます。右には深坂溜池へ続く登山道が分岐しており、竜王山には様々な場所から取り付けるようです。
展望が広がります 一気に高度を上げます

 つづら折れの登山道を折り返しながら高度を上げれば、わずかに展望の広がる場所に着きます。霞がちの展望ながら、瀬戸内海を見晴らす場所で小休止し、展望に元気をもらって更に高度を上げます。

雌鋤先山山頂 樹間越しに雄鋤先山を眺めます

 展望地から約100m程度高度を上げれば、四等三角点の置かれた雌鋤先山山頂に到着します。頭上の開けた山頂ですが、展望は樹間越しです。明るい山頂で小休止の後出発します。雄鋤先山へは760mと案内がありました。北に雄鋤先山のすっきりした山頂を眺めながら雌鋤先山を出発します。

急登へ向かいます 雄鋤先山山頂
吉見地区 水道水源地

 標高差は100mもありませんが、とても高く感じます。急傾斜の階段をたどり高度を上げ、雄鋤先山へ到着しました。山頂からは西に吉見地区の展望が広がり、響灘が一望できます。東には水道水源地が見え、南へ続く老僧山の山脈が続きます。以前この山脈を新下関方面から縦走したことが懐かしいです。

竜王山へ向かいます T字路ベンチ

 雄鋤先山を出発し、急な坂を下れば急登コースの「T字路ベンチ」に着きます。ベンチに名前をつけることにより、山林火災や救急・救助活動等に利用できるそうです。なお、このベンチの右から急登コースが合流しています。T字路ベンチを過ぎ、鞍部に下ると、やはり右側から急登コースが合流します。

竜王山手前 竜王山山頂
鬼ヶ城と狩音山 内日地区
 鞍部を過ぎ、最後の坂を登り切れば、ベンチや椅子、山頂標識に鐘、一等三角点等が置かれた竜王山の山頂に着きます。明るい山頂からは北に鬼ヶ城、雁音山がとても近く、山頂の右下には内日の集落を眺めることができました。
吉見地区 安岡漁港や村崎ノ鼻

 展望を眺めながら昼食をとり、再度周囲の展望を確認します。鬼ヶ城の左には黒井村の集落と響灘が霞の中に広がっています。西には吉見の町並みと水産大学校、吉見漁港を樹間から眺めることができました。南には瀬戸内海が見えるはずですが、黄砂のため確認できませんでした。

一等三角点 竜王山を出発

 南へ続く響灘の海岸線に安岡漁港や村崎ノ鼻を眺め、霞の中の山頂を出発します。下山は前回登山と同様、急登コースをとることにしました。T字路ベンチを左折し、自然林の下に続く登山道を下ります。

第7分岐点を通過します 内日展望所のベンチ

 すぐにアートベンチを通過し、少し下ると第7分岐点を通過します。このコースには直進コースと迂回コースがあり、当日の体調に合わせて選択できるようになっています。すぐに内日展望所のベンチに到着し、樹間越しに内日方面を眺めることができました。

内日地区の展望 鞍部ベンチ

 この先の分岐は左の迂回路をとり、すぐに第4分岐点を通過します。さらに進むと鞍部に鞍部ベンチが置かれていました。この場所は第3分岐点で、そのままわずかな坂に取り付きすぐに高度を下げると神木ベンチを過ぎます。

神木ベンチ 追い剥ぎベンチ
出発地の深坂溜池 吹上ベンチ
 下りなので快調に歩いていたら追い剥ぎベンチに到着しました。眼下には出発地の深坂溜池が見えています。もう終着点は近いことを感じながら下っていると第1分岐点を過ぎ、最後のベンチである吹上ベンチに到着しました。
沢を渡ります 想定していた場所と違いました

 ここで何も考えずに尾根道を外れて坂を下ってしまいました。すると水場に着き、沢沿いを下ると舗装道に着きました。ところがこの場所は予定していた下山地点ではないことに気づき、元来た道を引き返して吹上ベンチに戻りました。

吹上ベンチから再スタート アンテナ施設を過ごします

 この吹上ベンチから再スタートで尾根道を南東に向かって一旦高度を上げます。そのまま道なりに進めばアンテナ施設を頭上に過ぎ、最後に植林帯の下を抜ければ内日三山縦走路の登山口に下り立ちます。これで登山道は終了です。これから先は舗装道を歩いて登山開始点の駐車地まで帰り着きました。

植林の間を下ります 深坂峠コース登山口に到着しました

 鋤先山、竜王山の周回登山は登山時の階段歩きに苦労しましたが、登山道は明確であり、整備された道なので安全に周回することができました。

麓から眺める竜王山
深坂ため池から鋤先山
雌鋤先山山頂
雄鋤先山山頂
鋤先山から吉見地区の展望
竜王山山頂
鬼ヶ城と狩音山
内日地区
老僧山の山脈

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県下関市 深坂溜池駐車場 登山口付近のMAP
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