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登山口　→０：２０→　赤滝分岐　→０：２５→　ベンチの休憩所　→０：２５→　縦走路分岐

　→０：３５→　山頂　→０：３０→　縦走路分岐　→０：２０→　ベンチの休憩所

　→０：２０→　赤滝分岐　→０：１５→　登山口

全歩行時間　３時間１０分

　山口県周南市の長野山へ向かう。周南市の市街から三田川交差点を通り、国道３１５号を北上、須々万を通過しやがて鹿野へ着く。この先は長野山総合公園の案内に従い分岐を右折、そのまま案内に従い県道１２号を北上する。

長野山緑地公園の案内に従い進む	ライオン岩の岩屋山

　天神山公園への案内を過ごした先から左側を見るとライオン岩の案内が立っていた。懐かしい岩屋山の山容を確認、あの観音様への道はとても怖い思いをした。未だにあの恐怖は忘れていないし、あのとき以上の怖い思いは無いと思っている。

五万堂渓谷へ向かって右折	長野山登山口

　長野山への案内に従い県道を進むと、間もなく石船温泉を通過、この先で中国自動車道が進行方向へ見えてくると、長野山・五万堂（赤滝）への案内が現れる。この分岐を右折し、道なりに約２ｋｍ程度進むと終点の駐車場へ到着。ここから長野山へは３．６ｋｍ、整備された遊歩道を進む。五万堂渓谷を眺めながらの登山は贅沢なものであり、途中には豪快な赤滝も鑑賞することができる素晴らしい登山コースである。

五万堂渓谷	石段

　駐車場を出発、舗装された遊歩道に入る。クマ出没注意の案内に少しひるむが、クマの方も人間とは会いたくないはずである。左に美しい渓谷を眺めながら緩やかな坂を登る。水源の森の案内を過ごすと整備された石段が現れるので、慎重に高度を稼ぐ。間もなく「赤滝へ２００ｍ」と長野山への分岐へ到着。先に赤滝を眺めるため高度を上げると美しい二の滝、一の滝を眺めることができた。

新緑と赤滝分岐	一の滝

　先ほどの分岐まで戻り、赤い橋を渡って三の滝を観賞、この滝は高度差があり、清涼感たっぷりのしぶきに感激、とても涼しくなった。三の滝を過ぎると一旦下りとなり、周囲に杉の植林帯を眺めながら３つ沢を渡る。

赤い橋と三の滝

三の滝（動画）

　この先からは整備された横木の階段が続いている。緩やかな階段を少し進むと階段は尾根に向かって直登するようになる。手前には長野山への案内板が立ち、いよいよ名物の階段登りに挑む。頭上を見上げれば、手応えのある階段が続くので、気合いが入る。このような階段は、のんびりゆっくり周囲の景色を眺めながら登るに限る。

木漏れ日の遊歩道	長い階段の始まり
ベンチの置かれた休憩所	再び急階段

　最初は杉の植林帯が周囲を覆っているが、階段を登る内に自然林へと変化し、ベンチの置かれた休憩地へ着く。ここで一旦傾斜がゆるむが、すぐに急傾斜へ戻る。自然林の下、美しい木漏れ日を眺めながら進むと、真っ直ぐ続いていた階段道は一旦右へ振れ、左に戻すと再び傾斜がゆるむ。

周囲に笹が増えてきた	平坦な遊歩道にほっとする

　平坦な遊歩道にほっとしながら進むと、少し下った後に急傾斜の階段が現れた。しかしもう尾根まではわずかである。最後の急登を踏ん張れば、ベンチの置かれた尾根道へ到着、この場所は長野山と馬糞ヶ岳の縦走路分岐である。ここから馬糞ヶ岳までは約９０分の行程と思われる。

縦走路手前の階段	長野山・馬糞ヶ岳縦走路

　本日は天候不順のため馬糞ヶ岳への縦走は後日の楽しみとし、長野山を目指す。分岐を左折すると正面の木の間越しから長野山の山頂付近とアンテナを眺めることができた。この先で階段道を急降下、広く快適な遊歩道をのんびり進む。適度なアップダウンが丁度良い感じで、木漏れ日の差す新緑の下を進む。

広い遊歩道が続く	公園端の東屋

　やがて歩道の舗装された緑地公園の一角に到着、東屋を過ごせば少し先にアンテナの立つ平坦な草原へ着く。ここから一旦舗装道に降りると、ロータリーの中央に位置する長野山の山頂へ到着した。山頂には以前と同じ山頂標識が残っており、手前には三等三角点が置かれている。

長野山緑地公園	ロータリーの中央の山頂

　早速山頂にて記念撮影の後、向かいに立つ展望台の上に登ってみる。展望台の上から周囲を眺めると、はっきりと確認できるのは南西に特徴的な山容を見せている千石岳と南にそびえる馬糞ヶ岳のみで、これ以外の山についてははっきり確認することはできなかった。前回登ったときの方が、空気が澄んでおり、遠くまで見晴らすことができたようだ。

長野山山頂	展望台

長野山の展望台から眺める風景（動画）

　展望台の上で昼食を摂り、長野山を出発、下山を開始する。公園を抜け、自然林の美しい遊歩道を進み五万堂渓谷と馬糞ヶ岳の分岐へ到着。時間の余裕があるのでそのまま縦走路に入り、状況を確認することにした。

馬糞ヶ岳への縦走路

　緩やかなアップダウンを楽しみながら３０分程度進むと、東方面へ展望の開ける場所に到着。眼下に市街地が広がっているので眺めていると、岩国市の錦町のように見える。もう少し先へ向かえばもっとはっきりすると思うのだが、天候不順が気になり、雷雨が来る前に引き返すことにした。

錦町広瀬の町並み	下山は快適な階段

　そのまま分岐まで戻り、登山口へ向かって急な階段を下る。登るときに苦労した階段は、下山時には快適で、あっという間に登山口へ到着。美しい五万堂渓谷散策と長野山登山はとても楽しいものだった。次回は長野山から馬糞ヶ岳への縦走を計画することにする。

　なお、前回の長野山への登山時間は１時間１８分、今回は１時間４５分。この１０年間の体力低下が、著しいことを痛感した。

赤滝

山頂

階段

新緑

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歩いた足跡　　

登山口周辺の地図はこちら　山口県周南市鹿野　長野山　登山口付近のＭＡＰ

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