2017年8月12日 |
道の駅 →0:15→ 関東ふれあいの道入口 →0:15→ 大の字分岐 →0:15→ 二本松屋敷跡
→0:35→ 辻 →0:10→ 奥の院 →0:25→ 見晴 →0:15→ 玉石 →0:10→ 背びれ岩
→0:10→ 大のぞき →0:30→ 天狗岩 →0:18→ タルサワ分岐 →0:20→ 相馬岳
→0:18→ 注意書 →0:15→ 相馬岳 →0:12→ タルサワ分岐 →0:40→ 中間道出合
→0:12→ 本読みの僧 →0:28→ 東屋 →0:15→ 大人場
→0:12→ 舗装道出合 →0:45→ 道の駅
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全歩行時間 6時間55分 |
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登山行程図(地図をクリックすると拡大) |
2017年夏の登山の日程も残すところ今日と明日のみ。明日は夕方山口県へ戻るため、本格的な登山は今日が最後となる。当初の登山計画では甲武信ヶ岳、両神山、巻機山、皇海山などへも登る予定にしていたが、天候不順のため登れずにいる。本日も曇天が予想されるので、日本百名山はあきらめて上毛三山の一つ、妙義山の相馬岳の山頂へ向かう。
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参考にした登山マップ(クリックで拡大) |
妙義神社大鳥居 |
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妙義神社へ 中央左の白い点が大の字(クリックで拡大) |
仁王門 |
今日で3回目となる妙義神社参拝、拝殿へ参拝して表妙義自然探勝路へ入る。今回ガイドとして使用したのは「妙義山登山まっぷ」という富岡市の発行したパンフレットで、A4版の簡単なものである。私が妙義山を歩くには充分解り易い資料と思い、この資料により登山を開始する。
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妙義神社へ登山の無事を祈願(クリックで拡大)
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関東ふれあいの道に入る(クリックで別角度) |
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さて、関東ふれあいの道(石門方面・中間道)の案内を確認して登山道に入るが、その下の注意書きに「現在第二見晴先登山道は崩壊のため石門まで通り抜けができない」と書かれていた。簡単なタルワキサ付近から相馬岳へ向かうコース採りも考えていたが、やはり第一見晴し付近から奥の院を経由して向かうコースへ向かうことにする。
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横木の階段 |
大の字へ向かって左折 |
登山道は緩やかな傾斜で、すぐに横木の階段が現れた。少しずつ足下が狭くなるが大した問題は無い。ただ、足下が濡れているので滑らないよう注意するだけで、霧の立ちこめた幻想的な雰囲気の登山道を気持ちよく進む。中間道に入って15分で右へ大の字の案内が現れた。
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見晴らしからの展望は無い |
進行方向への案内がしっかりしている |
妙義神社からは0.6km地点と案内され、少し下には第一見晴らしの案内が置かれていた。そこで第一見晴らしに向かってみたが、周囲に霧が濃くも何も見えなかった。ここで足下の岩を確認すると、でこぼこした集塊岩であった。さて、大の字の案内に従い中間道を離れる。岩に描かれた進路を目印に進めば迷うことはなさそうだ。
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パイプの手すり |
ロープが渡されている |
木の根の張り出す道だが、大した苦労も無く進むことができる。目印が要所に配置されており、右側の切れ落ちそうな所には鉄パイプの手すりも整備されている。滑り易い場所にはロープが配置され、まさに至れり尽くせりの登山道である。周囲は相変わらず霧に覆われ、展望は無いものの、よそ見をする間もないため、確実に登山道を進んでいることが解る。 |
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岩の横を抜ける |
二本松茶屋跡 |
岩の間を抜けた先が二本松茶屋、ここは平坦で少し広くなっていた。茶屋跡を過ごし岩の目立つ場所を進む。岩と言っても滑りにくい集塊岩なので、足場を確保しながら進む事ができる。やがて足下が集塊岩から滑り易い岩に変わったので慎重に足場を確保する。しばらく岩の多い尾根道を進むが、通常の登山道と何ら変わらず、危険箇所も無いので気分的に楽になった。
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岩の多い尾根道 |
集塊岩を下る |
やがてわずかに鎖の置かれた場所を過ごすが、大した傾斜では無い。足下は赤茶けた火山岩みたいで、この山が火山である証拠だろう。見晴台の案内が置かれていたが、残念ながら霧のために何も見えない。やがて分岐点を経て白雲山、下れば大の字の案内を見る。
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右斜め下へ向かう |
鎖はしっかりしているので安心 |
ここで進路を右斜め下に採るが、これは岩場を横に進む場所だった。鎖を補助に少し下り、その後横方向へ移動する。鎖がしっかり岩に打ち付けてあり、足下には足を置く場所もしっかりしているので安心して横へ移動することができる。私が過去に唯一身の危険を感じた、「ライオン岩の岩屋山」の頼りない鉄の棒よりは、よほどしっかりしており、移動距離自体は長いものの安心して進むことができた。
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木の根張り出す道 |
案内 |
この先から木の根の張り出す道を登り返すと、「遊歩道を経て妙義神社へ」の案内を過ごす。更に進んでいると、今度は大の字への案内が置かれていた。この付近が辻という場所で、上へ向かうと「キケン上級コース」と書かれていた。登山の素人の私でもここまで難なく来られたので、ここに至るまでの行程は通常の登山コースと言うことだろう。危険な場所が無かったのも納得できた。
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辻から上級者コースに入る |
鎖場 |
さて、矢印の「上」の案内に従い、素人が上級コースへ向かう。とは言ってもいきなり危険な場所が現れるでも無く、わずかな鎖場を過ごし、岩の多い道を進む。間もなく倒木の跡を過ごし、足下に石段らしき跡を眺めていると、奥の院の手前に着いた。倒壊しかけた石段を辿り、右に大木を過ごして高度を上げれば、目の前に岩屋が迫ってきた。
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倒木の跡 |
奥の院へ向かう |
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ハシゴを使う |
奥の院へ参拝(クリックで拡大)
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岩屋の中に入り、鉄製のハシゴを登ればすぐに奥の院へ到着。奥の院には白雲山妙義大神の石碑や石仏等が置かれていた。奥の院へ参拝し、周囲を見回し登山道を探したが、よく分からない。そこで岩屋の上を眺めると、明るい場所が見えた。ところが、岩屋の上まで岩場をよじ登る技術は無いので、もはやこれまでか・・と、ここで登山自体は一旦あきらめた。 |
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上を見ると穴が空いている |
木の右に鎖が長い続いている(クリックで拡大)
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と、ここで左手をなにか長い虫が這っていた・取り除こうとすると、この虫が堅くなって腕に張り付きなかなか取れない。なんとか苦労しながら虫をはぎ取り事なきを得た。別に刺されたわけでも無いので痛みは無かった。さて、気持ちを落ち着け、ハシゴを伝って「奥の院」の案内のある場所まで引き返すと、木の右側に鎖が渡されていた。なんだ、登山道はあるじゃないか・・・と、安心感で全身に力がみなぎる。
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岩に打ち込まれた金具で休憩 |
進路の狭まるところ |
集塊岩に渡された鎖の長さは約30mと長いが、手がかりと足がかりは大丈夫。左手で鎖をつかみ、右手で岩をつかみ、足場を確認しながらゆっくり高度を上げる。途中には岩に打ち込まれた金具があるので、疲れたら足を金具の上に置いて小休止。腕の力を使いすぎないよう、また、疲労を回復させながら高度を上げた。ところが、最後の最後の残り50cm程度の所で、上の段へ登るための足が上がらなくなってしまった。意外とこの鎖場は距離があったのかも知れない。ここで力を振り絞り、なんとか上の段へ着いた。
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奥の院の上へ着く(クリックで拡大)
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奥の院を見下ろす(クリックで奥の院) |
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案内に従い進む |
岩場には鎖が渡されている |
今度は左側へ向かうための鎖が渡してあり、この途中には穴が空いていた。何があるのか眺めてみたら、この穴こそ、先程奥の院から眺めた上の穴だった。なお、1週間前に亡くなった方はこの付近で滑落されたらしい。更に岩の多い場所を進み、再び長い鎖を登る。そして出たところは雲の上で頭上には青空が広がっていた。
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青空 |
遠くに山頂部を見る |
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雲海の先には遠くに山頂部を覗かせた山脈が見えているものの、山名は解らなかった。本日唯一の展望を眺め、青空もこの一瞬と思いながらしっかり眺めておいた。しばらく尾根道を進み、やがて見晴らしと案内された場所へ着くが、再び霧が周囲を覆い何も見えない。
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岩の道が続く |
見晴らしと特徴的な岩(クリックで拡大)
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見晴らしからの展望はない |
案内が続く |
足下に小石が筋状に配置された岩を眺めて見晴を出発、尾根上につけられた道を進むと今度はヒビリ岩の前に来た。名前の由来は解らないが、まずはほとんど垂直な岩場に取り付き、少し上に移動した後は、左斜めに渡された鎖に従って岩場を乗り越える。岩に取り付けば高度感が増し、下を見下ろすとヒビリそうなのでヒビリ岩となったのかも知れない。
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ヒビリ岩 この位置からは先が見えない |
ヒビリ岩を登る |
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眼下に絶壁 |
相馬岳への案内 |
眼下に絶壁を眺めながら岩場を乗り越える。まさにあっと、言えば命が無くなるというのも頷けそうだ。このところの案内は相馬岳と書かれており、この案内には安心感がある。やがて玉石と書かれた地点へ到着、この案内に従い進むと大きな丸っこい岩を見ることができた。玉石の先で一旦高度を下げて登り返す。
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玉石(クリックで拡大) |
不安定な足場(クリックで拡大)
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岩の間を抜けて更に進んでいると、いつの間にか案内が金洞山に変わっていた。この時はこの山の意味が解らず、道を間違えてしまったかと錯覚していた。それでも、他に道は無かったように思い、しばらく金洞山の案内に従い進むことにした。道間違いかも知れないと思いながらも、そのまま進んだ要因は、まだ時間が早く、引き返しても元の場所へ戻れるという安心感があったからである。
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左側が絶壁の背ビレ岩(クリックで拡大)
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石碑(クリックで拡大)
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山腹につけられた細い道を辿ると、今度は背びれ岩に着いた。この岩は正しく背びれのような岩で、左右に切れ落ちた岩の上を通過する。なかなかスリルのある岩で、アスレチックにいるような気分になった。この岩を越えれば○○姫命、○○大神と刻まれた石碑が置かれていた。肝心な部分が欠けていたのでよく解らない石碑であった。鎖の掛けられた岩場を下ると、ようやく相馬岳の案内が置かれていた。これで道を間違えていないという確信を得られた。
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岩場を下る |
下りが続く |
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大のぞき(クリックで拡大)
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石碑の先は天狗岳の岩峰(クリックで拡大)
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やがて大のぞきと案内される場所へ到着。ここには御岳三社大神の石碑が置かれ、一つ先の岩には左端に「御玉前大神」と書かれていた。この石碑には三社が書かれているのだろうが、先程の石碑同様欠けているので判別することができない。向かいは天狗岳へ続く岩峰を眺め、眼下には霧の中にブロッケン現象を眺める。晴れたり霧に隠れたりの天候だが、なかなか眺めることのできない光景が素晴らしい。
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ブロッケン現象?(クリックで拡大)
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大のぞきから岩場を下る |
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更に岩場を下る |
滑り台状の岩場(クリックで拡大)
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大のぞきから鎖を補助に一気に高度を下げる。まず7~8m下れば途中で鎖が左側に分岐し、更に7~8m下ると最後の難所、約30m程度の滑り台状の岩場を下って地面に降り立った。この岩場の最後の所は濡れており、逆に登り返そうとすると、最初の2m程度がどうしても滑って登れない。この地点で、私の腕の力ではもう妙義神社方面へ引き返すことはできず、前進あるのみと言う選択肢しか無くなった。そんな気持ちで鎖の上をしばらく眺めた。
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この岩場は登れない(クリックで拡大) |
天狗岳の天狗岩(クリックで拡大)
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さて、相馬岳へ向かおう。鎖を補助に急な岩場を下ったので登り返す。岩の間をすり抜けながら高度を上げると、今度は天狗岩の案内が置かれていた。大きな集塊岩の塊が天狗岩、この岩上が天狗岩の山頂と言うことだろう。そのまま尾根を進むと、今度は遠くまで見晴らすことのできそうな場所へ着くが、霧のため何も見えない。
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展望地の先は霧の中 |
坂を下る |
ピークを越えて坂を下る。すぐに登り返せば間もなくタルワキ沢からの分岐点に合流した。ここまで長い行程だったが、ようやく安心できる道に出会った感じがする。合流点を出発、ここの注意書きには「技術、体力の無い方は引き返すように」と案内されていた。技術は無いがまだ体力は残っているので更に登山を続ける。
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タルワキ沢の分岐(クリックで拡大)
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注意書き |
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足下には相変わらず蜘蛛の巣が多く、しばらくは誰もこの道を通っていないのだろう。木の根のはびこる道を慎重に進み、展望の望めそうな所へ出るが霧のため何も見えない。通常の登山道といった道を辿れば、間もなく三角点の置かれた相馬岳の山頂へ着いた。山頂からは展望が素晴らしいはずなのだが、今日は霧のため何も見えない。しばらく山頂で小休止を取りながら天候の回復を待ったが霧は晴れなかった。
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蜘蛛の巣が多い |
相馬岳山頂(クリックで拡大)
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展望は無い |
岩の多い相馬岳山頂 |
さて、ここでタルワキ沢へ引き返しても良いのだが、バラ尾根と言うのが気になったため、そのまま周回道を採ることにした。滑り易そうな急な傾斜へ向かえば、一気に高度が下がる。こちらの方面にも進路がしっかり案内されているので安心して進むことができる。木の根の張り出す道を下っていると、堀切の案内が現れた。
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相馬岳から坂を下る |
堀切を通過 |
霧の多い道をわずかに登り返し、更に進んでいると、鷹戻しの案内が置かれていた。ここでいやな予感。鷹さえも戻させるとはどんなところなのだろうか。期待感と不安感が入り混じる。すぐに右へ国民錫舎への案内が置かれていたが、国民宿舎がどこにあるのかさっぱり解らない。
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鷹戻しの案内が出た |
国民宿舎への分岐を通過 |
そのまま鷹戻しへ向かっていると、赤い字で注意書きが書かれていた。「この先、鷹戻し付近滑落死亡事故が多発しています。上級者でも非常に危険な箇所です。ザイル等の装備のない方は登山を自粛してください。」私は当然登山の上級者ではない。ずぶの素人である。ザイルは見たことも使ったことも無い。当然持ってもいない。ここで登山の継続を断念した。
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この案内を見て引き返す(クリックで拡大) |
引き返した地点(クリックで拡大) |
挫折感で重たい足を引きずりながら、相馬岳まで引き返すと、ちょうどここで山頂に陽が差してきた。山頂での記念撮影の後、更にタルワキ沢分岐まで戻り、タルワキ沢の下山道を辿る。岩の多い道だがしっかりと案内が続いており、安心して下山をすることができる。途中に数カ所の鎖場があるものの、大した技術は必要なく、このコースであれば私のような未熟な登山者でも相馬岳まで行くことができそうだ。
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タルワキ沢の分岐 |
岩場にかけられた鎖 |
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遭難碑 |
キツネノカミソリ(クリックで拡大) |
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霧の立ちこめる登山道を慎重に下っていると、途中で遭難碑を過ごす。目印に従い下っていると見覚えのある花が咲いている。この時期に咲くのはキツネのカミソリで、最初はわずかに咲いている程度だったが、坂を下るにつれ、大群落になってきた。やがて中間道へ到着、この付近の案内には「ここからは上級コース」と書かれていた。と言うことは、素人が上級コースから帰還したと言うことである。
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上級者コースの案内 |
中間道に到着 |
第2見晴らし付近が落石で通行止めとなっているため、ここで進路を右に採る。この中間道にもキツネノカミソリが咲いており、この花は誰でも楽しむことができる。この中間道はアップダウンが続き、奇岩大岩を眺めながら歩くコースのようだ。途中には沢もあるので水場に苦労することはない。危険箇所には鉄パイプで手すりが置かれており、至れり尽くせりの遊歩道という感じである。
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妙義山方面は通行止め |
中間道にも咲くキツネノカミソリ |
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鉄パイプの手すり |
本読みの僧(クリックで拡大) |
岩を眺めながら更に進むと中間道の中間点の本読みの僧を通過する。これで自分の居る位置を確認することができた。更に中間道を西へ進み、妙義神社へ2.3km、中ノ岳神社へ2.5kmの案内を過ごす。この先で眼下に街並みの展望が広がってきたが、一体どこが見えているのか解らなかった。
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展望(クリックで拡大) |
東屋 |
やがて東屋の建つ分岐へ到着、ここで本日初めて登山者と出会った。この東屋からは南へ下る道を確認、ここでようやく緊張感から解放された。時刻はまだ13時前、まだまだ時間には余裕があるので大丈夫。そのまま坂を下るとしっかりした道が続いていた。これから先は単純に坂を下るだけで、道に迷う心配は無い。
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金鶏橋へ下る |
大人場を通過 |
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登山道入口へ |
金鶏橋から舗装道を辿り妙義神社へ戻る |
緑の樹林の下を辿れば、間もなく大人場と案内される場所へ着き、更に進むと屋根のある休憩所を過ごす。登山道を道なりに下ると熊出没注意の看板の先で諸戸川に架かる金鶏橋の側の車道へ到着。車道を左折して道なりに進み、登山口の妙義神社前へ着いた。なんとも長い周回登山であった。午前6時過ぎに妙義神社前を出発し、帰り着いたのは14時過ぎ、約8時間程度歩き回っていたことになる。
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妙義山
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妙義神社 |

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奥の院 |
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奥の院横の鎖
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背びれ岩(クリックで上からの眺め) |

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御嶽三社 |
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すべり台
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相馬岳山頂 |

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本読みの僧 |
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岩峰
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金鶏山 |