仏峠から三ッヶ峰(みつがみね) 山口県山口市

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2002年9月29日 高岳山・三ッヶ峰往復登山を見る
2009年2月11日 三ッヶ峰〜野道山縦走(冬編)を見る
2010年4月17日 三ッヶ峰〜野道山縦走(春編)を見る
2015年3月21日 高岳山・三ッヶ峰往復登山を見る
2020年3月22日 高岳山・三ッヶ峰往復登山を見る
2024年6月 2日 仏峠からの登山を見る
仏峠 →1:40→ 三ッヶ峰 →1:00→ 933mピーク
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 山口県山口市の三ッヶ峰登山、この山には単独で登ることは無く、佐波川源流コースから三ッヶ峰へ登り、野道山へ縦走した事が2回、徳佐側から桐ヶ峠に登り、高岳山往復の後三ッヶ峰を往復したことが2回ある。今回は初めて三ッヶ峰の単独登山である。登山口は仏峠で、この登山口から登ることも初めてだ。
仏峠の三ッヶ峰登山口
登山口を出発 植林の下を登る

 今回は北浦自然観察会の登山に参加、総勢12人で三ッヶ峰へ向かう登山を開始、仏峠自体は標高650mなので山頂まで320m程度、大した標高差では無い。峠を出発すると足下にササユリが一輪咲いていた。つぼみも一輪あり、最初から可憐な花に出合う。

背の低い笹道を進む 踏跡は確かなので安心

 メンバーには植物に詳しい方が多く、いろいろとアドバイスを頂きながら急登に取り付き、背の低い笹道を進む。吹く風が心地よく最初から快調に歩を進める。植林の下を道なりに辿るので道に迷う心配は無く、仏峠から三ッヶ峰へ続く登山道はよく踏まれている印象である。

背丈程度の笹が出現 ブナ林

 周囲や足下の山野草を眺めながら進むが、咲いている花が少なく、知識不足が残念である。周囲は終始樹林に覆われているため展望は無いが、山の中にいるだけで幸せなのでこれ以上の望みは無い。足下に石杭などを過ごし現在地を確認、周囲に植林が切れて自然林に変わるとブナの新緑が美しい。

958mを通過 植林の下を通過
山頂手前の分岐に到着 三ッヶ峰山頂
 笹を分けながらアップダウンの続く尾根道を進むとやがて平坦なピークの958mを通過する。進路は北に向き、左植林、右自然林と明確に区分けされた場所を過ごし、更に進んでいると突然笹が切れた。左に野道山へ続く分岐を見送れば、本日の目的の山頂三ッヶ峰に到着。
当日は徳佐の街並みが見えなかった 晴れていた時の展望
野道山への縦走路に入る 佐波川源流コースの分岐を過ごす

 山頂から徳佐方面を眺めると、霧が展望を遮っていた。三角点の置かれた山頂で小休止と記念撮影の後、野道山方面へ向かう。坂を下っていると左に佐波川源流コースの分岐を過ごし、笹の刈られた明確な道を下る。

笹がきれいに刈られていた 自然林の緑が美しい
時折現れる植林 933mピーク

 周囲には自然林が続き、時折現れる植林も良いアクセントになっている。突然南西方面の展望が開け、933mピークが顔を出した。久しぶりに開けた頭上に感謝である。933mピークに向かって高度を上げているとヤマホウシの花を眺めることができた。

ヤマホウシ 933mピークを通過
タコブナ 弟見山

 その後も木漏れ日の美しい道を辿りやがて933mピークに着くが、ピークには当然何も無い。ピークを過ごし少し坂を下ると、すぐに懐かしいタコブナに着き小休止。タコブナの先からは南に弟見山方面の展望を眺めることができた。

ブナの巨木に出合う 板碑のような岩

 タコブナを過ごし更に進み大きなブナの木を眺め、更に進むと板碑のような岩を眺める。この付近で野道山へ続く縦走路を確認できたので元来た道を引き返す。我々は登山上級者の案内により、道迷いの可能性のある難路をとったが、通常は野道山または高岳山への縦走か仏峠へ引き返す方が無難である。

三ッヶ峰山頂
933mピークを眺める
タコブナ

弟見山

ブナの巨木

ササユリ

 前の山 指月山 を見る

 次の山 大蔵ヶ岳 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県山口市 仏峠 登山口付近のMAP
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