2年前(2022年)金峰山権現岩に登った際、権現岩の下に次のように案内されていた。
吉野が日本一の桜山となったのは、その祭神蔵王権現の御神木が桜であるため、人々の桜の献木で山々が埋めつくされたからです。
平成6年、金峰山を本家吉野をしのぐ桜山にしようと、地元の有志が中心になり、これに賛同する全国の会員によって「防長の吉野をつくる会」が結成されました。
当時、周囲を眺めると、確かに沢山の桜の木が植えられていた。ただし、花期は過ぎており、いつかこの桜を観賞したいと思っていたが、昨年はこの地に来ることができなかった。今年こそは思っていたところ、奇跡的に雨の予報が晴れに変わったため、今回登山をすることができた。
権現岩までの行程については、2年前の登山記に詳細を記載してあるので、今回は吉野桜観賞を中心に紹介する。
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