トップに戻る 2023年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
東屋・修験ルート入口 →0:25→ 琴石山山頂 →0:10→ 第二駐車場分岐 →0:20→
愛宕神社跡 →0:15→ ヤマザクラ分岐 →0:30→ 琴石山パーキング
パーキングを出発し、北西へ続くビューロードを歩きながら琴石山を眺める。琴石山は緑の美しい山である。山頂手前に見える露岩が今回とる修験ルートであり、登山意欲をかき立てる。ビューロードから左に続く登山道に入り丁字路を右折、正面に琴石山を眺めていたら、足下には彼岸花が咲いていた。
鋪装道を道なりに進むと再び丁字路に出会う。この分岐は右道だが、琴石山登山道の案内が置かれているのでこれから向かうコースを確認する。次の分岐は左が前回とった白潟林道コース、右がヤマザクラを経由する四季の森コースである。今回はヤマザクラを経由しての修験ルートなので右道をとる。
この先から頭上を樹林に囲まれ、木漏れ日を眺めながらの登山となる。脱水症状となった先週の暑さから格段に風が涼しくなり、秋の気配を感じる。間もなくヤマザクラへの入口に着き分岐を左折、いよいよ山道に入る。入口には修験ルートの案内があるので間違えることはないだろう。
右に石垣の続く場所を通過、そのまま登山道を北東へ向かって道なりに進む。やがて鳥獣保護区山口県の赤い案内を過ごせば直進と左への分岐へ着く。直進はヤマザクラを経由せずに東屋へ続く道で左はヤマザクラ経由の道である。いつものように左折しヤマザクラ2の前で右折、ヤマザクラ1へ向かって山腹に続く道を折り返しながら高度を上げる。
やがてヤマザクラ1の下に着くと、この木にはスズメバチが巣を作っていた。静かにそのまま移動、東屋へ着き小休止、東屋からは瀬戸内海を眺めることができる。さて、東屋の先から案内に従い修験ルートに入る。案内には「景色は良いが、ちょっと難所あり!」と書かれている。
修験ルートは最初から急登が続き、すぐに岩の目立つ場所を通過。目印テープが多くつけられているので安心して進むことができる。大岩の横を抜ければ最初の展望地に到着、眼下に柳井火力発電所や瀬戸内海の大展望が広がっている。
もう一段上の場所に立てば更に展望が広がり、柳井市の平郡島、上関町の皇座山、上盛山、火力発電所の先には平生町の大星山、赤子山がそびえ、周囲には風力発電施設が多い。
展望に満足したので疎林の中に続く登山道を進む。大岩の目立つ坂はきついが木々を手がかりに面白いほど高度が上がる。間もなくロープの渡された場所に着き、更に高度を上げる。
右に麓から見える大岩を過ごすと再び展望台に着き、室津半島から平生町赤子山へ続く展望が広がる。これから先は高度が上がる度に移ろいゆく景色を堪能、田布施行者山や石城山が見えてくれば修験ルートも終わりに近い。
岩の道をわずかに登れば足下に雑草が目立ち、そまま進むと三ヶ岳からの縦走コースに出会う。整備された擬木階段に立ち進路を右(東)にとれば、すぐに琴石山山頂に着いた。快晴の山頂からは北東に銭壺山、南東に屋代島、南に上関町皇座山、南西に平生町大星山、西に田布施町石城山など美しい展望が広がる。
残念なのは双眼鏡を忘れたことで、当日は羅漢山のレーダードームもはっきり見えたはずである。山頂で昼食後、下山は林道コースをとる。山頂から少し北へ進み、東へ下る遊歩道に入る。これが林道コースで、擬木階段の整備された遊歩道からは瀬戸内海の展望が素晴らしい。
すぐに頭上を樹林が覆い、吹く風が涼しく快適だ。ツバキの小径の案内を通過、坂を下れば左に第2駐車場への道が分岐する。そのまま旧愛宕神社跡へ向かう道をとり、しばらく進むと鞍部で学習の森に着く。
整備された遊歩道を更に西へ進むと、この時期は水量の少なくなった愛宕の滝に着く。滝を右に過ごし、わずかに高度を上げれば旧愛宕神社跡へ到着。そのまま水平道を西へ進むと、登山時に休憩した東屋へ着くが、スズメバチの巣のあるヤマザクラ21には近づきたくない。そこで旧愛宕神社跡から南へ下り、第1駐車場の分岐で西へ進む。
このコースをとれば東屋の下に着き、そのまま四季の森コースを下り林道へ着いた。この先からは何も心配のいらない鋪装道歩きで、琴石山パーキングまで帰り着いた。麓から眺める琴石山はとても美しい山容をしている。肝心の脱水症状対策だが、一日快適に歩くことができて、脱水対策は無事機能してた。
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