トップに戻る 2023年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:05→ 無人雨量計小屋 →0:25→ おかま分岐 →0:25→ 女岳
→0:20→ おかま分岐 →0:10→ 林道コース登山口
岩瀬戸コースの登山口へ向かうのに国道262号沿いにある「道の駅あさひ」を起点とすれば、道の駅から西へ続く県道309号佐々並町絵美東線に入り、佐々並川に架かる深成橋を渡った先の分岐を左折する。なお、前回とった林道コースはこの分岐を直進し、県道312号矢代佐々並線を進む。
さて、道の駅から8.5km進んで長小野地区へ着き、岩瀬戸口橋の手前を右折する。この道は県道307号佐々並美東線と表示されており、そのまま岩瀬戸川沿いを900m進めば車道終点が男岳岩瀬戸コース登山口である。当日は県内各所から総勢8人が集合しての登山である。
自己紹介の後、登山を開始。北へ続く作業道は最初から草が茂っていた。防獣ゲートの中に入り、ゲートはしっかり閉めておく。踏跡に従って作業道を進むが、現在は作業道として使用されていないようだ。沢沿いを進めば周囲の植生は植林帯に変わり、足下は昨日来の雨により水を含んでいるが、少し歩きやすくなっている。
この先の分岐は左へ進み、右に堰堤を過ごす。作業道が終わって笹が増え、足下も怪しくなる頃沢を渡る。周囲の植生は自然林となり、足下に多くのキノコを見つける。やがて岩の目立つ地点へ着けば、進路は一旦南へ向く。
間もなく急登が始まり九十九折りの山道を少しずつ高度を上げる。やがて少し斜度が緩み一安心。当日は蒸し暑く大量の汗が吹き出る状態であった。こんな時には尾根を吹く風がとても心地よい。尾根道歩きは快適で足下には落ち葉が堆積し、とても歩きやすい。
小刻みなアップダウンを続けていると少しずつ高度は上がり、目の前に笹が目立ってくれば無人雨量計小屋の建つ展望地に着いた。ただし、周囲はガスのため展望を得ることはできなかった。左に林道コースへの分岐を過ごし、山頂の方向を見ると笹が茂っている。
この笹の中に突っ込むと笹の下には道が続いており、笹をかき分けながら北へ進む。やがて足下に三角点が現れ、山頂周囲のみ笹の刈られた男岳に到着した。前回のスッキリした山頂からの様変わりにビックリしてしまった。当然東西鳳翩山を眺めることはできない。
少し傾斜の緩んだ登山道を更に下り、おかま分岐を通過。これから一旦高度を上げた後、少し下って登り返せば、植林の中の女岳山頂に着いた。平坦な女岳には立派な山頂標識が置かれており、やはり吹く風が涼しい。
女岳の山頂に立ち、本日の予定は終了。後は登山口まで引き返すだけとなったが、当日の私には脱水症状の自覚があり、大事をとって男岳へ続く坂道を避け、おかま分岐から林道コースに下った。無事林道コースの登山口へ着き、南側の岩瀬戸登山口へ向かって女滝川沿いを北東へ進む。
歩き始めは未鋪装道だがきれいな道なので安心していたところ、少し進むと石が目立ち、とても普通車では乗り入れる気がしない道路状況に変わった。やがて道が良くなってくると木材を運搬する車に出会い、林道は舗装道に変わり、草刈り作業中の作業員に出会った。
公社造林の案内を過ごし黒ヶ谷地区に着いた。分岐を右折し県道312号を進み、深成橋手前を右折、西林寺前を通過し県道309号佐々並町絵東線に入り、延々と続く鋪装道を進む。登山口まで残り7km(歩行時間1時間半程度)付近で、男岳山頂を経由して岩瀬戸登山口へ着いた仲間にピックアップして頂いた。 脱水症状は水分補給では直すことができないため、事前に塩分の用意・摂取が必要と言うことを痛感した登山だった。
女岳
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