成君寺山(じょうくんじざん) 山口県岩国市本郷村 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2005年1月10日(日曜日) 成君寺山 120回目 140座目 山口県の100山では83番目 登山口 国穏寺 ガイド本 中島篤巳著 山口県百名山(発行所 葦書房) 登山開始 12:08 山頂到着 12:49 下山開始 13:15 下山終了 13:51 登山時間 0:41 山頂滞在時間 0:26 下山時間 0:36 所要時間数 1:43 2005年 1月10日 冬の成君寺山を見る 本日は本郷村の成君寺山に向けて10時に家を出発したが、伊陸の坂を越えたところで高度計を忘れたのに気がつき、引き返したため10時30分出発に変更になった。一路本郷村に向けて国道2号線を経由し進み、玖珂町の山賊を越えて廿木峠を過ぎて下り坂になる所でスピード違反の取り締まりをしていた。引き続き187号線に入り小郷で美和方面に分岐し、県道2号に入る。次に県道130号、県道59号を経由して本郷村に入ると正面に法華山・羅漢山が雪を被っている。
黒沢に向かう標識を頼りに進むと分岐点があり成君寺参道の標識を見て左折し坂を登って行くとカーブのところに国穏寺停留所を見つけた。ここを右折して坂を登るとすぐに国穏寺参道の碑がありその上には国穏寺があった。国穏寺側に駐車して登山を開始する。ここから先に車で成君寺まで行くことができるらしいが本日は路面が濡れており、積雪の心配もあるため国穏寺より林道を進むことにした。
林道は整備されており晴れた日には何の心配なく車で進めるものと思われる。緩やかな道を歩いてゆくと10分程度で成君寺に到着した。修復作業が行われるのか材木が立てかけられていた。
左右の仁王様 成君寺は500年近い歴史のある寺だそうで、一揆の庄屋11人の記念碑も建てられている。ひとまず成君寺の中に入り参拝の記入をした。昨日も参拝者がいたようだが本日は他に参拝者がいないようだ。
しっかりと登山の無事をお祈りして出発する。登山道は成君寺の裏から延びており、すぐに近道と普通の道の分岐がある。当然近道を取り歩いて行くと急な斜面をジグザグに進んで行くことになる。
一気に高度を稼ぐ歩き方でどんどん進む。雪で滑らないように慎重に杉林の中を進んで行く。成君寺から20分程度で展望所に着いた。ここからは本郷村と成君寺参道の分岐場所がはっきりと確認できた。しばしの展望を楽しんだ後頂上を目指す。 ↑ 展望所から周囲の景色を眺める ↓ ここからは雪が山道に降り積もっており、滑り落ちないように慎重に歩く。一歩間違えれば真っ逆様に下まで落ちそうな箇所である。ゆっくり歩いて5分もかからず頂上に到着した。
頂上には雪がきれいに降り積もっており本日は誰も登頂していないことがわかった。頂上からは雪を頂いた羅漢山と法華山が目の前に広がっており、素晴らしいパノラマである。また雪が降り続いており雪雲が羅漢山や法華山にかかるのがよく見える。 成君寺山頂から羅漢山・法華山方面の展望 羅漢山の向こうには安芸灘が広がっていることも確認できた。太陽の光により周囲の景色がいろいろな色に変化してゆくことがわかった。雪の頂上は危険だけれども幻想的な風景を見ることができる。 山頂は雪景色 しばらくゆっくりして周囲を見回すともう1カ所登山道があることがわかった。寒くなってきたので下山を開始する。急な坂道だったので下山は雪のある場所は別として、一気に降りることになり、成君寺までは15分もかからなかった。
成君寺からは登山時に見落とした仁王門を経由して帰った。この仁王門は本堂の火災の時にも残っていたようで500年の歴史のある門らしい。仁王門を心ゆくまで堪能して国穏寺まで戻った。途中でわさび田を見つけた。きれいな清水が流れているので自生したのかもしれない。
国穏寺では寺の中に入りお参りをした。山を守る寺なのか額には鎮護山と書いてあった。国穏寺を後にして本郷村に戻っていると宇都可神社というのがあり、参拝した。馬の写真があったが何が祀られているのかはわからなかった。本郷村の市街に戻り成君寺山の場所を確認した。また、羅漢山と法華山の位置もよくわかった。帰る途中で大規模などんど焼きをしていた。
成君寺山
法華山
登山口の国穏寺
成君寺仁王門と成君寺山
成君寺
展望地から眺める本郷村
成君寺山山頂
羅漢山と法華山
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