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→0:35→ 嘉納山歩道入口 →1:15→ 嘉納山 →0:50→ 嘉納山歩道入口
→0:15→ 県道出合 →0:15→ 嵩山登山口駐車場
岩屋権現入口の石鳥居前から正面に嵩山を眺める。日の当たりが丁度良く、明るい嵩山が青空の下にそびえている。岩屋権現の石鳥居を潜って登山開始。落ち葉を踏みしめながら遊歩道を進む。頭上には名残の紅葉が美しい。
すぐに岩屋権現へ到着し、参拝する。嵩山岩屋権現は仕合わせ祈願所(四石合わせ奇岩)で、このほか帯石観音、堅岩観音、巌門観音にお参りすることにより、夫婦和合、家庭円満、子孫繁栄、健康長寿の願望がかなえられ、人間真のしあわせになれると言われている。
岩屋権現参拝後は奥の院へ向かう。右上へ続く階段へ向かえば急傾斜の階段の先に奥の院が祀られていた。奥の院へ参拝後登山を再開する。なお、奥の院への往復は5分程度である。
紅葉を眺めながら遊歩道を進むと嵩山山頂への分岐があり、案内に従い右上へ続く道に入る。この付近でも紅葉が美しく、紅葉観賞が続く。やがて登山道はジグザグ状に折り返し、擬木階段を辿って高度を上げる。
中腹出口の案内を通過、少し登れば反対側からの登山道と合流、この場所にも山頂への標識が置かれていた。再びジグザグ状に折り返せば頭上が少しずつ開け、やがて展望テラスが現れた。
展望テラスで小休止の後、嵩山登山を続ける。登山道を更に進めば休憩所を過ごし、更に登ればアンテナ施設やパラグライダーなどのランチャー台の置かれた嵩山山頂へ着いた。山頂標識のある場所で四等三角点を確認、ランチャー台や展望台から周囲に広がる展望を眺めた。
西にはアンテナの建つ嘉納山、南西にそびえる源明山を確認、今日は嘉納山がとても近く見えている。嵩山で小休止の、嘉納山へ向かう。舗装道を下りトイレのある駐車場を右に過ごす。
更に下れば左に嘉納山線歩道へ500mの案内が置かれていた。案内に従い分岐を左折、擬木の渡された遊歩道を下り、丁字路へ着けば右折。少し下れば嘉納山線歩道へ着いた。分岐を左折し嘉納線歩道を下る。
紅葉を眺めながらコンクリート舗装の道を少し進むと周囲に竹が増え、前方左に嘉納山歩道が続いている。なお、舗装道を道なりに下れば久賀へ向かうと案内されていた。さて、竹林帯につけられた嘉納山歩道を進む。これから嘉納山まで2.1kmの行程である。
最初は緩やかな傾斜の道が続き、明るい日差しが心地よい。やがて竹林の中に入り、急な傾斜につけられた擬木階段を登る。少し高度を上げれば再び坂の傾斜が緩む。このピークが492m標高点である。少し傾斜の緩むところもあるが、登り坂になれば、傾斜がきつい。
急な傾斜を慎重に高度を上げて行けば、嘉納山へ1.1km、歩道終点へ1km標識を過ごす。ここまで来れば坂の傾斜はゆるやかとなった。やがて前方にコンクリート製の休憩舎が見えてくれば、嘉納山まで0.7kmの案内を過ごす。頭上に案内を過ごし、もう少し進むと左にアンテナ施設を見送る。
擬木階段を登り、ふと背後を振り返れば嵩山がその勇姿を現した。そのまま進むと集塊岩が左側に続き、案内には屋代島の地質の案内が掲示されていた。集塊岩を左に過ごし、平坦な道を進むと旧軍の遺構が現れた。
コンクリート施設や高射砲の台座跡などが続き、四境の役三ツ石古戦場跡の案内も置かれている。旧軍遺構の先には集塊岩が続き、小さな岩がくっついて大きな塊になっているようだ。この先で少し高度を上げれば嵩山の山頂や白木山が見えてきた。
もう嘉納山まではわずかで、源明山へ分岐を左に見送り、わずかに坂を登れば嘉納山の山頂へ着いた。旧軍の台座跡の置かれた山頂には柳井から来た二人の登山者が休憩していた。文珠山から嘉納山往復を目指す人、嘉納山から嵩山往復をする人など、今回採ったコースを歩く人は多いようだ。
山頂で昼食後、元来た道を引き返す。下山はほとんど下り坂なので快適。逆に嵩山から嘉納山を目指す人は少々苦しい感じだった。嘉納山から歩道終点まで一気に下り、そのままコンクリート歩道を辿ってアスファルト舗装の県道へ合流。
更に県道を下り、登山口の岩屋権現の駐車場まで戻った。紅葉も美しいこの時期の登山は最高で、天候にも恵まれたので最高の登山をすることができた。
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