トップに戻る 2021年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
江嶺山・桂ヶ岳分岐の石杭 →1:20→ 江嶺山 →1:10→ 分岐の石杭
→0:05→ 鳳翩山トンネル分岐 →0:15→ 江嶺山 →0:13→
鳳翩山トンネル分岐 →0:22→ 作業道出合 →0:35→ 国道435号 →0:25→ 駐車地
山口市の山口バイパス吉敷西交差点から国道435号に入り美祢市へ向けて約6km進むと、右に西鳳翩山への案内が現れる。この分岐を右折し県道309号佐々並町絵美東線に入る。大峠を越えて美祢市に入れば右側に駐車スペースがあるので車を置いて登山開始。正面に秋芳洞と佐々並への案内を見て、右に佐々並への分岐を見送ると、山口と佐々並への案内の下に着く。
この付近から折り返すように左側へ続く山道に入るが、入口付近は最初から草が茂り少し躊躇。ただし歩き始めれば踏み跡が続いているので歩行に支障は無い。少し進んで右側の尾根に取り付けば良かったかも知れないが、踏み跡は更に続いているのでそのまま進むと植林帯に着いた。
植林帯を抜けたところで前方がヤブになったので、そのまま突き進むと道が違っていた。正しいのは右上の尾根へ続く道だが登った形跡が無い。そのまま尾根方向へ向かってヤブへ突入、少し辛抱して登れば樹林の下に着き、急に歩きやすくなった。
更に進むと鼓ヶ岳へ続く縦走路に入り、これで無事快適な道を進むことができる。樹間越しに向かいに見える景色を眺め、古い目印テープに従い尾根道を進む。尾根上を広い道が続いているので何も苦労することは無く、時折地図を眺め、後は目印テープを目で追えば良い。
鼓ヶ岳を出発、足が遅いのでスローペースでの縦走が続く。相変わらず快適な縦走路が続き、大した高低差も無いので途中に現れる岩が良いアクセントとなっている。やがて境界石杭などが3つ並ぶ場所を通過、この先から尾根が藪状態になるので左側へわずかに迂回しながら進む。
藪が終わった付近からは秋吉台方面を見晴らす展望地に出る。素晴らしい展望なので小休止、縦走路上での展望は期待していなかっただけにとてもうれしい出来事であった。
展望地を出発、この先は藪は無いので快調に飛ばす。坂を登って四等三角点クラスの石杭を過ごし、更に5分で同じような石杭に着いた。この場所が江嶺山と桂ヶ岳の分岐である。時刻は10時半より早いので躊躇無く江嶺山へ向かった。
江嶺山へは石杭を過ごし南へ進み、小ピークへ向かって進路を採る。すぐにピークへ着けば、左が七曲、秋葉山、榾木山へ続き、右が今回向かう江嶺山である。当然右へ進むがこの道は少し進みづらいところがあった。
はっきりした縦走路に変わったので安心して進む。次のピークを越えた先で西へ向かうが、どうした錯覚か北へ進み引き返し、南へ進んで引き返すという醜態を演じてしまった。落ち着いて進めば緩やかな下りなのに、この難所を10分程度のロスタイムで通過。
この先からは格段に分かり易い道に変わり、しばらく進むと尾根道から分かれる分岐に着いた。尾根の右側に続く山腹につけられた道を辿り、植林帯の下を進むと古い作業道に着いた。
荒れ加減の作業道を道なりに下り、しばらく進むと右へ続く作業道の分岐に着いたので右折。わずかに高度を上げながら進み、作業道の終点へ着けば進路を左(西)にとる。足下にはシダが多く、歩きやすい場所を選びながら進み、最後に萱の茂る場所を突破すると、左下から続く作業道終点に着いた。
ここで「宮の河内」と「江嶺山へ」の案内を確認、江嶺山へ15分と案内されていた。もう江嶺山は間近、植林帯の下に続く坂へ向かう。すぐに登山道の中央で大岩を通過、山頂手前で急登を踏ん張り、大岩を過ごせば平坦な江嶺山の山頂に着いた。
山頂からは東西鳳翩山、先ほど登った鼓ヶ岳、これから登る桂ヶ岳を見晴らすことができた。背後には秋吉台方面の展望が広がり、最近こんな展望を眺めていないので、とてもうれしい。
足下には角の欠けた三角点を確認、山頂の木には江嶺山の山頂プレートが二つ掛けてあった。山頂で冷たい水分を補給し、おむすびをほおばる。カップヌードルを食べたりコーヒーを飲む時間ももったいないので休憩の後すぐに江嶺山を出発、桂ヶ岳への分岐まで引き返した。なお、引き返す際には道に迷うこと無く、それこそ快調に引き返すことができた。江嶺山からは53分で引き返したので少し心の余裕ができた。さて、次は桂ヶ岳へ向かう。
この途中に足にけいれんが起きそうになったが、何とか踏ん張り尾根へ着いた。尾根にさえ着けばこの先から快適な尾根道歩きで、小ピークを越え、更に尾根を進むと平坦な桂ヶ岳の山頂へ着いた。
山頂には山頂プレートが置かれ、この周辺の山々の案内も設置されていた。三等三角点を確認、周囲に展望は無いのですぐに下山を開始。桂ヶ岳の分岐まで引き返し北へ続く下山道へ向かう。
すぐに左右の分岐となるが、ここでは右道をとる。登山道にはテープが続き、快適な道が続いているの安心である。途中で1ヶ所左右の分岐に迷いそうな所もあるが、しっかりテープが続いているので印を確認すれば大丈夫だろう。
やがて沢に掛かる木の橋を渡り、ススキの茂る場所を通過すれば作業道に出る。作業道を左折するとこの起点で古い技工団のコーンを過ごす。このコーンが登山道への目印となっているようだ。
草の茂る作業道を少し進むと歩きやすくなり、そのまま未舗装作業道を進む。やがて作業道の左に白いガードレールが現れ、更に進むと吉敷残土処分場へ続く作業道に合流した。 作業道は広く歩きやすくなり、しばらく歩いていると崖崩れの場所に着き、岩の間を抜ければ下山方向に西鳳翩山が見えてきた。作業道を更に下り、左に鳳翩山道路公園を過ごし、国道435号を横切る。
そのまま舗装道を辿り柴の家を過ごし、大峠を通って駐車地まで引き返した。これで一周回りの周回は無事に終了した。休憩時間を含めた全行程7時間以上で、久しぶりによく歩いたという感じである。
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