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→0:05→ 城原海岸上舗装道出合 →0:35→ 網代港遊歩道入口
分岐まで引き返すと千貫松島の案内があり、岩によりくり抜かれた海食洞門が説明されていた。目の前にある大岩は周囲50m、高さ25mである。岩の奥には松が生えており、この生命力には驚いた。この先の民家前には展望所があり、先程の千貫松島が手前に見え、海岸まで下りられるようになっていた。
倒れそうなブロック塀の横を通りコンクリート階段を登る。背後には先程の千貫松島などの展望が広がっている。案内には鴨ヶ磯まて1360mとあり、この鴨ヶ磯付近が終着点となりそうだ。展望台へ向かうと青い海へ浮かぶ岩がとても美しく、いつまで眺めていても見飽きることは無い。今日は一日こんな美しい景色を眺めることになるのだろう。
分岐まで引き返し、更に整備された遊歩道を進むと遠くに灯台が見えてきた。背後には網代の集落が見えており、狭い地域に肩寄せ合って住んでいるようだ。しばらく展望の無い遊歩道を進んでいたら、突然という感じで白い灯台が現れた。
灯台の先から階段を下り、足下に白い花などを眺めていたらイカリソウも咲いていた。更に進むとタニウツギの花も咲いており、華やかな遊歩道歩きが続く。離れ岩が連続した景観の観音浦と思われる景色も広がり、海面に浮かぶような岩に波が押し寄せ、ソーダ水のように見える。なんとも美しい景色である。
分岐の上には舗装道が近く、この道をとれば網代漁港まで帰ることができる。さて、鴨ヶ磯海岸へ向かう。砂浜からは海がとても美しい。海に浮かぶ岩も美しく、この付近は浦富海岸を代表する景勝地と思われる。
ロシア軍将校遺体漂着地の記念碑を過ごし、柱状節理の大岩を鑑賞すれば鴨ヶ磯海岸へ着いた。ここから次の景勝地の城原海岸まではわずか480m、このまま散策を続ける。石段を登れば一気に高度が上がり、背後には岩の浮かぶ海岸線が美しい。やがてピークを越え、岩の中央がくり抜かれた海食洞門が見えてくれば城原海岸は間近だ。
菜種五島を眺めながら坂を下ると今回の散策の終点の城原海岸だ。ここで昼食のカップヌードルを食べようとしたが、ガスを忘れていたので食べることができなかった。非常食のパンを食べて海岸を出発、舗装道を通って網代漁港へ引き返した。残念ながらもうわかめフェスタは終了していた。
早めに浦富海岸の散策が終了したので、県境を越えて兵庫県に入って餘部まで行き、有名な鉄橋の跡を観光。ここには空の駅があり、エレベーターで地上41mまで行き、餘部駅を散策した。丁度電車が入ってきたのでホームへの到着風景を眺めることができた。
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