浦富海岸 網代港〜城原海岸(うらどめかいがん)鳥取県岩美町

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2019年4月28日
網代港遊歩道入口 →0:25→ 灯台 →0:35→ 鴨ヶ磯海岸 →0:40→ 城原海岸

→0:05→ 城原海岸上舗装道出合 →0:35→ 網代港遊歩道入口

全歩行時間 2時間20分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)
 鳥取二日目はのんびり旅で山陰海岸ジオパークの浦富海岸を散策する。出発点は網代漁港で、当時はわかめフェス2019が行われていた。港の北側にある中国近畿連絡自然歩道の案内板を確認して手すりの施された石段へ向かう。すぐに左上へ向かう分岐があり、この方向へ向かうと建物が建っていたが、展望は無かった。
網代漁港 中国近畿連絡自然歩道入口
千貫松島(クリックで拡大) 展望所

 分岐まで引き返すと千貫松島の案内があり、岩によりくり抜かれた海食洞門が説明されていた。目の前にある大岩は周囲50m、高さ25mである。岩の奥には松が生えており、この生命力には驚いた。この先の民家前には展望所があり、先程の千貫松島が手前に見え、海岸まで下りられるようになっていた。

ブロック塀の横を進む 肩寄せ合うような集落

 倒れそうなブロック塀の横を通りコンクリート階段を登る。背後には先程の千貫松島などの展望が広がっている。案内には鴨ヶ磯まて1360mとあり、この鴨ヶ磯付近が終着点となりそうだ。展望台へ向かうと青い海へ浮かぶ岩がとても美しく、いつまで眺めていても見飽きることは無い。今日は一日こんな美しい景色を眺めることになるのだろう。

展望台 日本海の展望が広がる
白い波と青い海 木道が続く

 分岐まで引き返し、更に整備された遊歩道を進むと遠くに灯台が見えてきた。背後には網代の集落が見えており、狭い地域に肩寄せ合って住んでいるようだ。しばらく展望の無い遊歩道を進んでいたら、突然という感じで白い灯台が現れた。

灯台 イカリソウ

 灯台の先から階段を下り、足下に白い花などを眺めていたらイカリソウも咲いていた。更に進むとタニウツギの花も咲いており、華やかな遊歩道歩きが続く。離れ岩が連続した景観の観音浦と思われる景色も広がり、海面に浮かぶような岩に波が押し寄せ、ソーダ水のように見える。なんとも美しい景色である。

ウツギ 観音浦
ソーダ水みたい ベンチのある休憩所
 やがてベンチのある休憩所へ到着、大きな岩の景観が美しい。丁度遊覧船が岩の間に泊まって観光客に案内しているようだ。ふと岩を眺めていたら大勢の釣り人が岩の上に座っていた。なんともユーモラスな景色だ。この先でぽっかり穴空いた岩を眺め、手すりのついた遊歩道を進むと鴨ヶ磯海岸の入口へ着いた。
遊覧船 釣人
穴の空いた岩(クリックで拡大) 右上は車道

 分岐の上には舗装道が近く、この道をとれば網代漁港まで帰ることができる。さて、鴨ヶ磯海岸へ向かう。砂浜からは海がとても美しい。海に浮かぶ岩も美しく、この付近は浦富海岸を代表する景勝地と思われる。

鴨ヶ磯海岸(クリックで拡大) 浸食された岩

 ロシア軍将校遺体漂着地の記念碑を過ごし、柱状節理の大岩を鑑賞すれば鴨ヶ磯海岸へ着いた。ここから次の景勝地の城原海岸まではわずか480m、このまま散策を続ける。石段を登れば一気に高度が上がり、背後には岩の浮かぶ海岸線が美しい。やがてピークを越え、岩の中央がくり抜かれた海食洞門が見えてくれば城原海岸は間近だ。

ロシア軍将校遺体漂着地の記念碑 柱状節理の大岩
鴨ヶ磯海岸 城原海岸へ向かう

 菜種五島を眺めながら坂を下ると今回の散策の終点の城原海岸だ。ここで昼食のカップヌードルを食べようとしたが、ガスを忘れていたので食べることができなかった。非常食のパンを食べて海岸を出発、舗装道を通って網代漁港へ引き返した。残念ながらもうわかめフェスタは終了していた。

菜種五島 城原海岸
餘部鉄橋 JR山陰本線餘部駅

 早めに浦富海岸の散策が終了したので、県境を越えて兵庫県に入って餘部まで行き、有名な鉄橋の跡を観光。ここには空の駅があり、エレベーターで地上41mまで行き、餘部駅を散策した。丁度電車が入ってきたのでホームへの到着風景を眺めることができた。

日本海の展望
灯台
観音浦
鴨ヶ磯海岸沖
鴨ヶ磯海岸の景勝地
菜種五島
城原海岸
菜種五島

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 鳥取県岩美町 浦富海岸(網代港)   登山口付近のMAP
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