馬見山(うまみやま)福岡県朝倉市

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2014年6月15日

遙拝所 →0:40→ ぶな尾根コース →0:40→ 御神所岩 →0:20→ 馬見山山頂

     →0:35→ 宇土浦越 →0:45→ 遙拝所

全歩行時間 3時間 0分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 福岡県の山歩き、6月の二日目は朝倉市の馬見山を目指す。登山口の馬見山キャンプ場へ向かう起点を、嘉麻市役所碓井庁舎前にある「道の駅うすい」とすれば、この前を走る県道90号を南東方面へ900m進み、西郷橋手前の分岐を右折する。ここで南へ500m程度進み、点滅信号を左折。道なりに南東方向へ2km程度進むと、国道322号を横切る。

「道の駅うすい」 西郷橋の手前の分岐を右折

 右に嘉穂中学校を過ごせば、間もなく県道440号へ着く。この丁字路を右折して原田交差点を右折、南へ向かって進めば、やがて馬見神社へ着く。更に南へ向かって進むと、馬見山キャンプ場への案内を見つけるが、そのまま奥へ向かう。やがて現れる丁字路を左折すれば、右に馬見山登山口の案内が立っている。この反対側の広い場所へ車を置いて登山を開始した。

原田交差点を右折 馬見神社
丁字路を左折 馬見山登山口(クリックで別角度)

 登山道に入れば、正面に遙拝所の石柱が立ち、その右側には、苔むす白い平岩が横たわっている。石柱の左側から植林帯に入ると沢の手前に着き、沢を左から右側へ渡る。ここで右上を眺めると、作業道が続いているように見えた。

遙拝所(クリックで大岩) 遙拝所の左側を進む
沢を渡る 清流

 登山道には、馬見山への案内が要所に置かれているので安心して歩くことができる。涼しげな沢を鑑賞しながら歩いていると、汗も引くように感じる。間もなく沢と別れ、植林帯の中に入り高度を上げる。

植林帯の下を進む 風岩
寄添い岩 岩の道を進む

 山腹につけられた道を辿れば、やがて風岩と呼ばれる場所へ着く。苔むした大岩の間から涼しげな風が吹いているようだ。周囲に大岩を鑑賞しながら少しずつ高度を上げると、間もなく寄添い岩を鑑賞、奇岩巡りがとても楽しい。この先で作業道と出会うが、すぐに左側から山道に戻る。

左にぶな尾根コースが分岐 作業道の左に登山道(クリックで拡大)

 杉の美林を眺めながら高度を上げていると、再び作業道へ出る。作業道からは左にぶな尾根コースが分岐しているが、私はそのまま作業道を辿った。すると、左側へ登山道の案内が現れた。ロープの渡された苔むす岩上を通過し、植林帯の下に続く急登へ向かう。

ロープの渡された苔むす岩 苔むす岩の風景

 植林帯を抜ければ周囲に苔むす風景が広がり、眼下を流れる清流の音がとても涼しげである。間もなく樹氷谷と呼ばれる地点を通過、岩場を通過しながら高度を上げる。進行方向には子どもの顔に見える大岩が立ちはだかり、左側へ迂回しこの岩の上へ着く。

樹氷谷 顔に見える岩(クリックで拡大)
顔に見える岩上(クリックで展望) 御神所岩

 眼下には市街地が見えているが、霞気味なのでカメラには写らないようだ。もう少し高度を上げれば御神所岩の前に着く。右には水場があり、おいしい水を頂くことができる。のどを潤した後、御神所岩の前に立てば、その大きさに目を見張るほどだ。

水場 御神所岩
御神所岩を横から 岩上へ向かう急登(クリックで拡大)

 岩の中央部には祠が祀られており、左には石塔が置かれている。馬見山へ向かうには、この大岩の左側から岩場を直登する。ロープを補助に岩場を辿ればすぐに御神所岩の上に出る。この岩は滑りにくい岩なので、岩上へ向かうと、眼下には市街地が広がっている。ただし、本日は黄砂と霧のため、周囲の展望は霞み気味である。

御神所岩と岩上からの展望

御神所岩から尾根へ向かう 尾根道

 御神所岩を出発、尾根へ向かって急登を踏ん張れば、間もなくブナ尾根コースと合流、そのまま尾根道を南へ向かって高度を上げる。やがて一段高い場所で背後に展望が開けるが、黄砂と霧のため何も見えない。

白い花 馬見山山頂

 ここで白い花を観賞し、わずかに南へ向かうと一等三角点の置かれた馬見山の山頂へ到着した。ベンチの置かれた山頂でのんびりしていると、反対側から登山者がやってきた。この方は南東の山頂へ行き、引き返してきた所だった。そこで、南東へ向かってわずかに進むとベンチの置かれた展望地へ着いた。

展望地の風景

 こちら側も馬見山の山頂で、晴れていれば眼下に素晴らしい展望が広がっているそうだ。霞んだままの展望を眺めて三角点峰へ引き返し、次は宇土浦越を目指して坂を下る。なお、宇土浦越へは1.5km、屏山へは5kmと案内されている。

馬見山を出発 大岩の横を進む
急な下り 途中の休憩所(クリックで案内)

 尾根道を辿り急な坂を下る。とても歩きやすい自然歩道で、おもしろいほど高度が下がる。途中に咲いているヤマホウシの花などを観賞し、更に尾根道を下れば、馬見山からは35分で宇土浦越へ着いた。丁度反対側から登山者が峠へ着いたところで、今日も馬見山へ向かう登山者は多いようだ。

屏山方面の展望 宇土浦越
宇土浦越を出発 最終水場(クリックで水場)

 さて、峠を右折し下山を続ける。植林帯を下ればすぐに最奥の水場の案内を見る。水場へ行ってみると、こんこんと水が流れていた。快適に植林帯を下り、林道(南嘉穂線)1.3km・馬見山キャンプ場1.9kmの案内を過ごす。すぐに急な坂を下り植林帯の下に続く道に入る。

植林帯を下る 作業道に出る
広い道に出る 登山口(クリックで案内)

 この先は、大した傾斜や危険箇所も無く、快適に坂を下って作業道前へ到着。もう少し下れば、作業道の入口にチェーンが渡されていた。この先の作業道に入り丁字路を右折、遙拝所前に置いた駐車地まで引き返し、馬見山の周回登山は無事に終了した。

大岩

御神所岩

馬見山山頂

展望地手前

屏山方面

 前の山 鷹取山 を見る

 次の山 鳥屋山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 福岡県朝倉市 馬見山 登山口付近のMAP

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