鷹取山(たかとりやま)福岡県久留米市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2014年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2014年6月14日 登山口 →1:00→ えぐ水コース分岐 →0:35→ 山頂 →0:25→ えぐ水コース分岐 →0:10→ えぐ水 →0:30→ 登山口 全歩行時間 2時間40分 福岡県の山歩きを続けている。久留米市にそびえる発心山の登山を終えて、次は同じ耳納連山の最高峰の鷹取山へ向かう。まず登山の起点となるJR田主丸駅へ向かう。この田主丸駅の駅舎は、カッパの形をしており、この駅舎の前には果物を持ったカッパの石像「楽太郎河童」が置かれている。 登山口の平原自然公園へ向かうには、田主丸駅前からわずかに北へ進み分岐を右折、そのまま東へ向かうと、右に踏切が見えてくる。この丁字路を右折して踏切を渡り、しばらく道なりに進む。やがて現れる県道151号を横切り、左に水縄郵便局を過ごす。この付近には平原自然公園への案内が立っており、案内に従い進むと、間もなくトイレの整備された公園の駐車場へ着く。
駐車場を出発し、わずかに進むと左に中央広場への道が分岐している。ここで中央広場を横切り、対角線方向へ進んで遊歩道の中に入る。頭上を樹林で覆われた道を進むと、少し先で右にガードレールの続く場所が見えてくる。ここで進路は一旦左方向へ変わり、すぐに折り返すように右上方向へ進路を採る。
整備された横木の階段の道を進んでいると、右に東屋を過ごし、間もなく足下は掘られた道に変わる。この先も頭上は杉の美林が覆い、周囲に展望のない登山道歩きが続く。そのうち坂の傾斜がきつくなり、足下に岩の多い場所が出てくると、体が小休止を求めてきた。これもやはり日頃の運動不足のせいだと思われる。
まっすぐに続く杉の美林の下を快適に登れば、やがて570mのピークを越える。このピークを越えて少し坂を下れば、丁字路へ出合い、下山時に使う予定のえぐ水コースが右に分岐している。ここには登山ノートが置かれていたので一言コメントを記しておいた。
さて、丁字路の分岐は左道を採り、広い道を歩いていると車道と合流した。この車道を左折し、少し進むと鷹取山登山口の立派な案内が立っている。この案内に従い最後の急登へ取りかかる。
植林帯の下に続く道は坂の傾斜がきつく、慎重に歩を上げて行けば、東へ続く展望が素晴らしい。その先にはアンテナが建っており、麓から鷹取山を確認するのに丁度良い目印となりそうだ。
展望地を過ごし、植林帯の下、急登の続く登山道へ向かう。焦らず着実に高度を上げれば、坂の傾斜が急に緩み、左側には登頂記念の木柱が多く埋め込まれていた。この先も緩やかな傾斜の道を進むと、突然目の前に電柱と車道が現れる。この林道は、朝登った発心山から続く林道である。 林道手前で折り返すように左折し、草原の中につけられた踏み跡を辿れば、すぐに広く刈り払われた鷹取山の山頂へ到着した。山頂からは北と南に展望が広がり、北には久留米の市街、南には遠く釈迦岳や御前岳なども見晴らせるはずだが、本日は黄砂により全く展望はない。しかしながら緑の草原の山頂は、立っているだけで楽しくなるような明るい広場である。 山頂からの展望は霞んでいた この地には鷹取城が築城されており、山頂の案内によれば、本星野の館や妙見城、延寿寺村の福丸城の後詰めの城として重要な位置関係にあったと考えられるそうだ。ここで昼食を摂っていると、サイクリングを楽しむ人が二人やってきた。この方達より、しまなみ海道を自転車で走破したお話などを聞き、サイクリングの楽しさをたくさん教えていただいた。
昼食後、再度周囲に広がる展望を眺めるが、黄砂が簡単に取れるはずもなく、本日は終始展望の無い山歩きとなってしまった。下山途中からはえぐ水コースを採り、植林帯の下に続く沢沿いを下った。
こちらのコースもよく整備されており、コース案内も多く設置されているので迷いそうな所は無く、実際にえぐ水コースから登る人とも途中で数人出会った。この鷹取山は展望を求めて多くの人が登る人気の山のようだ。えぐ水の水場でおいしい水をいただき、あじさいを眺めながら車道を横切り、登山口の公園まで引き返した。 鷹取山山頂 南の展望 えぐ水 あじさい 麓から眺める鷹取山 前の山 発心山 を見る 次の山 馬見山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 福岡県久留米市 鷹取山 登山口付近のMAP |