霜降岳(しもふりだけ) 山口県宇部市

2012年12月1日の霜降岳・観音岳 中山観音コースから持世寺コースへ縦走記を見る

2004年2月29日

霜降岳  70回目  87座目 山口県の100山では40番目

登山口 末信橋

ガイド本 中島篤巳著 山口県百名山(発行所 葦書房)

登山開始 10:21 山頂到着 11:48 下山開始 12:04 下山終了 13:16

登山時間 1:27  山頂滞在時間 0:16 下山時間 1:12

所要時間数 2:55

 セミナーパークに妻を送迎する用事ができたので、足を延ばして宇部の霜降岳に登ることにした。セミナーパークには午前8時半頃に着き、周防大橋を渡って宇部市に入り、ゴルフ場の間を通り、持世寺温泉を右に見て持世寺橋を渡り、県道215号に入った。県道を2km程度走ると左側に「山口県指定史跡霜降城跡登山口」の道標を見つけた。

霜降岳全景 霜降城跡登山口標識

 末信橋の下の河原に駐車スペースがあるので車を置いて登山を開始する。舗装道を歩いて行くと、民家の横を抜けて登山道が続いており、すぐに諏訪神社の大鳥居が見えてくる。

民家の横に登山路が続いている 諏訪神社の右側に登山路

 大鳥居の右側から山に向かう道に入る。登山道の入口には霜降城の説明文が掲げられており、霜降城は厚東氏七代武光により1179年に築城された事などが記載されている。

山道に入る 間違えた道からの展望

 山道に入り、シダの多い道を進んで行く。道はよく踏まれているようで迷うことはないようだ。途中から左上方向に進み、尾根道を通り中ノ城に向かって進んで行くと西方面の展望が開けてきた。その後は行けども行けどもアップダウンの繰り返しで、山の側面を歩いているような感じが続き、最後には坂を降りるようになってきたので、初めて道を間違えていることに気がついた。

竹藪帯を抜ける 中の城分岐
本城への分岐 本城に向かう坂道

 道を引き返して元の道まで戻り、広い道を進んで行くと竹藪の中を抜け、竹藪から5分で中ノ城への分岐点に着いた。中ノ城には帰りに寄ることにして本城を目指す。中ノ城分岐から10分足らずで本城(霜降岳)・前城分岐に着き、坂道を登って行くと分岐から5分で霜降岳山頂に到着した。

霜降岳(本城)山頂 周囲の大岩

 霜降岳山頂は林の中で展望は全く無いが平らな場所になっている。また、山頂には霜降山城跡の標識と本城の説明文が設置されており、静かな山頂という雰囲気がする。山頂周囲もぐるっと一周散策できるようになっており、周囲には大岩がゴロゴロしていた。丁度昼になったので、三角点に腰を下ろし昼食を取る。

本城方面 後山方面

 昼食後、山頂を後にして前城に向かう。霜降山山頂から前城跡までは10分の行程だった。前城には本城と同様前城跡の標識と前城の説明文が設置されている。展望を楽しみに前城まで来たが、霜降岳と後城の方面の山が見える程度だった。

霜降岳前城跡 霜降岳後城跡

 再び分岐まで戻り今度は後城を目指して進む。前城から後城までは15分程度の行程で、後城にもやはり後城跡の標識が立っていた。結局いずれの城跡からも展望を楽しむことはできなかったが中世の山城跡のハイキングとしては楽しめた。

中の城への分岐 中の城への藪

 最後に中ノ城に行こうとしたが藪がひどかったのでそのまま山を降りた。帰りに時間が余ったので持世寺温泉に入り汗を流した。この温泉はアルカリ温泉でよく効くような気がした。

きらら浜 火の山連峰
藤尾山から周防大橋の展望 藤尾山山頂三角点

 持世寺温泉からセミナーパークに引き返す途中、藤尾山へ登り、火の山連峰や周防大橋の展望を楽しんだ。

霜降岳

眼下の展望

本城跡(山頂)

山頂周囲の大岩

本城

後城

周防大橋

 前の山 莇ヶ岳・弟見山 を見る

 次の山 弥山・柏木山 を見る

登山口周辺の地図はこちら 宇部市霜降岳 登山口付近のMAP

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