展望広がるとおの山(とおのやま)山口県周南市

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2006年3月4日のとおの山を見る
2018年2月4日
登山口 →0:30→ 山頂 →0:10→ 具足峠 →0:10→ 登山口
全歩行時間 0時間50分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)
 記録的な立春寒波の到来で、とても寒いけれども天気は良い。昨日は農園整備で一日過ごしたので今日は周南市のとおの山へ登る。下松方面から国道2号周南バイパスへ入り、徳山中央病院の建物が前方に見えてきたら、右にケンタッキーフライドチキンとセブンイレブンを見つける。
徳山大学へ向かって交差点を右折 信号を3つ過ごした先で左折

 この信号で、徳山大学と徳山高専への案内を確認し右折する。信号のある交差点を3つ過ごし、国道2号から約700m進んだところで徳山大学手前の分岐を左折する。この入口には「とおの山平原口登山道(山陽自動車道ガードへ)」の案内があるので目印となる。

登山口の「徳山東9」高架下 分岐を右折
 そのまま道なりに進み、山陽自動車道の「徳山東9」高架下付近の適当なところへ車を置いて登山を開始する。この入口にはとおの山への案内が掲示され、とおの山についての説明も書かれているので眺めていると登山者が下りてきた。この人は、私の重装備を見て、さぞかし沢山の山へ登っているのだろうと話しかけてきた。とおの山は重装備で登る山ではない。
分岐は左が夜泣岩、右がとおの山 すぐの分岐は左折

 高架を潜り反対側に出ると、目の前にとおの山が見えてくる。この先の分岐は案内に従い右折、少し進むと左右の分岐があり、右がとおの山への登山道、左は夜泣石へ続いている。本日は周回登山で、帰路に夜泣石へ立ち寄るつもりである。

竹林帯を進む 擬木階段

 分岐を右折し登山道に入る。すぐの分岐を左に向かうが、案内が置かれているので迷うことはない。竹林帯の中を進むと周囲に石垣が残っている。昔はこの辺りも耕作地だったのだろう。落葉の目立つ道を進むと周囲の植生は自然林へ変わる。やがて現れる擬木の階段を過ごすと、間もなく進路は北へ変わる。

展望地から太華山 明るい登山道
 山腹につけられた明るい道を進んでいると、南に展望の広がる地点を通過、太華山が美しい山容を見せている。右に古いベンチを過ごすと進路は北西方向へ変わり、よく踏みしめられた広い道を辿っていると、進路は折り返すように右上方向へ変わる。
擬木階段を登る 山頂手前の右側へトイレ

 擬木階段を辿り高度を上げれば、進路は再び折り返し、北西方向へ向く。前方にトイレが見えてくれば山頂は近い。間もなく広く平坦なとおの山の山頂へ着いた。山頂には展望台や休憩用のベンチなどが置かれ、とても整備されている。

展望台とベンチの置かれた山頂(クリックで拡大)

 眼下には周南市のコンビナートが一望、西には嶽山、その先に防府大平山も見えている。南には周南市街や太華山、笠戸島に下松茶臼山などの展望が続き、東には柳井市琴石山が特徴的な山容を見せているが、雪が降り続いているため、遠くの山は確認することができない。

太華山(クリックで拡大) 周南市街と遠くに大平山(クリックで拡大)
 とおの山の展望のすごさは相変わらずで道も良く、ファミリーハイクに最適の山である。山頂で温かいカップヌードルの昼食を摂ったが、食事の間に登ってきた登山者はあまりの寒さにすぐに帰ってしまった。それほど寒い日である。
夜泣岩へ向かう 急な下り斜面

 昼食後はすぐに下山を開始する。前回採ったコースはなめら口登山口を経由するコースだったが、今回は夜泣石への最短コースを採る。海側の道を進むと下山道が続いており、最初は普通の坂道だが、進むにつれて急斜面となる。通常であれば補助のロープが設置されても良いような道だが、自己責任で下りる道なので左右の木々をつかみ、ブレーキをかける。

道はしっかりしている 具足峠を左折

 足下には落ち葉が堆積しており、更に滑り易くなっている。まさに滑るように坂を下れば山頂から10分で具足峠へ着いた。夜泣石へ向かって進路を左に採り、少し坂を下ると懐かしい夜泣石へ着いた。夜泣石の案内を眺めて更に東へ進むと石垣を過ごす。この先で竹林帯に入り、作業小屋を右に過ごせば登山時に分岐した地点へ着いた。そのまま坂を下れば徳山東9ガードで、展望広がるとおの山登山は懐かしく、楽しいものだった。

夜泣岩 石垣が残っている
とおの山山頂
笠戸島
太華山
周南市街と大平山方面
夜泣岩

 前の山 千回登山の三ヶ岳〜琴石山周回 を見る

 次の山 大谷山から茶臼山周回 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県周南市 とおの山  登山口付近のMAP
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