城山{殿居}(とのいじょうやま)山口県下関市豊田町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年5月3日 登山口 →0:13→ 水源かん養保安林標柱 →0:24→ 山頂 →0:25→ コンクリートの橋 →0:06→ 登山口 全歩行時間 1時間8分 山口県下関市の山歩き、今回は旧豊田町殿居にそびえる殿居の城山へ向かう。まず旧豊田町の道の駅、「蛍街道西ノ市」まで行き、道の駅の前を通る県道34号を木屋川沿いに約600m北上、「豊北19km」の案内に従い信号のある交差点を左折する。
この先で信号のあるT字路を右折して国道435号に入り、道なりにしばらく進むと、やがて殿居地区に入る。この地区にある殿居小学校前を起点とすれば、小学校前の国道を更に800m程度西へ進むと、交差点が現れるので右折する。なお、この地点のほんの少し先が西教寺バス停であり、この先の峠が城見坂である。
本日は雨が降っているため、登山口探しのためこの地区に来ており、この前に同じく旧豊田町の大河内地区にそびえる西山・大添山の登山口を確認している。
さて、交差点を右折し道なりに北へ向かい、殿居城山の登山口を確認する。左に民家を過ごし、更に作業用の倉庫を過ごす。途中には美しい池を眺め、水源かん養林の案内を過ごし、満開の美しい藤の花を観賞、舗装された林道滝ノ上線を快適に進む。
やがて林道はS字のカーブを描き、カーブの終点手前より未舗装道に変わる。ここで引き返す為の場所を探すため、未舗装道を少し進むと広くなっている場所を見つけた。周囲を見回すと雨はあがり、空が明るくなってきた。そこでこの場所から登山を開始することにした。
林道を道なりに進むとすぐに北東方面へ進路が変わる。やがて下山地点のコンクリートの橋を通過する。この先で林道は大きく左にカーブを描き、進路が右へカーブする地点で正面に「水源かん養保安林」の標柱が現れる。
ここで林道から別れて山道に入る。植林帯の下を進むと、すぐに目印のテープが多く巻かれていることに気が付く。西へ向かって少しずつ高度を上げると、間もなく尾根の鞍部へ到着、ここで尾根を右折して山頂を目ざす。
この先には倒木が多く、障害物競走のように迂回しながら坂を登る。倒木帯を抜ければ、急な坂が待っている。周囲にある木々をつかみながら一気に高度を上げる。本日は朝から雨が降り続いていたため、急な斜面はすこぶる滑りやすい。
更に高度を上げると、右に平坦な場所が現れた。この上の段にも平地があり、一旦右側へ回り込み、折り返すように左へ向かって斜面を登れば、すぐに広く平坦な山頂へ着く。木々の茂る中を西へ向かって進むと、足下に三等三角点を確認、三角点の先に立つと、南から北西へ向かって展望が開けている。
殿居城山の山頂風景 晴れていれば、周囲に広がる展望は素晴らしいものと思われるが、本日は雨上がり直後。それでも眼下に田園地帯と民家などを確認、霧の立ち上る感動的な風景を眺めることができた。山頂からは北に白滝山も眺めることができそうだが、この方面には美しいフジの花が咲いており、その先はやはり霧に包まれていた。
平坦な山頂を出発、急な斜面を慎重に下り、尾根の鞍部まで引き返す。ここで、鞍部を右折し南方向へ進路を採る。すぐに小さな沢が現れるので沢沿いに下る。周囲には倒木が多く、木々を迂回しながら坂を下るとすぐに林道が見えてきた。そして下りたところはコンクリートの橋の手前である。
この先何の心配もない林道を下り、駐車地へ戻り、殿居城山の登山を終了した。丁度お昼になったので、前回通過したそば屋さん(手打ちそば和)へ立ち寄ることにした。民家を改造したようなお店に入り、ざるそばを注文。そば湯を頂き、周囲の田園風景を眺めているとすぐに料理が運ばれてきた。 手打ちそば さすがに手打ちそば、とても美味しくいただいた。残念だったのは、焼酎のサービスがあり、ここで運転手さえ居れば美味しい焼酎を飲むことができたこと。私を含めて丁度3〜4組のお客さんがいたが、皆さん運転手が一人ずつだったので辞退した。次回は運転手を連れてこようと言いながら皆さんお店を後にした。 麓から眺める城山 池 郭跡 山頂 展望 前の山 王喜城山 を見る 次の山 西山・大添山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県下関市豊田町 殿居城山 登山口付近のMAP |