西山・大添山(にしやま・おおぞえやま)山口県下関市豊田町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年5月3日 河内神社 →0:18→ 平坦な峠 →0:17→ 西山 →0:07→ 大添山 →0:0 6→ 平坦な峠 →0:19→ 河内神社全歩行時間 1時間 7分 山口県下関市の山歩き、今回は旧豊田町大河内にそびえる西山と大添山へ向かう。まず旧豊田町の道の駅、「蛍街道西ノ市」まで行き、道の駅の前を通る県道34号を木屋川沿いに北上する。
長門への案内に従い木屋川に沿ってしばらく進むと、大河内地区に入り、大河内バス停を過ごす。この先で左側に注意していると、「大河内」と「西市5.7km・豊田湖2.3km」の案内の立つ分岐を見つける。この分岐を左へ進路を採ると、左に大河内集会所と河内神社を確認、この広場へ車を置いて登山を開始する。
集会所の右から舗装道を西へ向かって進むと、すぐ左へ中国自然歩道の案内が現れるが、この道には入らない。もう少し進むと石垣の間につけられた道に入り、少しの坂を進むと足下には清楚なシャガの花が美しい。
すぐに獣除けの施設の扉を開け、中に入ってしっかり扉を閉める。進行方向には明確な作業道が続いており、すこしほっとする。竹林帯の下に続く道を進むと、平坦な耕作地跡に出る。
この先で右側はすっかり綺麗に伐採されており、周囲を眺めていると地響きを立てながら大きな鹿が目の前を横切った。やはりこの地域には鹿が多いことを目の当たりにした。さて、作業道は左の樹林の下に続き、倒木の目立つ場所もあるが、総じて歩きやすい。
右に植林帯を眺めながら進むと、左には美しい池を過ごす。作業道の右に広がる植林帯を眺めていると、下には石組みが残っており、こんな奥に棚田があることにびっくりする。更に作業道を進み、緩やかな坂を登る。もう峠近くまで来ているにも拘わらず、周囲には石組みが現れる。こんな所まで棚田があることに更にびっくりした。
もう少し進むと広く平坦な峠に出る。左へ向かえば直接大添山へ向かうことができそうだが、そのまま山腹を伝って南西方向へ進む。このあたり、進路を誤らないよう慎重に進み、万一に備えて目印のテープを巻いておく。 やがて大添山へ続く尾根へ着く。この尾根を左折し、尾根沿いに登ればやはり大添山へ続いている。今回は最初に西山へ向かうため、山腹を南へ進路を採る。やがて西山と大添山の鞍部へ到着するので、西に進路を採り西山へ向かう。
緩やかな坂を進むが、周囲には倒木が目立ち、歩きやすい場所を探しながら高度を上げる。やがて坂の傾斜が緩み、平坦な尾根道を南西へ進むと周囲の伐採された西山の山頂に到着した。 西山の山頂風景 三等三角点の置かれた山頂はとても明るいけれども周囲は樹林に覆われて展望を得ることはできない。また、北西方向の木の間越しからは勇山や一位ヶ岳が見えるはずだが、本日は霧に覆われているためはっきり山頂を確認することはできなかった。 秋葉社の置かれた大添山 明るい西山の山頂を出発、次は大添山を目指す。一旦鞍部へ下って登り返す。少しの坂を登れば秋葉社の祠の置かれた大添山の山頂へ到着。祠の正面には大きな木がそびえ、手前に建つ灯籠の内、右側の灯籠は崩壊している。 大添山の山頂風景 由緒ある秋葉社へ参拝し、周囲を眺めるがこちらの山頂も樹林に覆われて展望を得ることはできない。この大添山へ登ったことにより、金光康資さんの著書、「防長山野へのいざない」に掲載されている下関市の山全てへ登ることができた。次はどちらの方面へ登ることになるのだろうか。 さて、山頂を出発、下山は北へ進路を採り、棚田跡の残る峠付近へ下り立つ。そのまま来た道を引き返していると弱い雨が降り始めた。獣除けゲートを通過し、登山口の河内集会所まで戻り西山・大添山の登山は無事終了した。 次に狗留孫山へ向かおうと思っていたが、この雨では展望を得ることはできそうにない。そこで近くの華山の氷川コースの登山口を確認。次に以前から行きたいと思っていた日野温泉へ向かう。GWにも拘わらず、5台程度しかない駐車場には1台しか車が停まっていなかった。 日野温泉 500円の入浴料を支払い施設の中に入ると、休憩室を通り抜けた先に温泉入口がある。浴場へ向かうと2人入れば満員状態の浴槽である。でもこの泉質はヌルヌル・とろとろで、アルカリ温泉のような感じがした。本日は2山だが、下関市の最後の山へ登った後に入る温泉は、最高の気分である。 西山と大添山 棚田跡 峠の棚田跡 西山 秋葉社 前の山 殿居城山 を見る 次の山 車山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県下関市豊田町 西山 登山口付近のMAP |