くのじ山・磨石山(くのじやま・とぎしやま)島根県雲南市大東町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年4月5日 蓮華寺 →0:10→ くのじ山山頂 →0:06→ 蓮花寺 →0:06→ 観音堂往復 →0:03→ 磨石山登山口 →0:20→ 磨石山 →0:15→ 磨石山登山口 全歩行時間 1時間 0分 島根県奥出雲町の鳩岡山登山の後、日刀保たたらを出発。次はくのじ山と磨石山を目指して雲南市の出雲三十三観音霊場、第14番札所の蓮花寺へ向かう。 登山の起点はJR出雲大東駅、駅前から西へ進み、大東税務署前を過ごして交差点を右折、この次の分岐も右折し、県道25号に入り南へ向かう。町民体育館、大東公園、大東野球場を右に過ごす。
やがて大東町東阿用地区に入り、阿用小学校へ着く。この付近には登山口の蓮花寺への案内が立っており、案内に従い舗装路を進む。この舗装路の終点が登山口の蓮花寺である。登山前に広い境内を散策し、蓮花寺へ参拝、登山の無事を祈願する。今年は厳しい冬が続き、お寺の椿の花のつぼみも堅いままである。
境内から東を眺めると、一段高いところへ東屋が見えている。この場所がくのじ山と思われる。駐車場まで戻り、くのじ展望台370mの案内を確認、入口に中電の巡視路標柱(←bT0 bT1→)を確認して山道に入る。
すぐにご神木のような大きな木を過ごし、よく踏まれた明るい道を進む。間もなく左に中電の巡視路を見るが、くのじ展望台の案内に従い直進する。左右にはシダと笹の茂る広い道が続き、緩やかな傾斜の坂道が心地よい。
やがて登山道は左へ進路が変わり、少しの坂を登れば休憩舎の建つ、くのじ山の山頂に到着する。山頂からは南東に一等三角点の置かれた清久山、北には丸倉山、大平山、八十山と続く幡屋三山、北西には大黒山、高瀬山、アンテナの建つ仏経山など過去に登った山が一望。
くのじ山の山頂から眺める展望 出雲北山は霞んでいるが、弥山や鼻高山なども懐かしい。しばらく周囲に広がる展望を眺めた後、展望広がるくのじ山を出発する。登山口の駐車場まで戻り、島根の名水「歴史の泉」指定の「奥の院御符井戸のある観音堂」へ向かう。 観音堂と奥の院御符井戸(説明は写真をクリック) 道案内の石仏を眺めながら階段を下ると、すぐに観音堂へ到着。観音堂横には奥の院御符井戸があり、水を汲むためのひしゃくも用意されている。観音堂へ参拝して駐車場まで戻り、くのじ山登山と蓮花寺散策を終了した。
蓮花寺を出発、次は磨石山へ登る。蓮花寺から250m坂を下ったところで、とぎし城跡の案内を確認。平坦な未舗装道を南西方向へ進むと、左には島根県林業公社造林地の案内が立っている。
更に進むと進路は右へ変わり、この先から一旦コンクリート舗装の道となるが、すぐに未舗装道へ戻る。左に美しい池を眺めていると、進路は右へ変わり、真砂の美しい場所を通過する。
間もなく尾根に向かって右方向へ進路を採り、自然林の下を進むと左に郭跡が現れる。ほとんど傾斜を感じない道を辿れば、間もなく広く平坦な磨石山の山頂へ到着する。三等三角点の置かれた山頂には、「阿用城由来記」の書かれた案内が立ち、三角点付近の樹木はすっかり刈り払われている。 磨石山の山頂(写真をクリックすると磨石城の案内) 山頂から眺める風景 広い山頂からは、南東に聳える清久山と山頂に置かれた反射板、北西には幡屋三山、北東にはアンテナの立つ仏経山を確認。くのじ山と同様、懐かしい山々を眺める。最後にくのじ山に設置された休憩舎を眺めて下山を開始する。
何の心配もない広い道を下れば、元の駐車地へ到着。くのじ山と磨石山登山は家族連れに最適なハイキングコースである。磨石山を出発、麓の阿用小学校付近から磨石山を確認して帰路に着く。
国道54号を経由して飯南町の一福へ立ち寄り、今回は暖かいかまあげ蕎麦を頂く。温かいお蕎麦が冷えた身体を温めてくれる。島根県の山旅の際には、お蕎麦が一番のごちそうである。 蓮華寺 くのじ山からの展望 池 磨石山からの展望 くのじ山と磨石山 前の山 鳩岡山 を見る 次の山 大笠山(松尾山) を見る 登山口周辺の地図はこちら 島根県雲南市大東町 磨石山 登山口付近のMAP |