大笠山{松尾山}(おおかさやま・まつおやま)山口県下関市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年4月15日 安養寺 →0:45→ 山頂 →0:35→ 安養寺 全歩行時間 1時間20分 山口県下関市の山歩き、今回は吉見の大笠山へ向かう。登山の起点はJR山陰本線の吉見駅。吉見駅前交差点を右折し、最初に現れる吉見公民館入口交差点を右折する。なお、この交差点の右手には吉見温泉の案内が掲示されている。
この先の踏切を渡り、川を挟んで右側に吉見公民館を確認し、次の分岐を左折する。そのまま道なりに進むと、左に安養寺の案内を確認して分岐を左折する。後は道なりに進めば、高野山真言宗松尾山安養寺に着く。本日は4月の中旬だが、名残の桜が残っており、花びらの舞う中の登山は、何となく華やかな気分となる。
山門入口に置かれた松尾山文殊院安養寺の案内を眺め、登山口の安養寺を出発。「←吉見毘沙門天・岩ヶ嶽大権現」の案内に従い、四国八十八ヶ所お砂踏み霊場を左に見ながら、緩やかな舗装道を進む。
季節の花を眺めながら進むと、間もなく参道は右へ分岐し、大きく左右に蛇行しながら歩けば結願所へ着く。この上の分岐を右に採ると、登山道に続いているが、毘沙門天がもう一つ上の段に祀られているので登山前に参拝する。 毘沙門天へ参拝 毘沙門天から右へ続く水平道を進めば、右にポンプ施設を過ごす。この先は明るく平坦な場所で、そのまま坂を下れば元来た駐車場へ戻ることが出来る。ここではポンプ施設の先を左折し、左に栽培施設を過ごす。
大笠山へはこの施設の先を左折、自然林の下につけられた登山道に入る。踏み跡は明確で、目印のテープ等が多く巻いてあるので安心して進むことが出来る。やがて進路は右へ向き、山腹につけられた道をほんの少し進むと、尾根へ続く急な斜面へ向かう。
少しの間、急斜面を辛抱しながら進むと、進行方向に補助のロープが見えてくる。更にもう少し斜面を登れば、よく踏まれた尾根道へ着く。帰路の目印としてテープを巻き、緩やかな坂を進む。この先より自然林の下、気持ちの良い道が続き、木漏れ日を感じながら進むことができる。
間もなく樹林の伐採された場所に着くが、伐採されてからの時間の経過により、展望は狭くなっている。それでも立ち位置を変えることにより、南東に竜王山、北東に鬼ヶ城を眺めることができた。なお、本登山において、展望を得ることができるのはこの地点のみである。
さて、伐採地を通過し、5分程度進むと岩の目立つ小ピークの前を通過、右にピークを見て進路を西寄りに変える。やがて登山道の中央に、印象に残るほどの巨木を過ごすと、足下にはスミレの花が咲いていた。この付近から山頂までは一本道で、北西へ向けて何の心配もない尾根道を進めば、三等三角点の置かれた大笠山の山頂へ到着する。 旧日本軍の遺構の残る山頂 平坦な山頂の北側にはコンクリート製の旧陸軍の遺構が残っている。山頂の周囲は自然林に覆われて、展望を得ることはできないが、西を眺めると、樹間より響灘の近いことが分かる。
山頂の北へ向かって明確な道が続いているものの、展望は望めそうにないので引き返すことにする。旧日本軍の遺構の北側には大きな木がそびえており、まるで山頂の主のような存在に見える。
明るい山頂を出発し、元来た道を引き返す。山道への取り付き場所まで下り、栽培施設付近より南へ進路を採る。前方に吉見下地区の田園風景と響灘を眺め、明るい道を下れば、すぐに駐車場へ到着した。 しゃくなげ 吉見毘沙門天 山頂 前の山 くのじ山・磨石山 を見る 次の山 六万坊山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県下関市 大笠山(松尾山) 登山口付近のMAP |