トップに戻る 2021年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:10→ 穴観音古墳 →0:12→ 大井公民館
県道315号吉部下萩線に出て右折、少し進むと左に折り返すように石段が続いている。階段へ向かうと庄屋地区急傾斜地崩壊危険区域の案内が掲示されていた。石段へ向かうと猿田彦大神の石碑が建ち、左に手水を過ごして更に登れば、南西に本日最初に登ったKタキ山(大井城山)の平坦な山容が視界に入る。
石段を登り石鳥居を潜ると、赤崎神社へ着いた。神社へ参拝し神社の右横を通過して登山道に入る。左右に細い竹の目立つ道を進むと萩市の水道施設の下に出る。この施設は立入禁止なので右から施設の横を通り奥へ進む。すると円光寺穴観音古墳から墓地へ続く道に合流する。
分岐を右折して少し坂を登れば墓地を過ごす。墓地の最後の所でキキョウの花が多く咲いていた。緩やかな傾斜の山道を辿り、少しずつ高度を上げれば前方に真砂土の丘が広がり、松の間を抜ければ展望広がる明るい天頂山の山頂へ着いた。
山頂からは先ほど登った鵜山、その先の日本海には大島が浮かび、反時計回りにKタキ山(大井城山)、鴻ヶ岳、権現山など既に登っている山々が広がる。北には名峰遠岳山がそびえ、本日最後に展望を楽しむことができた。
中は暗くて肉眼では見えないが、カメラのフラッシュを利用すると、観音様が祀られている事がわかる。案内によれば横穴式古墳で、石室に利用されている石の巨大なことは山口県北浦一帯では例を見ないそうだ。古墳から下りたところの丁字路を左折し、大井公民館まで帰り着いた。
次は周辺散策で、近くにある元寇の碇石を見学する。案内を探して荒人神社へ進み、神社駐車場へに車を停めた。踏切を越えて西へ進み、丁字路を右折すれば元寇の碇石と猿田彦大神の石碑が置かれていた。
案内によれば、元寇の碇石は全国で38ヶ所、40個が確認されているが、そのほとんどが九州の日本海側、福岡県の博多湾を中心に佐賀県、長崎県で発見されている。山口県では豊北町で見つかっているが、この碇石は最東端に位置しており、貴重な考古資料とのことである。
次は惣郷川橋梁の見学へ向かう。国道191号を須佐方面へ進み、惣郷川橋梁の下に着いた。多くの写真家は奧から橋梁を走る鉄道を取るようだが、私はトンネルの下に位置し下り線も上り線も見学することができた。最後に夕日まで鑑賞して帰路についた。
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