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→0:15→ 尾長山・牛田山天神峠東口コース登山口 →0:20→ 尾長山
→0:15→ 尾長山・牛田山天神峠東口コース登山口 →0:20→ 広島東照宮入口
広島東照宮は、慶安元年(1648)広島藩第四代藩主浅野光晟公が、広島城の鬼門(北東)の方向に当たる二葉山の山麓に造営された。光晟公の生母が、家康公の第三女、振姫(ふりひめ)であったことから造営に熱心であったそうだ。
東照宮を出発し裏門を左折、そのまま道なりに進み、丁字路を左折すると金光稲荷神社へ続く階段が見えてくる。階段右には二葉の里歴史の散歩道の案内が掲示されていたので、これから向かう行程を頭へ入れておく。
階段を登り金光稲荷神社本殿へ参拝、右上へ続く参道を辿る。参道途中には東照宮公の遺訓が掲示されている。朱の鳥居の下を登るが、真夏の登山なので熱中症予防も兼ねてスローペースで高度を上げる。
やがて大岩の横を過ごせば 展望地へ到着、眼下には広島駅などの展望が広がっている。展望地で小休止の後、坂を登れば歴史ある石垣の先のピーク、二葉山山頂に着いた。山頂には高射機銃陣地跡が残っており、石垣は高射砲陣地のためのものだった。こんなところに旧日本軍の遺構が残っていた。
二葉山山頂を出発、少し下って登り返し、更に階段を登れば銀色に輝く広島平和塔(仏舎利塔)に着いた。私は50年以上前にこの地に来たが、それ以来なので広島平和塔からの展望は全く覚えていない。 塔内には、インドの故ネール首相から贈られた仏舎利一粒、スリランカから贈られた仏舎利一粒、モンゴル仏教徒から贈られた仏舎利一粒が奉安されている。なお、正面の仏像はスリランカ(旧セイロン国)から贈られたものである。
仏舎利塔を出発、下の墓地横から舗装道を下っていると、途中で左に下る道が分岐していた。この分岐が尾長山へ続く道で、右に祠を過ごせば下り階段となる。正面にはこれから向かう尾長山がそびえており一安心。民家横を進み右に天神公園を過ごす。
この先の分岐でようやく尾長山・牛田山の案内を見つけた。案内には尾長山・牛田山天神峠東口コース登山口と案内されていた。舗装道を直進するが坂の傾斜がきつい。そのまま進んでいると左のカーブミラーのところに登山道の案内が掲示されていた。民家下を進むと日陰があったので小休止、本日は35度以上の猛暑日で快晴、コンビニで購入した氷のペットボトルで身体を冷やすと元気が出た。
建物の駐車場横を進み山道に入る。ワイルドな登山道を少し進むとブロックの上に木を渡したベンチがあり、ここからは広島市街を見晴らすことができた。展望地で小休止の後、坂へ向かう。真夏なのでとにかく暑いし汗が噴き出る。
補助のロープに助けられ、真砂土の滑りやすい道を登る。二葉山方面を見晴らす展望地から仏舎利塔を眺め、足下に岩が増えてくれば、すぐに岩の目立つ尾長山の山頂に着いた。山頂からは二葉山や広島市街などの展望が広がっている。
尾長山から一旦は牛田山を目指して進んだが、次の目的のための時間を考えるとこれ以上先へ進めないことが解った。そこで尾長山を周回する感じで再び山頂に引き返した。尾長山の山頂から天神峠東口コース登山口まで戻り、この先の分岐を左折、広島桜が丘高校の横を通って駐車地まで戻った。
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