トップに戻る 2022年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:15→ 沢別れ →0:40→ 山頂 →0:20→ 沢別れ
→0:10→ 沢渡り →0:07→ 線路 →0:03→ 橋 →0:10→ 駐車地
交差点から2.3km進んだ地点の分岐を左折、小河内川沿いを北へ進む。親子地蔵を過ごして道幅が狭くなり、産廃業者の設備が見えてくると左側に「SL撮影駐車場」の案内が見えてくる。この分岐を左折すればすぐにSL撮影駐車場へ着く。
駐車場を出発し道なりに北へ進むと交差点へ着き、そのまま直進すると進路は自然に左へ向き、作業道は舗装道から未舗装に変わる。広く歩きやすい道を進み、左に堰堤を通過、更に進むと突然広場に出る。
広場の先にはパイプ製の橋が架けられていた。案内には「全国から撮影に来る皆さんによって、橋の架け替えや草刈り整備が行われた」ことが書かれていた。橋を渡り緩やかな坂を登るとJR山口線の線路に着いた。
上り、下りともトンネルがあるため、SL撮影には最適な場所なのだろう。仁保駅側へ向かって線路沿いを進むとNO.7の白杭の所から踏跡が続いていた。ここで線路を離れて山道に入る。
電車を眺めた後、沢沿いに続く登山道に戻る。足下には石などが転がっており、滑らないよう慎重に進んでいると、倒木等のある場所で沢を渡り、沢の左側に続く道に入る。
前方に山腹に続く道が現れると、右下に滝が見えてきた。滝の前に行き、しばらく滝を眺めた後、登山道に戻る。この先から沢沿いに続く道を慎重に進むが、足下は不安定な状況が続く。
大岩や空滝など見どころも多く時間を掛けて周囲に続く景色を眺める。やがて沢から別れると急登が始まる。最初は左右に杉の植林が続き、植林帯が切れると周囲は自然林に変わる。
坂の傾斜はますますきつくなり、木をつかみながら急傾斜へ向かう。昨年からこのような急登には多く出合い、もう慣れているのだがやはり力が入る。少しずつ高度を上げれば山頂が近くなる。
休憩を取りながら辛抱強く進むと、ようやくという感じで傾斜が緩む。途中に岩を過ごしてわずかに進むと三等三角点の置かれた龍野岳の山頂に着いた。山頂からの展望は樹間越しだが、四熊岳、狗留孫山、石ヶ岳、東鳳翩山などを眺めることができた。
これも冬枯れの時期であるためで、青葉が繁れば眺めることはできないだろう。昼になったのでカップヌードルの昼食を摂ったが、真冬の山頂は風が吹いてとても寒かった。
下山は元来た道を引き返すだけなので滑らないことさえ気をつければ大丈夫。急傾斜を一気に下り、沢分かれまで20分で着いた。登りに40分を要したのでいかに急登だったかが解る。
この先は傾斜が緩やかなので足下にだけ気をつけて下山を続け、駐車地まで引き返した。急登の龍野岳はしばらく記憶に残ることだろう。
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