焼火神社(たくひじんじゃ)参拝と焼火山(たくひやま) 島根県隠岐郡西ノ島町

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2008年6月2日の焼火山登山を見る
2023年6月5日
駐車地 →0:15→ 焼火神社 →0:30→ 焼火山山頂 →0:05→ 展望地 →0:25→ 駐車地
全歩行時間 1時間15分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 隠岐諸島の登山と観光を続けている。昨日は知夫里島(知夫村)のアカハゲ山と高平山登山の後、海士町の最高峰家督山へ登った。遠征二日目は朝から海士町の金光寺山へ登り、菱浦港まで引き返し、内航船に乗り込む。次に向かうのは西ノ島町の別府港で、この途中にフェリーどうぜんとすれ違った。やはりフェリーは大きい。
アカハゲ山 高平山の知夫里島灯台
家督山の家督神社 金光寺山山頂に祀られた祠

 内航船の移動時間は僅かで、菱浦港から別府港までの所要時間はわずか7分で、すぐに別府港に降り立った。予約していたレンタカーの事務所まで移動し、手続きを終えてすぐに出発した。最初に向かうのは西ノ島最高峰の焼火山で、2回目の登山となる。

フェリーどうぜんとすれ違う 西ノ島上陸
リゾ隠岐ロザージュの横から焼火神社への分岐に入る 焼火神社参拝者駐車場を出発

 別府港から国道485号を西へ進み、途中でユアーズこだま島前店に立ち寄り途中で飲むための水分を購入、西ノ島町役場の先で左折、リゾ隠岐ロザージュを目指す。このホテルの横に焼火神社への案内が立っているので左折、そのまま道なりに進むと焼火神社遊歩道入口に着く。

遊歩道に入る ベンチが置かれていた

 駐車場に車を置いて小さなリュックにペットボトル2本を入れてまず焼火神社へ向かう。15年前焼火神社へ向かう道は板で作られていたが、今回は左半分がコンクリート階段、右半分がコンクリート鋪装に変わっており、木製だった手摺りは金属製に変わっていた。

アカハゲ山 鳥居と祠を過ごす
 神社まで15分の案内を見て駐車場を出発。足下はコンクリートなので道は確かである。急な坂をゆっくり歩きで登ればベンチの置かれた休憩所に着く。神社まで10分の案内を見るが、この場所は知夫里島を眺める展望地になっており、アカハゲ山山頂の休憩舎が見えている。
浦郷湾 焼火神社入口
案内板 狛犬

 左側に木製の鳥居と祠を過ごし、背後を振り返れば浦郷湾は霞んでいた。すぐに金属製の鳥居の前に到着、左に焼火山へ続く登山道が続いているが、先に焼火神社へ向かうため鳥居を潜る。鳥居の下には神社まで5分、展望台まで930mと案内されていた。

灯篭 立派な石垣
社務所の横を進む 社務所の奧の大岩

 左右に狛犬を過ごし平坦な参道を進む。途中で左上に祠が祀られているようだが、この祠には焼火山へ向かう途中に立ち寄ることとなる。社務所の立派な石垣を左に見ながら進むと本殿まで100mの案内が現れる。社務所の横に大岩を眺め、更に奥へ進むと大杉の先に焼火神社が現れた。

灯篭 巨木と焼火神社
焼火神社へ参拝 奥の院

 岩の中に祀られた奥の院は未だに輝きを保っているようだ。15年前と全く変わらない社殿に改めて感激した。大杉と焼火神社と奥の院と大岩、いつまで眺めていても見飽きることの無い風景である。岩の上には白い花が見えており、これは多分セッコクだろうと思う。

アカハゲ山 焼火山へ続く道

 焼火神社を出発し、社務所前から知夫里島のアカハゲ山を眺め、立派な石垣に沿って引き返す。石垣を過ごし少し進んだところから右側を眺めると擬木階段と案内が置かれていることに気づく。この階段が焼火山へ続く道であり、金属製の鳥居の建つ場所から山頂へ続く道の途中で合流する。

展望台へ750m 途中で祠に参拝
祠の手前から遊歩道を進む 倒壊した案内
 展望台まで750mの案内を確認して木製階段へ向かう。すぐに分岐に着き、直進すると祠が祀られていた。焼火山へ向かって更に階段を登ると鳥居の前から分岐した道と合流した。合流点に置かれた焼火山案内看板は倒れていたが、現在地は理解できた。この道は焼火山を経て最終的に大山ダムへ続いているようだ。展望台へは残り500m、焼火神社から500m地点となっていた。
焼火山案内図(クリックで拡大) 探索の道に合流
展望台まで500m ヤマブキショウマ

 探索の道に合流し、次の目的地は焼火山の三角点、緩やかな傾斜の登山道途中に白いヤマブキショウマやサイハイランを眺める。やがて右への分岐に出会い、その起点には低いポールが立っていた。この場所が三角点へ向かう起点で、ポールの上には「←展望台200m・民法アンテナ→」の案内が掛けられていた。

サイハイラン ポールを見て右折
山頂は民法アンテナ方面 真っ直ぐ続く道

 分岐を右折し三角点の置かれた民放アンテナ方面へ向かう。自然林の下に続く真っ直ぐな道を進み、電柱に出会えば左折する。左に焼火中継局の施設、前方にアンテナが見えてくればすぐに三等三角点の置かれた焼火山山頂に着いた。三角点の周囲には草が茂り、ハゼの葉が見えたので遠巻きに三角点を眺める。

電柱の所を左折 焼火山山頂
三等三角点 ユニークな山頂標識

 更に奥へ進むと西ノ島DTV中継放送所の施設が建っていた。三角点付近からの展望は周囲の樹林の背が高く、望むことはできなかった。これは前回登山時と同様である。中ノ島の金光寺山で見かけた山頂標識と同じ字体の標識がこの焼火山にも置かれていた。三角点横に置かれたベンチに腰掛けること無く山頂を出発、探索の道の先に設置された展望地へ向かうことにした。

民法アンテナまで行き引き返す NHKのアンテナを確認
展望台まで5m テーブルと椅子の置かれた展望台

 先ほどの登山道まで引き返し、探索の道を北へ向かって進む。この途中に右への分岐を見つけたので向かってみるとNHKのアンテナが建っていた。再び探索の道に戻り、進んでいると左右の分岐に着き、展望台まで5mの案内に従いわずかな坂を登れば木製のテーブルと椅子の置かれた展望台に着いた。

山頂のアンテナ 展望は霞んでいた

 展望所から南には先ほどまで立っていた山頂のアンテナを眺める事ができた。東には中ノ島の海士町が見えているが、雲が多く霞み気味の展望である。15年前と同じような景色が目の前に蘇る。椅子に腰掛け、展望をしっかり眺めた後、下山を開始した。下山は元来た道を引き返し、焼火山の分岐は右道をとる。

シモツケソウ 石塔

 横木の階段の続く急な坂を下り、足下にピンクのシモツケソウが美しい。やがて坂の傾斜が緩み、焼火神社の鳥居の前に着いた。登山時に分岐した道と合流し、コンクリート階段を下り駐車地まで帰り着いた。焼火山登山を終えて、次は国賀海岸へ向かう。

焼火神社
奥の院
山頂標識
焼火山山頂
展望地から眺める風景
アンテナの建つ山頂

サイハイラン

シモツケソウ

 前の山 金光寺山 を見る

 次の山 摩天崖 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 島根県西ノ島町 焼火山 登山口付近のMAP
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