トップに戻る 2023年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
朝の鏡浦もとても凪いできれいだった。朝食前の散歩を終えてホテルに戻り、朝食を摂った。ご飯にきんぴら、いかの塩辛にもう一品と味噌汁で、とても美味しかった。ご飯はおかわりまでしてしまった。荷物を持って観光協会まで移動、この途中で隠岐汽船発祥の地を見学。明治28年にこの海士の地で隠岐汽船は誕生したそうだ。
鏡浦大橋を渡り観光協会に着きEバイクを借りた。レンタル時間は3時間である。荷物を預け、小さなリュックに飲み物を入れて出発、最初に向かったのは隠岐神社で、石鳥居を潜り、歩いて拝殿まで行きかけたが拝殿までの距離が長いので横の道をEバイクに乗って向かった。
すぐに隠岐神社の前に着き、拝殿に参拝。前回家族でこの神社に参拝後、神社を出発しようとしたら、スコールのような雨が降り始め、しばらく神社にいたことが懐かしい。当時は後鳥羽上皇が「もう少しここに居れ」と言っているような気がしていた。神社を出発、後鳥羽上皇腰掛けの松を眺め、次は本日最初の山の金光寺山へ向かう。
金光寺山まで1kmの案内を確認して南へ続く鋪装道を進む。すぐに左へ続く道が現れ、金光寺山の案内に従い左の分岐に入る。木漏れ日指す道を進んでいると「隠岐しぜん村」の手製の案内が置かれていた。ホタルカズラの案内を過ごすと左に隠岐しぜん村の建物が現れた。
施設内には幼児もおり、託児施設となっているのかも知れない。それよりも驚いたのが施設前に止まっている車のナンバーでほとんどが他県ナンバーだった。しぜん村を過ごし坂を登れば広く平坦な場所に着いた。展望自体は限定的だがとても明るい広場である。海士町千本桜の案内を眺め、急な坂へ向かう。
ゆっくり歩きで高度を上げていると左右に山道が分岐しており、石仏が祀られていた。74番と石仏に彫られていたので八十八ヶ所巡りの石仏かも知れない。もう少し高度を上げれば再び広く平坦な場所を通過、この先で展望地と金光寺との分岐に着く。最初は展望地方面から山頂を目指すコースをとってみた。
石仏を眺め、擬木階段を登る。ピークを越えれば広い遊歩道歩きとなり、道なりに進んでいると山頂周囲を周回するようになっていた。そこで遊歩道を離れて山頂方面へ向かってみた。植林の先でキンランとササユリの群生地の案内板を過ごし、更に進むと祠が祀られていた。この祠の付近が最高点で金光地山の山頂と思われる。
北にある展望地に向かってみると家督山、中ノ島の別府港などを眺めることができた。展望に満足できたので下山を開始。急な坂を一気に下り、途中の展望地から焼火山を眺めたが、やはり焼火山は雲に包まれていた。
金光寺入口バス停まで引き返しEバイクを返却する時間まで残り1時間となったので明屋海岸はあきらめて菱浦港まで引き返した。菱浦港に着きバイクを返却後近くの店でお弁当を買い昼食とした。昼食後に内航船のいそかぜUに乗り込み中ノ島の別府港へ向かった。
山頂に祀られた祠
日本海
前の山 家督山 を見る
次の山 焼火神社と焼火山 を見る