鷹子山(たかのこやま)山口県下関市豊田町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年4月29日 登山口 →0:25→ 尾根鞍部 →0:30→ 山頂 →0:25→ 尾根鞍部 →0:15→ 登山口 全歩行時間 1時間35分 山口県下関市の山歩き、今回は旧豊田町の鷹子山へ向かう。登山の起点は道の駅の「蛍街道 西ノ市」で、登山前に昼食用の山菜弁当を購入。本日は金光康資さんの著書、「防長山野へのいざない」の中の、×印の山(踏み跡が無いか不明瞭、ヤブこぎを強いられる箇所もあり、経験者の同伴が必要なヤブ山)へ向かうため、今まで以上に気合いを入れ、道の駅を出発する。
道の駅の前を通る県道34号を木屋川沿いに約600m北上し、「豊北19km」の案内に従い、信号のある交差点を左折する。この先で、信号のあるT字路を右折、国道435号に入り、道なりにしばらく進む。
やがて八道地区に着き、左に豊田中警察官駐在所、ガソリンスタンドを眺め、八道バス停の左に豊田中公民館を過ごす。この先の分岐に立つ「鷹子入口」の看板を確認し、鷹子地区へ向かって分岐を左折する。当日は入口に手打ち蕎麦の案内も置かれていた。少し進むと右にそば屋さんを過ごすが、このお店は午後3時までの営業で、定休日は毎週水曜・木曜と掲示されていた。
更に舗装道を進むと、正面に鷹子山の勇姿が現れる。中央の一番高い場所が山頂と思われ、青空にそびえる鷹子山がおいでおいでと招いているように感じる。そのまま道なりに進めば、立派な農道を横切る。
農道の先で梨狩り・ぶどう狩りで有名な阪田農園への分岐を過ごせば、中央に鷹子地区のゴミステーションを挟んで左右に道が分岐する。この分岐は右道を採り、最奥民家前に架かる橋を渡って華山へ続く林道鷹子線に入る。
細い林道を慎重に進み、鷹子山へ一番近い場所で、林道は大きく左にカーブする。このカーブの手前で正面へ続く作業道があり、この場所が鷹子山への登山口である。右に広い場所があるので車を置き、登山を開始する。
「水源かん養保安林」の案内を確認し、車止めの横を通って作業道に入る。未舗装道はすぐにコンクリート舗装に変わり、右に最初の堰堤を過ごせば、この先作業道は左にカーブし、すぐに折り返すと左には新しい堰堤が現れる。
堰堤の右へ向かうと、作業道は左右に分岐するが、私は右の道を採った。植林帯の下には多くの苗木が植えてあり、この苗木を植えるための明確な作業道が続いている。そのまま作業道に沿って谷の奥へ向かい、この先から急な坂を登る。
足下には小石が多いため、慎重に高度を上げると、間もなく尾根の鞍部へ到着する。周囲を見回せば尾根道が明確で、とてもうれしくなる。鞍部を右折、左に石杭を過ごし、明確な尾根道を進む。足下には破れ傘の群生地が多く、ただ歩いているだけで楽しくなる道が続く。
足下に岩の多い場所(520mピーク)へ着き、南西方向を眺めると、以前鳴滝山などから眺めた建物が木の間越しに見えている。方向から推測すると京ヶ嶽のようだ。いずれこの山へも行ってみたいと思っている。
さて。左植林帯、右自然林と明確に区分された尾根道を快適に進むと、枝打ちされた木々が足下に多く、左右に迂回しながら高度を上げる。やがて東へ続く尾根との合流点に着き、進路を左に変える。
一旦鞍部へ下って登り返すが、明確なる道が見つからない。そこで一旦左方向へ迂回して樹林の下を直登、その後右方向へ移動すると、明確なる道と合流した。結局登山道の入口付近がヤブ状態になっているため、踏み跡が不鮮明になっていたようだ。
明確なる道を辿ると、途中には倒木等により南方面へ視界の広がる場所がある。この付近からは木の間越しながら、アンテナの建つ華山を眺める。更に高度を上げれば、三等三角点の置かれた鷹子山の山頂へ到着。山頂は三方を樹林に囲まれ、唯一東へ展望が開けているが、黄砂の影響により霞気味の展望である。
鷹子山の山頂風景 山頂ではちょうど白い花が満開で、とても美しい。華山などを木の間越しに眺め、小休止の後山頂を出発する。下山は元来た道を引き返す。途中で遠く西の山に風力発電施設、京ヶ嶽に建つ施設等を眺める。この先も明確な道が続いているので何事もなく登山口に戻った。 蛍街道 西ノ市から眺める鷹子山 ヤブレガサの群生 山頂 山頂に咲くミヤマシキミ 前の山 吉田城山 を見る 次の山 勇山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県下関市豊田町 鷹子山 登山口付近のMAP |