高森城址(たかもりしろあと)山口県岩国市北中山 

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2011年1月 8日の谷口コース〜長角コースを見る
2024年3月16日
登山口駐車場→0:10→高森城址→0:07→登山口駐車場
全歩行時間 0時間17分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 美和町北中山にそびえる天狗山登山の後、13年前に登った高森城跡へ向かう。当時は麓から城山へ登り、周回して生見八幡宮に参拝して登山口へ戻っているが、今回は簡単に山頂に立つことにできる林道終点まで車で入り、登山をする。
牛ヶ多和西で見つけた案内 岩国市生活バス牛ヶ多和東バス停
牛ヶ多和東バス停前を右折 高森城址へ続く鋪装道

 林道へ向かう起点を美和町生見の美和郵便局とすれば、県道2号岩国佐伯線を北へ進み、岩国生活バスの志谷停留所手前を左折して県道59号岩国錦線に入る。そのまま道なりに進み、途中で県道は左に折れて本郷へ向かうが、かまわず北上する。途中で牛ヶ多和西バス停を通過、更に北へ進むと牛ヶ多和東バス停へ着く。ここで東へ続く鋪装道に入れば、この作業道の終点が高森城址の登山口である。

作業道終点駐車場 高森城址の案内(クリックで拡大)
登山開始 つづら折れの道を登る

 登山口に置かれた案内を眺めて落ち葉の目立つ登山道に入る。入口には杖が置かれており、滑る道にはとても重宝する。左右に折り返しながらつづら折れの坂に取り付く。足下には大量の落葉が堆積しており、ずるずる滑りながら高度を上げる。周囲には落葉の疎林が続き、樹間越しに周囲の山々を眺める。

背後に広がる山脈 坂の傾斜が緩む
樹間越しの羅漢山 城址手前
南第83番霊場 石仏が祀られている

 北には特徴的なレーダードームが山頂に置かれた羅漢山を見つけることができた。次第に高度が上がり、斜度が緩くなれば山頂は近い。大師堂が見えて来たので近寄ると大師堂の中には石仏が祀られていた。

高森城址の風景
朽ちた標識 13年前の標識

 大師堂を過ごして平坦な山頂に立てば、周囲に樹間越しの展望が広がっていた。前回と同様、落葉の時期でさえも城跡からの展望は限定的である。高森城跡の標識の白地がとてもまぶしかったが、今回はかなり朽ちていた。これが過ぎた年月を感じさせるものである。

長角地区への下山道 13年前は鳥居が建っていた

 山頂から眼下に民家を見下ろした後、下山を開始し、すぐに駐車地に帰り着いた。13年登った山頂はとても懐かしく、当時単独行で登った事を思い起こす。帰りに長角地区へ下る分岐を確認、当時の記憶が蘇る。今回はわずか10分の高森城跡登山だったが、充実した気分である。

生見八幡宮に参拝
本郷の東大寺 当村餓死人三百人之墓(案内をクリックで拡大)

 その後は周辺散策で、前回登山の際に周回した生見八幡宮へ参拝、本郷地区へ向かい、曹洞宗東大寺に着く。ここには当村餓死三百人の墓があり、享保17年(1732)の享保の大飢饉の際にイナゴやウンカの被害により多くの村人が無くなったため、中世にこの墓が積まれたことが案内されていた。

高森城址へ続く道
南第83番霊場

高森城址 東から西を眺める

高森城址 南から北を眺める

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県岩国市北中山 高森城址駐車場 登山口付近のMAP
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