トップに戻る 2022年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:15→ 高瀧観音 →0:20→ 高瀧観音入口 →0:10→ 駐車地
なお、高瀧山の登山口を目指すには「長門市油谷斎場」を目印にすると良い。また、駐車地の反対側には水源かん養保安林の案内が置かれているので目印となる。この先砂利道を歩くが、荒れているわけでは無く、そのまま車に乗って高瀧観音入口まで進むことも可能である。私はこの道路事情が分からなかったため、地道に砂利道を進んだ。
すぐに作業小屋を右に過ごし、何も心配の無い道を進む。伐採地に着くと南に高瀧山がそびえており、伐採地には檜が植林されていたが、鹿が苗木を食べないよう苗木の周囲は網で覆われていた。
更に進むと石仏を2体過ごし、周囲に咲く満開の桜を眺めながらのどかな山旅が続く。やがて高瀧観音の入口へ到着、入口には石仏と不動明王が祀られていた。少し右に回り込んで不動明王と石仏に頭を下げ、朽ちた鳥居を潜る。
参道の右側にシダが目立つが、全てきれいに刈り払われ、歩行には全く支障が無い。道案内の石仏に頭を下げながらの参拝が続き、足下には擬木階段がしっかり整備され、歩きやすくなっている。
やがて今まで隠れていた高瀧山が現れ、左右のピークを持つ山である事が目視できた。この先石仏に導かれながら進むと、岩の目立つ先に高瀧観音が現れた。高瀧観音本堂に参拝し裏手に回ると大岩の目立つ場所には石仏が祀られていた。明るい高瀧観音の参拝を終え、いよいよ高瀧山の山頂を目指す。
石仏の祀られた岩上から山頂へ続く尾根道へ向かって歩きやすい場所を進む。途中でシダの目立つ場所もあるが、西側の山頂部へ向かえば難なく尾根へ着いた。
西から東へ続く尾根道には手強いシダが繁っているため、大幅に南へ迂回し、わずかに鞍部へ下った後、山頂部へ向かう。シダに行く手を阻まれながらも尾根まで着くと、先人の踏み跡が残っていた。
さて、問題の三角点探しだがいくら探しても見つからない。シダの枯れたところもあり、この中に入ると乾燥したシダが身体中に降りかかるがかまわず捜索を続けた。約30分程度シダと格闘したが、結局見つからない。三角点付近を歩いていることは間違いないため、これで高瀧山には登頂しているのだろう。ケガや事故の無い内に下山を開始した。
ただし、手強いシダは下山時にも行く手を阻む。下山の際にはシダを中央突破で西峰手前から高瀧観音へ下った。高瀧観音へ登山の無事を報告して下山を続け、妙見山から千畳敷へ続く展望を楽しみながら作業道へ下り、駐車地まで引き返した。三角点が見つからなかったのが残念な高瀧山である。
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