トップに戻る 2022年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
更に道なりに西へ3.4km進むと広域農道の案内が現れるので左折。この農道を1.3km進み久富川に架かる杣地橋を渡り、この先の分岐を左折、この入口には「渓流オープンカフェだいだいの花」の案内が掲示されていた。この案内のある場所から500m南下すれば右に熊野岳へ続く作業道を見つける。
作業道入口の少し先に駐車スペースがあるので車を置いて登山を開始。右の電柱にNTT有宗53、中電アリムネ13を見て左へ続くコンクリート鋪装の作業道に入る。10分足らずで左右の分岐に着き、正面に熊野岳の山頂部を眺める。
山頂の中央が凹んでおり、右の斜面が急登であることを事前に確認できた。分岐は右道をとりすぐに堰堤を過ごす。更に進むと作業道上に小石が増え、この先からは車高の高い車で無ければ進入がためらわれる。
やがて作業道終点に着くが、そのまま谷を詰め、右の植林の中に斜めに続く道を見つけ、この道に入る。そのまま道なりに歩きやすい場所を見つけて高度を上げ、シダの茂る道に着く。これから先はシダを左右に迂回しながら南西に向かって高度を上げる。
尾根の中央にはシダが目立つため、歩きやすい右側を辿り高度を上げる。急登を乗り切れば緩やかな傾斜に変わり西側のピークに着く。西のピーク周囲には石が目立ち、一旦鞍部に下って登り返すと南西から明確な道が続いていた。
山頂に向かって東へ進むと、途中でシダが行く手を阻むが、ここまで来たら中央突破。山頂手前で人工的に作られた溝を越えれば三等三角点の置かれた明るい熊野岳の山頂に着いた。
山頂からは北に風力発電施設と妙見山が見えており、南東にもわずかに展望が開けているが樹間越しである。山頂手前の溝だが、山頂先にも同様の溝があり溝が山頂周囲を取り囲んでいるようだ。防長山野へのいざない(金光康資著)には一説として「旧日本軍の監視所があったとされている」ことが書かれているが、詳細は不明のようだ。
山頂を出発し、下山を始める前に少し南西に下ってみると、南に一位ヶ岳、右に天井ヶ岳、更に風力発電施設の建ち並ぶ白滝山を見晴らす展望地になっていた。明るい展望と、後ほど登る予定の高瀧山手前にそびえる346mピークを確認して元来た道を引き返した。
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