トップに戻る 2021年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:45→ 448m標高点 →0:35→ 登山道入口
萩市から美祢市側へ進むと「またきて!維新とマグマの胎動の地へ」の案内を過ごす。すぐに標高246mの雲雀峠を通過、美祢市に入る。今度は「マグマの台地からサンゴの台地へ」の案内があり、ここで県道を渡ると、着いたところが高羽山登山道入口である。入口には古い高羽山への案内が置かれていた。
中に入るとサカキ畑の手入れをされている方がおり、熊に気をつけるよう注意を受けた。登山道はしっかりしており、とても歩きやすい。そのまま道なりに進むと途中で左上の分岐に入る。
右下に沢を見るが、奥へ進むにつれこの沢が近くなる。やがて右に大岩が現れると前方に公社造林地蔵原事業地の案内が見えてきた。この手前で右上へ分岐する目印が続いていたので沢を渡り、急登へ向かう。急登と言っても斜度がきついのはわずかで、最初は木々をつかんで登っていたが、すぐにその必要は無くなった。
目印のテープが続いているので、道を間違えることも無く、少しずつ高度を上げる。足下には背の低いシダが多いものの、歩行に障害は無い。やがて進路は南へ向き、傾斜も緩んで歩きやすくなる。
この先で樹間越しに展望の広がる場所に出たが、山名は解らなかった。鉄塔も続いていたので宮蔵合岳付近かも知れない。快適な尾根道を南へ進んでいると進路は東に変わり、この付近から急に目印が無くなった。途中にテープなどが足下に捨てられていたので、わざわざこの付近のテープを外したのかも知れない。
わずかに高度を上げれば448mの標高点へ到着、樹間越しに高羽山を眺めて南へ続く道に入る。この付近から下山に備えて最低限のテープを巻いて進むことにした。植林帯の下を進み、時折国有林の表示のある石杭を過ごす。間もなく目印のテープが進行方向に続き始めた。これで少し緊張感が取れ、目印にしたがって南へ進む。
歩きやすい場所を探しながら進めば大丈夫なので、道を間違える心配は無い。しばらく進んでいると、高羽山が進行方向の左(東側)にそびえてきた。この付近は比較的平坦な道で、そのまま南へ進んでいると、進路は左の谷に続いていた。
そこで、東側へ進むと沢を渡るようになり、この先から坂を登る。この付近にもしっかりテープが続いているので、目印に従い少しずつ高度を上げる。やがて進路は北東へ変わり、緩やかに東へ向く。
進行方向に樹林が茂り、歩き難くなってきたので少し南側へ迂回していると、突然二等三角点が見えた。山頂付近に樹木の枝が張りだしていたので周囲をきれいにして記念撮影。山頂付近は樹林の背が高く、展望は樹間越しとなっていた。山頂から南を眺めるとアンテナを乗せた山が見えていた。方向からすると西鳳翩山なのだが遠すぎて自信が無い。
余り展望も期待できないのですぐに下山を開始。下山は元来た道を引き返すだけなのだが、下山時にはしっかり目印を確認しないと道を間違えそうな所が多い。多くの目印がつけられているのは、下山時に道を間違えることが多いためと思われる。私は3回登山道を外れてしまい、その都度目印を確認するため引き返した。高羽山は最後まで気の抜けない山である。
雲雀峠まで下りて次に雲雀山へ向かったが、この途中でストックを落としてしまい、ストック探しに時間がかかったことと、当日の暑さのため熱中症になったという自覚があったので、雲雀山の登山は後日に変更とした。登山に無理は禁物である。
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