行者山(ぎょうじゃさん) 山口県田布施町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2005年4月10日(日曜日) 田布施 行者山 138回目 161座目 登山口 専福寺駐車場 ガイド本 金光康資著 防長山野へのいざない 登山開始 8:32 山頂到着 9:03 下山開始 9:22 下山終了 9:41 登山時間 0:31 山頂滞在時間 0:19 下山時間 0:19 所要時間数 1:09 昨日の天気予報では朝から大雨だと言うことだったが、朝から晴れている。天気予報がずれているようだ。午後から雨という予報を信じて低い山に行くことにした。まずは田布施の行者山を目指し出発した。県道22号を柳井方面から田布施方面に向かい波野の交差点を右折し国道63号に入る。左手に晃和興産のガソリンスタンドを見たらすぐ右折する。道免踏切を渡りそのまま道なりに前方の行者山方向に進んで行く。右手に防火水槽が見えたら右手に登山口の専福寺が見える。車は専福寺の駐車場に置いて登山の用意をする。
お寺の側では桜が満開でとても綺麗だ。専福寺に参拝して本日の登山の無事を祈願して出発する。専福寺の山門を降りるとすぐ左手に第二奇兵隊波野陣屋井泉跡の碑があり、この書は岸信介元首相によるものと書いてある。専福寺を後にして舗装道をNTTのアンテナ方向に行く。何の心配もない舗装道を歩いて行くと峠に着く。ここまで専福寺から10分の行程である。
左側にアンテナを見てその反対方向の右側に山道が続いている。よく踏まれた道をゆっくりと進んで行く。一旦坂道が急になるがすぐに緩やかになる。いくつか分岐があるが大きい本道を進んで行く。周囲には展望が無く、すぐに中電鉄塔を右に見る。この付近には山ツツジが咲いており綺麗だ。
その先は竹藪となり、分岐は右に取る。この竹藪も他の山と同様昨年の台風による倒木被害が甚大である。倒木を避けながら竹藪帯を進むと坂が急になる。舗装道の峠から15分で専福寺横からの山道と合流する。ここからは少し道が細くなるが歩きやすい道となり、坂をジグザグに折り返して進む。合流点から5分でブロック造りの行者堂を過ぎて山頂に到着した。
山頂風景 楽しみにしていた山頂の桜はほとんど散っており、残念な花見となった。その代わりに山頂にはワラビがたくさん生えており、摘んで帰れば酒の肴となりそうだ。山頂からは南方面の展望が開けており、田布施の街並みがよく見える。田布施川から平生湾、その上の大星山から馬島まで展望することができる。また、眼下には田布施駅を出た電車がゆっくりと柳井方面に進んでおり、まるで箱庭のような景色が広がっている。ただ残念なのは、風が強いために山頂の残り少ない桜の花びらも飛ばされていた事だけである。 田布施行者山から田布施方面の展望 山頂眼下の展望 山頂よりの展望を楽しんだ後、山を下りていると空から桜吹雪が舞い降りて、足下に無数の花びらが降り積もり、ものの哀れを感じながらの下山となった。途中では春ならではの花の競演で、この時期は桜だけでなく色々な花が咲いており、花を愛でながらの山歩きが楽しい。途中で登ってきた方向とは別の専福寺に直接向かう道を取り、歩いて行くことにした。 小さな花を観賞 分岐が多くて逆に登るときには迷うような道が続いている。次回登るときのためにしっかりと道を記憶しながら降りて行くことにした。大きな岩を抜けて急な坂を降りてゆくと周囲は竹林となり、その先では道が分岐しているが右の道を取る。すぐに道は荒れてくるが道はしっかりしている。上を見ると山桜の巨木から桜が降っている。その先に行くと右からの道と合流してる。合流点から右の道を振り返ると赤いテープが貼られているが道は荒れているようだ。そのまま降りて行くと舗装道に出る。道は右に取って歩いて行き、突き当たりを右折すると登山口の専福寺に到着した。
大汗をかいたので服を着替えているとウグイスが綺麗な声で鳴いていた。桜とウグイスのと取り合わせだった。専福寺に登山の無事を報告して田布施行者山の登山を終了した。引き続き登った多賀山からの帰りに田布施波野交差点に寄り、パチンコ店から双眼鏡で田布施行者山を見ると山頂のブロック造りの行者堂を確認することができた。 行者山 菜の花 山頂の桜 大星山 眼下の展望 平生湾 前の山 岩国市 物見ヶ岳 を見る 次の山 多賀山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 田布施行者山 登山口付近のMAP |